コンテンツマーケティングのおすすめ本15選!基本から実践、分析方法まで

コンテンツマーケティングのおすすめ本15選を紹介します。本記事の前半は、【基本編】として体系的・網羅的に学べるコンテンツマーケティング本、Webコンテンツマーケティングに特化したおすすめ本を紹介。後半では【実践編】【SEO編】【Googleアナリティクス編】に分けて、それぞれのジャンルでWeb担当者に支持される人気本を紹介しています。
目次
コンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングとは、見込み顧客や既存顧客に対して、有益で価値のある情報を提供し、良好な関係を築くためのマーケティング手法です。
ポイントは「広告ではない情報」を届けること。「買ってほしい」「いまなら割引」といったアプローチをするのではなく、顧客の悩みを解決する情報を発信したり、商品を使って魅力的に活動する人物を特集したりと、顧客の興味を引く情報を発信して、自然と「買いたい」と思うように働きかけます。
このアプローチは近年、BtoC/BtoB問わず非常に重要視されています。
価値のある情報を継続して発信することで、信頼できる企業、良く見かける親近感のある企業として認識してもらえるほか、コンテンツを通じて顧客とのコミュニケーションを深めて、リピート率の向上や顧客のロイヤリティを高めることも可能です。
検討期間が長いBtoB商材は特に、顧客と継続して接触できる手法として重視されています。
コンテンツマーケティングの目的は、長期的な顧客関係の構築と持続的な収益確保です。興味関心が多様化した現代社会では、単なる広告だけでは十分な結果が得にくくなっています。質の高いコンテンツを通じて顧客とつながることは、現代におけるビジネス成功の新たな道筋といえるでしょう。
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コンテンツマーケティングの基礎知識が身に付く本【基本編】
コンテンツマーケティングは、現代のビジネスでますます重要な役割を果たしています。効果的なテクニックを学ぶためには、良書を参考にするのが最適です。特に、初心者から中級者向けに設計された本は、基礎知識の習得に非常に役立ちます。
ここでは、コンテンツマーケティングの基礎を身に着けたい人、体系的な知識を得たい人におすすめの本を紹介します。
いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り
「絶対に挫折しない」をコンセプトにした、コンテンツマーケティングの基礎知識から実践的な手法まで幅広く学べる一冊です。
「なぜコンテンツマーケティングが必要なのか」という概念的な話や、動画、メール、ホワイトペーパー、オンラインセミナーなどのコンテンツの種類や特徴といった基礎的な話が充実しています。
さらに、マーケティング戦略の立て方、KPI設定、コンテンツの影響力を最大化する方法など、実践で役立つ手法も豊富です。これ1冊あれば、実務に役立つコンテンツマーケティングの基礎知識が網羅できるでしょう。

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【目次】
- コンテンツマーケティングの考え方を理解しよう
- コンテンツの種類や特徴を理解しよう
- 顧客視点のマーケティング戦略を立てよう
- 読み手に響くコンテンツの作り方を理解しよう
- 制作したコンテンツの影響力を最大化しよう
- KPIを設定してPDCAサイクルをまわそう
- ひとつ上のマーケティングへ
著者はコンテンツマーケティングを強みとする株式会社イノーバ 代表取締役社長 宗像淳氏とマーケティング部リーダー 亀山將氏。コンテンツマーケティング最前線で活躍する2人の知識がふんだんに盛り込まれています。
コンテンツマーケティングの教科書
コンテンツマーケティングに取り組みたい初心者、中級者に向けて作られた『コンテンツマーケティングの教科書 “売れる秘訣”はコンテンツにある!』。
「コンテンツマーケティングとは?」「生まれた背景」といった概念や、「読まれるコンテンツの作り方」「ペルソナやカスタマージャーニー」「効果測定」「営業とマーケティングの連携」など、実践的な内容まで紹介しています。さらに、マーケティングに関する専門用語を解説しているのも特徴です。
本書は特に、「BtoBマーケティング」を軸としているのもポイント。コンテンツマーケティングの基礎知識を押さえながら、BroBならではの要点やコンテンツマーケティングに成功している企業事例も学べます。

