【2025年09月】SEOニュース|Google検索トピックスまとめ

- 【新機能】「かこって検索」の翻訳機能がAndroidで導入へ
- 【更 新】Google検索のAIモードが日本語など5つの言語に拡大
- 【新機能】「Simplify」機能が追加
- 【情 報】Search Central Live が東京で開催
- 【新機能】「ショップウィジェット」機能導入
- 【更 新】Discoverのアップデート:クリエイターやパブリッシャーのコンテンツが多様化し、フォロー機能が追加
- 【新機能】「Search Live」が米国で正式リリース:カメラと対話型AIを活用したリアルタイム検索
- 【新技術】「ビジュアル検索ファンアウト」がリリース
- 【情 報】ChromeのアドレスバーからAIモードで検索できるように
- 【新機能】レストラン予約ができるAIモードのエージェント機能
【新機能】「かこって検索」の翻訳機能がAndroidで導入へ
情報公開日 | 2025年9月4日 |
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実装範囲 | 海外の一部 |
情報元 | Google 検索セントラル ブログ |
Googleは、Androidの「Circle to Search」に新たに「Scroll and translate」機能を導入しました。
これにより、ユーザーが画面をスクロールしたり、別のアプリに切り替えたりしても、翻訳が中断されずに継続されます。
従来は、一度画面を切り替えると翻訳がリセットされることが多く、長文記事やSNS投稿を読み進める際に手間がかかっていました。
しかし今回のアップデートによって、英語や他言語のWebコンテンツをスムーズに読み進められるようになり、海外の情報収集や市場リサーチの効率が大きく向上します。
具体的には、画面を長押しして「Translate」を選択後、「scroll and translate」をオンにすることで、ページ全体やスクロール後のテキストも継続的に翻訳されます。
特にSNSやニュース記事、ECサイトの商品説明などを閲覧する際、ユーザーがシームレスに理解できる環境が整います。
現在は海外の一部Samsung Galaxyデバイスから始まり、Android端末で展開されます。
【更新】Google検索のAIモードが日本語など5つの言語に拡大
情報公開日 | 2025年09月08日 |
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実装範囲 | 日本、インド、インドネシア、韓国、ブラジル |
情報元 | Google「The keyword」ブログ |
Googleは、AI検索機能「AIモード」を、新たに日本語、ヒンディー語、インドネシア語、韓国語、ブラジルポルトガル語の5つの言語に拡大すると発表しました。これにより、より多くのユーザーが自身の言語で複雑な質問をAIモードに尋ねることが可能になります。
Google Search UX(ユーザー体験)チームのリーダーのRobby Stein氏は、手持ちのデバイスがAIモードに対応しているかを該当URLから確認ができると、Xに投稿しています。
該当URLはこちら
参考ページ:Robby Stein氏のXの投稿
【新機能】「Simplify」機能が追加
情報公開日 | 2025年09月08日 |
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実装範囲 | アメリカ |
情報元 | Google「The keyword」ブログ |
Googleは、iOS版のGoogleアプリに新機能「Simplify(シンプリファイ)」を追加したと発表しました。
この機能は、ウェブページ上の難解な文章や専門的な説明文を選択すると表示されるアイコンをタップすることで、内容を損なわずにより理解しやすい表現へと変換してくれる仕組みです。
背後にはGoogle Researchが開発したGemini AIモデルが使われており、文章を単純に短くするのではなく、意味を保持したまま平易に書き換えるよう訓練されています。
実際に技術文書や医療関連のテキストを対象にテストが行われた結果、Simplifyを利用した文章の方が読者にとって理解度が高く、記憶にも残りやすいことが示されました。
【情報】Search Central Live が東京で開催
情報公開日 | 2025年09月12日 |
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実装範囲 | 日本 |
情報元 | 「Google Search Central Blog」 |
Googleは、2025年11月7日に「Search Central Live Tokyo」を再び東京のGoogleオフィスで開催することを発表しました。
Search Central Liveは、世界各地で行われているGoogle公式のイベントで、検索に関わる最新の技術情報や実務に直結する知見を得られる場として注目されています。
今回の東京開催では、従来の講演やセッションに加え、ライトニングトークと呼ばれる短時間の発表形式が導入される点が特徴です。
これにより、参加者自身がSEOに関する研究や知見を共有でき、アルゴリズムの最新動向やAIを活用した検索最適化、コンテンツ戦略、モバイル対応など幅広いテーマが議論される予定です。
日本国内で開催されるため、海外事例を日本市場に当てはめるだけでなく、日本独自の検索動向を踏まえた情報が直接得られることも大きな利点といえます。SEO担当者にとっては、Google社員や業界の第一線で活躍する専門家から直接情報を得られる貴重な機会であり、今後の検索アルゴリズムの方向性を理解する上で非常に役立つイベントになるでしょう。
