問い合わせ2~3倍・重要キーワードの上位表示を実現!大規模リニューアルでブランディング・Webマーケを両立するコーポレートサイトに|シダックス株式会社様
最終更新日:2024/05/24クラウドサーカス株式会社が提供する、簡単操作の国産CMS「BlueMonkey」を活用し、Webサイト制作・リニューアルしたお客様の事例をご紹介します。
今回インタビューしたのは、総合サービス企業として、主にフードサービス、車両運行サービス、社会サービスなどを提供するシダックス株式会社様です。Webリニューアルをご担当された広報室 平塚様と情報システム部 真中様にお話をうかがいました。
シダックス株式会社
事業内容 |
フードサービス、車両運行サービス、社会サービスなど |
---|---|
導入サービス | BlueMonkey、BowNow、Plusdb、IZANAI |
サイトカテゴリ | コーポレートサイト |
目次
問い合わせが増えた事例と生の声をまとめて知りたい方へ Webサイトのリニューアルで成果が出た! 本事例インタビュー集では、Webサイトのリニューアルを通してコンバージョンが増えた事例をまとめています。Webサイトからの引き合いを増やしたいと考えられている方、リニューアルを検討しているけど成果が不安な方、などには特におすすめのインタビュー集です。ぜひ貴社のマーケティング活動にお役立てください。
コンバージョンが増えた企業のインタビュー集
お客様の紹介
―はじめに、シダックス様のご紹介をお願いします。
平塚様:
シダックス株式会社は、社員食堂や病院給食などの運営を受託する「フードサービス」、役員車やバスの運行を受託する「車両運行サービス」、放課後児童クラブや学校給食、公共施設等の運営を受託する「社会サービス」の3つの事業を中心に、社会課題を解決する総合サービス企業です。
1959年、東京都調布市で受託した社員食堂からスタートしました。当時の提供食数は1日360食でしたが、60年以上経った現在ではグループ全体で1日72万食を提供しています。また、車両運行サービスでは3,600台の運行を担い、社会サービス事業では約400の自治体から業務を受託し、行財政改革をお手伝いしています。
『未来の子供たちのために、より良い社会づくりの視点で、人々と共に「安心」「安全」「笑顔」の日々をつくる。』をミッションに掲げ、「事業を通じた社会課題の解決」つまりは「SDGs経営」の強化を進めています。
新しく制定した会社の理念・経営方針をわかりやすく伝え、Webマーケティングのプラットフォームとしても機能するサイトが必要でした
―Webリニューアルをする前に感じていた課題を教えてください。
平塚様:
シダックスでは、このWebリニューアルの以前に経営課題として各ステークホルダーへの会社の説明が不十分であることが挙げられており、会社全体のリブランディングや新たな経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定を行ったところでした。
これに伴い“会社の顔”であるコーポレートサイトもリニューアルする必要がありました。リブランディングを伝えるため、企業理念、経営方針、IR情報などをわかりやすく紹介するページが必要だと考えていました。
真中様:
Webマーケティングの視点では、指名検索以外での集客ができていないことが課題だと感じていました。
もちろんリニューアル前も「シダックス 社員食堂」などでは検索エンジン経由で集客できていましたが「社員食堂委託」「バス運行委託」「学童民間委託」などシダックスグループが事業を展開している各ドメインでの集客キーワードでは検索順位が低く、ターゲットとなる潜在顧客のなかでも「シダックス」を知っている人しか集客できていませんでした。
また、シダックスは提供できるサービスの幅がとても広いため、例えば「社員食堂」の検討をするためにWebサイトに訪れたお客様に「役員車の運行管理」や「事務・清掃・管理業務」もできることをうまく伝えることができていないと感じていました。
そのため、新しくするWebサイトでは「顧客目線」でシダックスのサービスを伝えることで、集客・問い合わせ・顧客育成ができるマーケティングプラットフォームとしてのWebサイトにリニューアルしたいと考えていました。
BtoBマーケティングのノウハウと、戦略・構築・ツールをトータルで依頼できることが決め手に
―Web制作会社を選ぶ際は、どのように検討しましたか? また、最終的に当社を選んでいただくにあたり、どんな点が決め手になりましたか?