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【目次】
- 1章 コンテンツマーケティングを理解しよう
- 2章 コンテンツマーケティングを始めよう
- 3章 BtoBの「顧客」を理解しよう
- 4章 コンテンツについて理解しよう
- 5章 コンテンツマーケティングを実践しよう
- 6章 効果的なコンテンツを作ってみよう
著者は日経BPコンサルティングが設立した、企業・団体・大学のコンテンツマーケティングを支援する専門集団「コンテンツコミュニケーション・ラボ」です。
エピック・コンテンツマーケティング: 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書
コンテンツマーケティングの第一人者とされる著者が、最小コストで最大の効果を上げるためのテクニックをまとめた本です。
コンテンツマーケティングの概念や「コンテンツマーケティングのビジネスモデル」といった知識のほか、「定期的に見てもらうには?」「ニッチを極める」「コンテンツの資産を見つけるために」「インフルエンサーの活用」などの実践方法を詳しく解説しています。
理論だけでなく実践的なノウハウも学べるため、初めてコンテンツマーケティングに取り組む人はもちろん、すでに実践している人も新しい発見が得られるでしょう。
小手先のテクニックではなく、「顧客のために何ができるか」を軸とした時代に流されないコンテンツマーケティングが学べる本です。

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【目次】
- 第1部 コンテンツマーケティング―古くて新しいもの
- 第2部 コンテンツの専門領域と戦略を定義する
- 第3部 コンテンツ・プロセスの管理
- 第4部 あなたのストーリーを売り込む
- 第5部 コンテンツを機能させる
著者であるジョー・ピュリッジ氏は、コンテンツマーケティングの第一人者として世界的に知られる人物です。実績豊富なマーケティングコンサルタントとして、さまざまな業界で成功事例を持っています。彼の実践に基づいた知識と経験にふれられる本書は、読者にとっての貴重な指標となるでしょう。
なお翻訳は、電通iPR局と電通パブリックリレーションズが手がけています。
オウンドメディアのつくりかた - 「自分たちでつくる」ためのメディア運営
どうしたら読者から愛されるメディアを作り、続けていくことができるのか。オウンドメディアを立ち上げ、運営するためのノウハウを凝縮した一冊です。
オウンドメディアとは何か、記事制作のフローとチーム編成、コンテンツの企画と製作、取材や肖像権、炎上についてなど、オウンドメディアを運営するうえで欠かせない知識がまとめられています。予算についてふれられているのも特徴です。
またケーススタディとして、「サイボウズ式」や「東京大学 中原淳研究室-大人の学びを科学する(現「立教大学経営学部 教授・中原淳『NAKAHARA-LAB.NET』」)「コカ・コーラ ジャーニー」などの事例も解説されています。

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【目次】
- 1 知る(なぜ、みんながメディアをやりたがるのか?、変化する、企業とメディアの関係、そもそもオウンドメディアってどんな役割でしたっけ?など)
- 2 作る(目的を明確にする、チームを作る、インフラ側の準備、コンテンツを作るなど)
- 3 育てる(運用が始まったら、スタッフのモチベーションをどう維持するか、 読者とのコミュニケーションなど)
- Appendix:オウンドメディアの可能性―対談:鷹木創×佐藤ねじ氏
著者はアイティメディアにて「ITmedia Biz.ID」(現ITmedia ビジネスオンライン)の
立ち上げに携わり、Engadget日本版の編集長をつとめた鷹木創氏です。
Webコンテンツマーケティングに特化したおすすめ本【基本編】
Webコンテンツマーケティングについて理解を深めたい人におすすめの本を紹介します。
沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—アップデート・エディション
Web上で公開され、大人気を博した人気コンテンツを書籍化した、Webマーケティング解説本のベストセラー。「アップデート・エディション」は2015年に刊行された「ディレクターズ・エディション」を、世界の変化に合わせてアップデートさせた、2020年発売の改訂版です。
本書はストーリー仕立てになっているのが特徴。ヒロイン・松岡めぐみの父親が経営するオーダー家具販売会社のWebサイトが、ある理由から検索順位が急激に低下。経営危機に瀕したとき、Webマーケッター「ボーン・片桐」が現れる、という内容から始まります。
主人公たちがサイトを立て直すために奮闘する姿を通して、Webコンテンツマーケティングの施策やテクニックを学べる一冊です。
マンガ風のストーリーを楽しみながら、Webコンテンツマーケティングの基礎知識や実践方法を身に着けられます。

