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Googleマイビジネスの活用

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最終更新日:2021/12/24
Googleマイビジネスの活用

こんにちは!Mtameの洪です。

本日は「Googleマイビジネス」についてお話しします。会社名で検索した際の地図などに影響する箇所なので、ぜひ仕組みを理解していってください。

この記事で学べること
・Googleマイビジネスとは何かがわかる
・Googleマイビジネスをなぜ活用すべきかわかる
・Googleマイビジネスを始めるための最低限の知識が身につく

Googleマイビジネスとは

Googleマイビジネスとは、Googleプレイスと、Google+ローカルページと呼ばれるWebサービスが統合され、2014年から開始されたサービスです。

Googleの説明では、

「Googleマイビジネスは、Google 検索や Google マップなど Google のサービスにビジネスやお店などの情報を表示し、管理するための無料のツールです。」

とされています。

たとえば、パソコンで会社名を検索したとき、以下のように、検索結果の右側に企業情報を表示し、この企業情報をGoogleマイビジネスを利用して管理することができます。

image7-3.png

 

Googleマイビジネスを活用するメリット

検索結果からダイレクトにユーザーへ企業情報を伝えられるので、近年はこのサービスを活用する企業が多くなってきました。

Googleマイビジネスを活用するメリットは、以下のものがあげられます。

・指名検索されたときのユーザビリティ向上
・Googleマップ、Google検索での表示される情報を管理できる
・口コミを集めることができる
・MEOに有効

それでは、それぞれ詳細に見ていきましょう。

・指名検索されたときのユーザビリティ向上

前述した通り、Googleマイビジネスに正しく登録すると、社名で検索した際に、所在地、電話番号、営業時間などの会社情報が検索結果上にダイレクトに表示されます。

そのためユーザーは、Webサイトに訪れることなく会社の情報を手に入れることが可能です。

特にスマホであれば、検索結果からボタン一つで、現在地からの経路案内や、電話をすることができる便利なものとなります。

・Googleマップ、Google検索での表示される情報を管理できる

Googleマップ、Google検索の検索結果で直接表示される情報は、Googleマイビジネスからでしか編集することができません。

たとえば、会社の移転があったときなど、検索結果に表示される情報をGoogleマイビジネスから変更、管理することができます。

また、基本情報のみでなく、イベント情報やクーポン情報もタイムリーに更新することも可能です。

・口コミを集めることができる

Googleマイビジネスでは、一般ユーザーによる口コミの投稿ができます。
5点満点で点数をつけることができ、ユーザーからつけられた点数の平均が検索結果に表示されるようになっています。

また、点数のみでなく、テキストや画像を投稿することができたり、ビジネスのオーナーが口コミに対してコメントしたり、口コミに対して一般ユーザーがいいねボタンを押したり、口コミを共有することもできます。
自社サイトだと、どうしても情報が一方通行になってしまいがちですが、Googleマイビジネスであれば、客観的な意見で顧客満足度の高さをアピールできます。

・MEOに有効

MEOとはMap Engine Optimizationの略で、Google Mapを対象とした地図エンジンにおいて最適化を図ることで、「ローカルSEO」ともよばれます。

たとえば「Web制作会社」で検索した場合、東京と北海道では結果表示が異なります。
そのため、自社のビジネスが東京で展開されているのであれば、東京で検索された際に上位に表示されることを目指す必要があり、このことをMEOと呼びます。

MEOは、地域密着で事業を展開する企業には必須の施策となります。MEOで検索順位に影響を与える大きな要因として、「Googleマイビジネス」への登録や、そこからのWebサイトへのリンク、口コミがあります。

このように、様々なメリットがあるGoogleマイビジネスですが、無料で登録することができるので、特にお客様に来店してもらうビジネスを行っているのであれば、必ず登録するようにしましょう。

Googleマイビジネスの活用手順

続いて、Googleマイビジネスの始め方から、上手に運用するために必要なことを解説します。

以下の順番で行っていきます。

・Googleマイビジネスに登録する
・PINコード確認を行う
・情報を記入する
・口コミを集める仕組みを作る

こちらも1つずつ解説していきます。

・Googleマイビジネスに登録する

Googleマイビジネスへアクセス後、画面中央の「Googleに登録」を押します。


image1-3.jpg



するとGoogleの地図が表示されるので、検索窓で会社の住所を入力し、検索します。


image2-3.png


登録されていない場合、「見つかりませんでした」と表示されるので、下部の「ビジネスの詳細を記入する」を選択して企業情報を記載していきます。設定が完了したら「続行」をクリックします。




image2-3.png




続いて確認画面が表示されるので、入力内容、利用規約を確認し、問題がなければ利用規約にチェックをつけ、「続行」をクリックします。最後に「コードをハガキで受け取る」をクリックします。


image3-3.png

・PINコード確認を行う

「ハガキを送付」を選択すると、Googleが郵送リクエストを承認した旨が表示されるので「続行」をクリックし、一旦PINが届くのを待ちます。

※このPINコード確認が完了しないと GoogleやGoogleMapの検索結果に表示されないので、必ずハガキを受け取り、登録を完了させましょう。

無事ハガキが届いたら、GoogleマイビジネスからGoogleページへアクセスします。

image4-3.jpg


ハガキに記載されたPINを入力して、「送信」をクリックすると、「完了しました」と表示されます。

image2-3.png

・情報を記入する

 完了後、Googleマイビジネスに移動します。あとは、ページ上部の「編集」からWebサイトのURLや営業時間な、ど検索時に表示される企業情報を追加し、完了となります。