特に、実装範囲や検索機能そのものに即時的な変更があるわけではありませんが、近い将来に導入される可能性のある新しい機能や検索体験のヒントを早期に把握できる場として活用することが重要です。
【新機能】「ショップウィジェット」機能導入
情報公開日 | 2025年09月18日 |
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実装範囲 | アメリカ |
情報元 | 「Google Search Central Blog」 |
Googleは、新機能「ショップウィジェット」を発表しました。
これはユーザーがあるオンラインストアを検索した際に検索結果ページ上に、在庫情報や価格、レビュー、配送オプションなどをカード形式で表示できる機能です。
ユーザーがブランド名や商品カテゴリーを検索した際、ストア全体の評価概要が一覧できるようになり、購買意欲の高いユーザーとの接点強化が期待されます。
この機能はまずアメリカなどの英語圏でテスト導入されており、現時点では日本での実装は未定です。
【更新】Discoverのアップデート:クリエイターやパブリッシャーのコンテンツが多様化し、フォロー機能が追加
情報公開日 | 2025年09月17日 |
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実装範囲 | アメリカ |
情報元 | 「Google Search Central Blog」 |
Googleアプリ内のパーソナライズされたフィード機能「Discover(ディスカバー)」が大幅にアップデートされました。
今回の更新により、Discoverフィードに表示されるコンテンツタイプが多様化し、X(旧Twitter)やInstagramの投稿、YouTube Shortsなどのソーシャルメディアコンテンツが追加されます。
また、特定のパブリッシャーやクリエイターをDiscover内で「フォロー」できる機能が導入されました。
この機能は Google アプリ内の Discover に導入され、日本での展開については現時点で明示されていません。
【新機能】「Search Live」が米国で正式リリース:カメラと対話型AIを活用したリアルタイム検索
情報公開日 | 2025年09月24日 |
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実装範囲 | アメリカ |
情報元 | 「Google 検索セントラル ブログ」 |
Google検索の「Search Live」機能がアメリカで英語圏向けに正式に提供開始されました。
これは、Googleアプリ(Android/iOS)から利用でき、カメラの映像を共有しながらAIと音声でリアルタイムに対話できる新しい検索体験です。
実装されると、ユーザーは目の前の物(例:電化製品の配線、料理の材料、観光地の建物)をカメラに写しながら口頭で質問できるようになり、その場で答えや関連性の高いWebリンクを受け取ることができます。
【新技術】「ビジュアル検索ファンアウト」がリリース
情報公開日 | 2025年09月30日 |
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実装範囲 | アメリカ |
情報元 | 「Google 検索セントラル ブログ」 |
GoogleのAIモードが大幅にアップデートされ、ユーザーは画像アップロードや対話形式での質問を通じて、視覚的な検索と探索をより自然に行えるようになりました。
主な更新内容は以下の通りです。
1. 視覚的な探索(Visual Exploration)の強化:会話形式で質問すると、視覚的な検索結果が表示され、検索意図に応じて継続的に絞り込みが可能です。
2. 会話形式のショッピング検索(Conversational Shopping):フィルターを使わず、友人と話すように商品の特徴を説明するだけで、適切なビジュアルショッピング結果が表示されます。
「バレルジーンズで、だぶつきすぎないものが欲しい」といった曖昧な要望にも対応し、ショッピンググラフに基づいて信頼できる最新の製品情報を提供します。
【情報】ChromeのアドレスバーからAIモードで検索できるように
情報公開日 | 2025年09月19日 |
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実装範囲 | アメリカ |
情報元 | Robby Stein氏のX |
Chrome のアドレスバーから、表示しているページ全体について質問することができます。
Chromeはページの文脈に基づいて関連する質問を提案し、検索をスムーズに開始できるようサポートしてくれます。
ページ右側にはAIによる便利な概要が表示され、AIモードで追加の質問をすることで、現在のページを離れることなく役立つ情報を得ることができます。
これにより、必要な情報に、必要な時に、これまで以上に簡単にアクセスすることができます。
本機能は現在、アメリカで英語のみ利用可能で、近々さらに多くの国と言語に展開する予定です。
【新機能】レストラン予約ができるAIモードのエージェント機能
情報公開日 | 2025年09月27日 |
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実装範囲 | Search Labs |
情報元 | Robby Stein氏のX |
AI Mode のエージェント機能がアメリカのSearch Labsオプトインユーザーを対象に利用可能になりました。
エージェント機能によって、レストランの検索と予約がこれまで以上に簡単になります。
AIモードに探しているものを正確に伝えると、空席と時間帯が厳選されたレストランのリストが表示され、そのまま予約をすることが可能です。