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【目次】
- EPISODE 01 夜明けのSEOペナルティ解除
- EPISODE 02 偽りと本質のWebデザイン
- EPISODE 03 Webライティングは二度輝く
- EPISODE 04 逆襲のSWOT分析
- EPISODE 05 コンテンツSEOの誘惑
- EPISODE 06 コンテンツマーケティング攻防戦
- EPISODE 07 真実のソーシャルメディア運用
- EPISODE 08 G戦場のレンタルサーバー
- EPISODE 09 さらばボーン! 沈黙の彼方に!
- 炎の中の真実 ~EPILOGUE~
著者は、株式会社ウェブライダーを設立した松尾茂起氏。沈黙シリーズは累計23万部を超え、多くのWeb担当者に読まれています。
Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書
「コンテンツの設計力を身に着ける」がコンセプトのノウハウ本です。フルカラーで、図解して整理しながら、分かりやすく説明しています。
コンテンツマーケティングの基本概念から、「どのようなコンテンツが効果があるのか」「コンテンツのアイデアはどう考えたらよいか」といった実践的な内容まで網羅しており、成功事例も掲載されています。
チェックシートなどのExcel表が特典として付いているのも特徴です。本書はWebコンテンツマーケティングのさまざまなシーンで役立つでしょう。

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【目次】
- INTRODUCTION コンテンツマーケティングは新しいSEOなのか?
- 1 コンテンツマーケティングの基本概念
- 2 コンテンツマーケティングの始め方
- 3 マーケティングコンテンツの作り方
- 4 コンテンツマーケティングの4つの型
- 5 購買態度変容フローで考えるコンテンツのアイデア
- 6 コンテンツを広める
- 7 コンテンツのチューニング
- 8 コンテンツマーケティングの成功事例
- 9 コンテンツマーケティングQ&A
著者は1967年9月創業の株式会社日本SPセンターです。コンテンツマーケティングの世界最大カンファレンス「コンテンツマーケティングワールド」のメディアのスポンサーであり、コンテンツマーケティングの情報を提供するサイト「コンテンツマーケティングラボ」を運営しています。
実践で役立つ!コンテンツマーケティングのおすすめ本【実践編】
コンテンツマーケティングを始めたい人から、さらにレベルアップを目指したい人までおすすめの、実践的なノウハウが詰まった本を紹介します。
できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88
「コンテンツが読んでもらえない」「どの広告を使えば良いかわからない」「外注を活用してコンテンツ製作をするには?」といった、コンテンツマーケティングによくある悩みを解決してくれる88の手法を紹介しています。
SEOやコーティング、BtoB/BtoC向けのコンテンツマーケティング手法、オウンドメディアの文章ライティング術、リスティング広告を使ったユーザーの誘導・集客など、コンバージョンにつなげるノウハウや読んですぐ試せる実践的な内容が豊富です。
課題になっている箇所のみ読んで、やりたい手法から始められます。

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【目次】
- Chapter 1 コンテンツマーケティングとSEOの基本
- Chapter 2 オウンドメディアとコンテンツ作成
- Chapter 3 SEOで効果を上げるライティング術
- Chapter 4 SEOを意識したWebサイトの制作
- Chapter 5 リスティング広告を使った誘導・集客
著者はBtoBのマーケティング、集客に強い株式会社フリーランチ 代表取締役の敷田憲司氏と、「執筆」を専門に活動している株式会社スタジオライティングハイ代表取締役 岡崎良徳氏、SEOのノウハウが豊富な合同会社サイトアクセル代表 岸智志氏、Webマーケティング専業『サーチサポーター』代表 納見健悟氏の4名。
PR、執筆、SEO、Webマーケティングの専門家が集まり、それぞれが得意とするジャンルを執筆しています。
コンテンツマーケティングは設計が9割
「記事を作ってもアクセスが増えない」「お問い合わせやリード獲得につながらない」「どんな記事を作ればいいのかわからない」という場合は、コンテンツ製作前の「設計」が不十分かもしれません。
本書では、コンテンツマーケティングの土台となる設計に軸を置き、売上アップにつながるための「戦略的コンテンツ作り」について解説。SEO対策に役立つダウンロード特典もついています。
「検索エンジンに評価されるページとは?」「品質の高いページとは?」「競合サイト分析の方法やSEOツールの使い方」「運用開始後のモニタリング手法」まで、非常に分かりやすく紹介しています。SEOって何?コンテンツマーケティングって何?という全くの初心者にもおすすめの一冊です。