ここで、webサイトのURL、電話番号は一つだけ登録するように注意しましょう。
※なお、これらの情報は、複数登録することは禁止されています。

なお、Webサイト上では「NAP情報※」の表記をすべて統一させた方が良いといわれているため、自社サイトと同じ表記で登録しましょう。
※NAP情報…Name(店名や会社名)、Address(所在地)、Phone(電話番号)

登録できたら、自社で運用しているWebサイトやSNSなどからリンクを張ります。

image2-3.png



情報をすべて登録すると企業情報の欄が100%と表示されます。もし企業の住所等に変更があった場合、これが90%となり、変更を促す表示がされるので、定期的に確認してユーザーへ正しい情報を提供し、あなたの会社を見つけてもらいましょう。

・口コミを集める仕組みを作る

ローカル検索結果は、Googleマイビジネス、エキテン、Yahoo!、ぐるなび、食べログ、トリップバイザーなどの口コミとも連動しています。
これらのサイトで人気のある店舗はGoogleから「紹介に値する」と評価され、上位に表示されやすくなります。(2020年4月現在)

来店者の上記サイトへの口コミ投稿を促すために、Webサイトへ飛べるQRコードを発行してポイントカードや会員証、フライヤーなどに印刷して配布したり、プレゼントや割引のキャンペーンを実施したりといった施策に取り組みましょう!

口コミサイト以外でも、個人のSNSやブログなどでお店について紹介されることを「サイテーション」といい、やはりMEOの評価が上がるといわれています。

必ずしもリンクが張られる必要はなく、お店の名前などが含まれていることが評価につながるようなので、こちらもキャンペーンなどで対策するのがおすすめです。 

また、投稿された口コミに対して店舗側が返信できる仕様の口コミサイトでは、できる限り返信して「丁寧さ・ホスピタリティ」をアピールすると良いでしょう。

マイナスの口コミを書き込まれた場合も真摯に対応し、サービス改善につなげていきます。悪い口コミも、良い口コミが集まる店づくりに活かしましょう。

ペナルティにつながるGoogleマイビジネスでの違反行為

Googleは様々なサービスを提供していますが、どのサービスに関してもGoogleがガイドラインを設けており、遵守しないとペナルティを受けることとなります。

Googleマイビジネスも同様に、「Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン」に違反した行いをすると、ペナルティを受けてしまいます。

そのため、Googleマイビジネスを活用する際には、どういったことが禁止されているのかを把握し、注意して運用する必要があります。

ここでは、注意しないと知らぬ間に行ってしまうかもしれない、よくある違反行為について解説していきます。

・事業形態が不適切
・ビジネス名への不要な情報の記入
・口コミの偽装
・広告表現の誇張

それでは、詳細をみていきましょう。

・事業形態が不適切

Googleビジネスは、特定の場所をもつ事業のみなので、オンラインのみの事業や、特定の場所で行われない事業はGoogleマイビジネスを利用することができません。
また、不動産の賃貸や販売の事業も利用することができません。

・ビジネス名への不要な情報の記入

Googleマイビジネスを登録する際は、「ビジネス名」にもご注意ください。「Mtame株式会社」のような正式名称、あるいはもっとも認知されている名称を登録します。

ここで、たとえば「国産MAツールでシェアNo.1のMtame株式会社」のように固有名詞以外の言葉(キャッチコピーなど)を含めたり、「新宿駅から徒歩10分!〇〇レストラン」のように立地を含めたりするのはNGなので注意してください。

・口コミの偽装

利用したお客様による自然な口コミではなく、自作自演による口コミをすると、ペナルティを受けることになります。

口コミを増やしたいときは、来店したお客様から公正な口コミを獲得できるように工夫するのがよいでしょう。

・広告表現の誇張

間違った内容や、誤字脱字、キーワードの羅列を行うことも、ペナルティにつながります。「すべて 50% 引き」、「人気のベーグルを 5 ドルで販売」などの過度な広告のフレーズも使用できません。また、Googleマイビジネスでは、webサイトの欄以外でリンクを使用することも不可能です。

Googleマイビジネスについて開設してきました。無料から登録が可能なので、本記事で概要を理解したらさっそく登録してみましょう。

続いては、マーケターなら習慣にしたい情報収集についてお話しします!


次の記事:情報収集を定期的に行おう!

前の記事:SEOで使える無料ツール





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