真中様:
クラウドサーカスさんを知ったきっかけは、数年前に「BowNow」に関するセミナーに参加したことです。その時に「Webマーケティングに詳しく、かつ安価で使いやすいMAツールをお持ちの会社なんだな」という印象を持っていました。
Web制作会社の選定段階では7社ほどリストアップし、最終的に4社にご提案いただきました。
今回のリニューアル要件はWeb戦略、サイト制作、SEO、MA、運用など多岐にわたっていたため、最終的には、それらを統合して提案・実施できる会社であるということが決め手になりました。特定の領域に強みを持つ会社もありましたが、トータルでのコーディネートを1社にお任せできる点がクラウドサーカスさんの魅力でした。
また、概念的・テンプレート的な提案をされる会社もあったなか、クラウドサーカスさんは今回のリニューアル対象となる各ページに対して具体的な提案があり、シダックスのことをよく考えたうえで提案いただけていたことが好感ポイントでした。その点は上層部も評価していました。
平塚様:
クラウドサーカスさんの「BtoBマーケティングの戦略・ノウハウ・実績の豊富さ」と「戦略・構築・ツール支援を一貫して行える体制」を持っているところが好評価のポイントでした。また、初期費用・運営費用ともにコストパフォーマンスが高かったことも、検討に大きく影響がありました。
大規模なリニューアルプロジェクトを、クラウドサーカスさんがうまく先導してくれました
―実際にWebサイトリニューアルを終えてみて、クラウドサーカスのご提案や制作プロセスについてはいかがでしたか? リニューアル後のWebサイトで気に入っているところもお教えください。
真中様:
制作進行中は、関係者が多いプロジェクトであったため、なかなか要件が決まらないことや、追加の要件が増えてしまうことも多々ありましたが、担当ディレクターさんをはじめとしたプロジェクトメンバーが常に先導し、都度柔軟な対応をしていただいたことで、結果的に無事にリニューアルを終えることができました。
気に入っているのは、プロジェクト当初に先行して制作いただいた「ブランディングページ」です。現在のシダックスは主にBtoB/BtoP(public=自治体)の事業を行っていますが、社員食堂、役員車/各種バスの運行、図書館などの自治体の施設及びお学童など、提供しているそれぞれのサービスの最終利用者は実は一個人であり、シダックスがBtoBtoC、BtoPtoCの形で日本全国の皆さんのお役に立ち、皆さんを笑顔にすることが、ひいては発注者である企業や自治体の満足度につながります。
「ブランディングページ」ではそのようなシダックスのビジネスモデルと考え方を具現化していただいており、いい意味で今までのシダックスっぽくなく、シダックスが社会に届ける価値を感じられるような、やわらかい印象になっています。シダックスが変わり、Webサイトも大きく変わったんだという印象を持ってもらえる良いページだと感じております。またその考え方は「ブランディングページ」だけではなく、リニューアルされたサイト全体にも色濃く反映していただいています。
このほかにも、各サービスページのコンテンツの充実感と使い勝手の良いCMS(事例コンテンツを追加・更新できる機能、自由にブログが書ける機能)を搭載できたことが良かった点だと思います。
平塚様:
制作の進め方としては、定期ミーティングで進捗確認をしていただくのはもちろん、各タスクの優先順位や期限を設けて、明確化しながら進めていただいたため、こちらも何をやるべきかを把握しながらできたことがありがたかったです。要望が多く、無理なご依頼をしたことがありましたが、できることできないことをはっきり教えていただき、精いっぱい対応してもらっていることがわかったので、本当に感謝しています。
気に入っているところは、全体的にシンプルで見やすいサイト構造です。色使いやデザインも個人的に好きです。
苦労した点では、社内の話になりますが、リニューアルは関係者が多いプロジェクトであったため、各関係者との調整、それぞれの意見の取りまとめが大変でした。ただその点もクラウドサーカスさんがフォローしてくれたり、スケジュールを調整していただいたりしたことで、なんとか乗り越えることができました。
―複数の事業・サービスを提供している場合、他の会社様でも情報のとりまとめには苦労されていると思われます。貴社では、各事業部の意見の取りまとめをどのように行いましたか?