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【目次】
- 第0章 はじめに
- 第1章 検索エンジンが実現したいこと
- 第2章 ユーザーの検索意図を理解する
- 第3章 競合サイト分析から見えてくるコンテンツの構成
- 第4章 記事構成案の調査と設計方法
- 第5章 WEBライティングの基本
- 第6章 トピッククラスターモデルの採用
- 第7章 継続的なモニタリングとコンテンツ運用
- 第8章 コンテンツマーケティング導入の メリットと注意点
- 第9章 ブランド力を高めるブックマーケティング
著者はカッティングエッジ株式会社 代表取締役 竹田四郎氏。大手SEO会社数社で営業担当兼コンサルタントとして経験を積み、現在はマーケティングコンサルタントとしてさまざまな企業を支援しています。
オウンドメディアのやさしい教科書。ブランド力・業績を向上させるための戦略・制作・改善メソッド
「オウンドメディアを始めたいが、社内の理解が得られない」「コンテンの流入が増えない」「ユーザーがすぐに帰ってしまう」「効果測定の方法がわからない」など、オウンドメディア運営でよくある課題をピックアップして解決方法を解説しています。
また、成功しているオウンドメディアの担当者に取材・調査を行い、コンテンツ製作に至った動機や読者、流入チャネルなどを紹介しているのも特徴です。
ドメイン、サーバーなどのオウンドメディアの立ち上げ準備から、コンテンツ製作、効果測定と改善、成功事例と失敗事例まで、本書を読めば、実際に運営していくためのさまざまなノウハウが身に付くでしょう。これからWeb集客に力を入れていきたいという人におすすめの一冊です。

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【目次】
- CHAPTER 1 オウンドメディアとは
- CHAPTER 2 失敗するオウンドメディア
- CHAPTER 3 事前の準備
- CHAPTER 4 オウンドメディア制作
- CHAPTER 5 コンテンツ制作と運用
- CHAPTER 6 コンテンツの効果測定と改善
- CHAPTER 7 成果を上げるために必要なこと
- CHAPTER 8 成功しているオウンドメディア事例
著者は山口耕平氏と徳井ちひろ氏です。
KPI・目標必達のコンテンツマーケティング成功の最新メソッド
世の中のたくさんあるコンテンツに埋もれてしまわないための、コンテンツマーケティングのノウハウが詰まった一冊。
コンテンツマーケティングの基礎知識やコンテンツの企画、制作、KPI設定、管理方法などの具体的な施策や、「ネタ不足」の解決方法といった悩みまで、初心者にもわかりやすく解説しています。コンテンツマーケティングに成功しているBtoB・BtoC企業の、Webサイト担当者へのインタビューを掲載しているのも特徴です。

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【目次】
- CHAPTER 1 コンテンツマーケティングの基礎知識
- CHAPTER 2 コンテンツマーケティングのはじめ方
- CHAPTER 3 コンテンツマーケティングの運用
- CHAPTER 4 コンテンツマーケティングの成功事例から学ぶ
- CHAPTER 5 コンテンツマーケティングの未来
著者はWebマーケティング専門コンサルタント・敷田憲司氏と、オウンドメディアの流入を3倍、リード数を10倍にするなどの成果を上げ、多くのメディアで取材されている徳井ちひろ氏です。
人がうごく コンテンツのつくり方
「良いコンテンツとは何か」コンテンツ製作や企画に悩んだときにおすすめの一冊。身近にあるものや経験を「コンテンツ化」して、広げていく方法を紹介しています。
コンテンツマーケティングでは、ターゲットの心を動かし、企業が求める結果につなげるための良質なコンテンツが必要です。本書では、そうした「人の気持ちを動かすコンテンツはどのように作られるのか」を、著者の実体験を元に紹介。作ったコンテンツをどのように届けるのか?コンテンツの先にいる読者の「気持ち」を意識したマーケティング手法も学べます。

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【目次】
- 序章 コンテンツとは何か
- 第1章 コンテンツをつくる
- 第2章 コンテンツを広げる
- 第3章 テクノロジーとコンテンツ
- 第4章 コンテンツの終わり
著者は「逃走中」「世界行ってみたらホントはこんなとこだった!?」などの人気番組を生み出した髙瀬敦也氏です。
深夜アニメブランド「ノイタミナ」の立ち上げに関わったり、ニンテンドー3DSでプロデュースしたゲームがシリーズ累計100万本越えのセールスを達成したりと、数々のヒットコンテンツを生み出した経歴があり、スマホ向け動画・アプリの企画などIT分野でも活躍しています。
コンテンツマーケティングにおすすめの本【SEO編】
次に、コンテンツマーケティングに欠かせないSEO(検索エンジン最適化:Search Engine Optimization)について解説している本を紹介します。
SEOについてさらに理解を深めたい人は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:
いちばんやさしい新しいSEOの教本 第3版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方 E-E-A-T対応
人気シリーズ「いちばんやさしい教本」のSEO編です。SEOについて概念、実践、トレンドまで体系的に学べます。
2014に初版が発売されて以降、GoogleのアップデートやSEOのトレンドに合わせてリニューアルが続けられており、2018年に第2版、2023年に第3版が出版されています。
2023年発売の『いちばんやさしい新しいSEOの教本 第3版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方 E-E-A-T対応』は、Googleの評価指標である「E-E-A-T(経験-専門性-権威性-信頼)」を意識したコンテンツマーケティング手法と、「AI時代も変わらないSEO」を網羅的に解説しています。

出典:Amazon
【目次】
- Chapter1 SEOの目的と考え方を身に付けよう
- Chapter2 検索意図を探って有効なキーワードを見つけよう
- Chapter3 業種別に最適なサイト構成を考えよう
- Chapter4 適切な内部対策でSEOの効果を高めよう
- Chapter5 質の高いサイト外施策でWebサイトの価値を高めよう
- Chapter6 E-E-A-Tを見据えたコンテンツマーケティング
- Chapter7 技術的な問題を解決して優れたWebサイトを目指そう
- Chapter8 SEOの効果を分析してさらなる改善を進めよう
- 付録 E-E-A-T対応チェックリスト
著者はSEOコンサルタントの江沢真紀氏、コガン・ポリーナ氏と、デジタルマーケティングエンジニアの西村彰悟氏の3名です。
10年つかえるSEOの基本
「検索エンジンのトレンドに振り回されない考え方が身につく!」をコンセプトにしたSEOの入門書です。テクニックではなく、「検索エンジンがしようとしていること」「SEOは何のためにあるのか」という考え方・基礎力を学べます。
対話形式で進むため、参考書を読むのが苦手な人も気軽に読み進められるでしょう。
検索エンジンは毎年見直され、変化しています。しかし、「ユーザーファースト」という根本は変わりません。本書を読めば、その根本を理解した盤石なSEO戦略が理解できます。
検索エンジンのアップデートに悩まされている人、これからSEOを学ぶ人におすすめの教本です。

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【目次】
- 第1章 検索エンジンは,なんのために,どんなことをしてるのか
- 第2章 検索する人の気持ちと行動を考えてみよう
- 第3章 検索キーワードを見つけよう
- 第4章 検索キーワードをサイトに反映させよう
- 第5章 コンテンツを作ろう
- 第6章 リンクを集めよう
- 第7章 SEOを「売り手目線の販促活動」と考えてはいけない
- おわりに 検索エンジンの進化とこれからのSEO
著者は、Webコンサルティング事業とインターネットメディア事業を展開するナイル株式会社のSEO事業責任者・土居健太郎氏です。
コンテンツマーケティングにおすすめの本【Googleアナリティクス編】
最後にコンテンツマーケティングを分析する上で重要な、Googleアナリティクスについて解説している本を紹介します。
Googleアナリティクス プロフェッショナル ~分析・施策のアイデアを生む最強リファレンス
Googleアナリティクスの機能を体系的・網羅的に整理して解説している一冊です。14章、624ページにわたり紹介されている充実の内容で、Googleアナリティクスの理解に役立ちます。
本書ではGoogleアナリティクスの機能を「取る(計測/取集)」「見る(集計/分析)」「使う(施策/アクション)」という3ステップに分けて紹介しています。Googleアナリティクスの基本を知りたい初心者から中級者までおすすめの一冊です。