平塚様:
広報室が中心となり、リニューアルプロジェクトの初期の段階で各事業部に対し、丁寧にヒアリングを行いました。実際、事業部からは「サービスに関連するキーワードで検索してもシダックスのページが表示されない」というような相談を以前から受けていたので、リニューアル後のWebサイトでは「シダックス」と入れなくても検索結果に表示されるようになり、目に見える効果として各事業部も喜んでいます。
問い合わせ数が2~3倍に!主要キーワードでの検索上位表示も実現
―Webサイトリニューアル後の効果としては、どのようなものを感じていますか?
真中様:
「社員食堂委託」「車両運行委託」「学童民間委託」などの主要キーワードで軒並み上位表示を実現できています。
リニューアルしたWebサイトの公開後しばらくは、運用を軌道に乗せるためクラウドサーカスさんのコンサルティングも利用していたのですが、コンサルの一貫で制作してもらった重要キーワード対策の記事も上位表示でき、とても驚きました。
リニューアル前と比べて、問い合わせも増えています。以前は売り込みのような問い合わせも多かったのですが、きちんと営業につながる質の高い問い合わせが来るようになり、件数も少なくとも2倍に増えました。
また、当社ではWebリニューアルとは別に、シダックスのサービス内容や事例を分かりやすい動画にまとめる「動画プロジェクト」も並行して進めていました。それらの動画をWebサイトに配置することで、Webサイトを訪れた見込み顧客に動画でサービスを理解してもらう流れが作れました。
そのうえで細かな情報を知りたい方は「Webサイト」、もう少し手前の方は「ホワイトペーパーのダウンロード」、具体的な相談がしたい場合は「お問い合わせ」など、検討度合に応じた誘導先を作れたと思います。
平塚様:
社内の意識も変わったと感じています。2021年から約1年間の大掛かりなプロジェクトであったため、経営に報告する機会、各事業部とやり取りする機会が多々あり、プロジェクトを進める中で興味を持ってもらえるようになってきたと感じます。
問い合わせ数の増加や、検索による流入の変化などを報告することで、社内の意識もWebを重要視する方向に変わってきた気がしており、LPサイトや広告出稿などの取り組みもそれぞれの事業会社で開始するようになりました。
こういった運用をしていく際にも、広告の受け皿となるLPサイトを簡単に作れるところにCMSの便利さを感じています。
CMSの利点を活かしてコンテンツを拡充、より問い合わせを増やしたい
―最後に、次のステップとして今後さらに取り組んでいきたいことをお教えください。
真中様:
「検索順位でまだ弱いキーワードについてのテコ入れ」「ホワイトペーパーの増産」「動画コンテンツの追加」「事例の追加」など、整備したプラットフォームをうまく活用し、コンテンツの拡充を行うことでより集客力の高いWebサイトへと成長させていきたいと思います。
現在もTOPページにクラウドサーカスさんのチャットボット「IZANAI」を試験的に導入していますが、将来的には自然言語対応のAIチャットも入れてみたいですね。
平塚様:
今回のリニューアルで、問い合わせ数の増加という大きな目的を果たすことができましたが、継続的に、もっと増やせるようにしていきたいです。そのために、より多くの方に見られる充実した内容のサイトにするため、コンテンツの拡充を引き続き進めていきます。Webからの問い合わせ数が多くありすぎてさばけない…という嬉しい悲鳴が上がるくらい、魅力的なサイトを目指していきたいです。
―貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
クラウドサーカスは、今後もシダックス様のWebマーケティング施策をサポートしてまいります。
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担当プランナー兼ディレクター:
佐々木 秋穂