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【目次】
- 1章 Googleアナリティクスの理解
- 2章 データ活用のステップと準備
- 3章 GTMによるウェブサイトのデータ計測
- 4章 アプリとウェブサイトの統合的なデータ計測
- 5章 オフラインデータの計測と収集
- 6章 広告・検索・来店データの収集
- 7章 フィルタ・目標設定によるデータ集計
- 8章 流入・コンバージョン・コンテンツごとのデータ集計
- 9章 ユーザー・流入・コンバージョン理解のための集計レポート
- 10章 カスタムレポート・セグメント・アトリビューションによるデータ分析
- 11章 ターゲティングのためのデータ活用
- 12章 ユーザーエクスペリエンス向上のためのデータ活用
- 13章 データビジュアライズのためのデータ活用
- 14章 データ活用のケーススタディ(プラットフォーム活用)
- 付録
著者はアユダンテ株式会社COOで、Googleアナリティクスの豊富なコンサルティング実績を持つ山浦直宏氏です。
できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260
1万人以上のWeb担当者に指示されたGoogleアナリティクスの定番本です。
Googleアナリティクスの導入・設定、操作方法だけでなく、成果につながるサイトにするためのTipsが豊富。1つのトピックが1ページ~数ページで完結しているため読みやすいのも魅力です。逆引きなので、「あれって何だっけ?」と思ったときもサッと調べられます。
本書は、タグ管理ツール「Googleタグマネージャ」や、A/Bテストを実施できる「Googleオプティマイズ」、レポートが作れる「Googleデータスタジオ」にも対応しています。
Googleアナリティクスを使いこなしたい人、Googleタグマネージャを使ったタグ管理やクリック計測を行いたい人、初心者から上級者まで使える内容です。

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【目次】
- 第1章 基礎知識
- 第2章 導入
- 第3章 設定
- 第4章 用語の理解
- 第5章 レポートの分析
- 第6章 機能の活用
- 第7章 組織での共有
- 第8章 成果の改善
- 第9章 高度な分析
- 第10章 トラブル解決
著者は、株式会社プリンシプル 副社長で、Googleアナリティクス公式コミュニティで、Googleからコミュニティ初の「トップコントリビューター」に認定された木田和廣氏です。
まとめ
コンテンツマーケティングは、実践することでさまざまな知識を得られます。まずは信頼できる書籍を1冊、もしくは数冊手元に置いて、実践していくのがおすすめです。結果が出るまで時間はかかりますが、改善を繰り返し、上手く運営できれば大きな成果が得られるでしょう。
コンテンツマーケティングを自社で進めたくても、リソース不足や知識不足が原因で製作が難しいこともあります。そうした場合は、専門家に依頼するのも良いでしょう。回り道せずに成果に結びつけられます。
クラウドサーカスでは、伴走支援を行い、成果創出のためにお手伝いする体制を整えています。
興味のある方はコンサルプランの概要資料をぜひご覧ください。
コンテンツマーケティングは使用するツールも重要です。「BlueMonkey」はBtoB企業の新規リード獲得・商談創出に特化した国産CMSとして2,300社以上の企業様に選ばれています。
ワードやパワーポイントのように「見たまま」編集でき、簡単に更新が行えるため、投稿時の手間を減らして効率的に運営できるのも特徴です。
興味がある方はお気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人

クラウドサーカス株式会社 マーケティンググループ
CMS BlueMonkeyメディア編集部
プロフィール
2006年よりWeb制作事業を展開し、これまで2,300社以上のデジタルマーケティング支援を行ってきたクラウドサーカス株式会社のメディア編集部。38,000以上のユーザーを抱えるデジタルマーケティングツール「Cloud CIRCUS」を提供し、そこから得たデータを元にマーケティング活動を行っている。SEOやMAツールをはじめとするWebマーケティングのコンサルティングが得意領域で、目的から逆算した戦略的なCMS導入・Web制作や運用のサポートも実施。そこで得たノウハウや基礎情報を、BlueMonkeyのコラムとしても発信中。
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