【比較表付き】無料で使えるCMS12選!国産・海外のおすすめCMSと選び方

「無料で使えるCMSを探しているけど、どれが自社に合っているかわからない」「コストは抑えたいけど、使いやすさやセキュリティも気になる..」そんな悩みや疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、無料で使えるCMSを比較表でわかりやすくまとめています。各CMSのメリット・デメリット、サービスの特徴なども解説しています。自社の目的や規模に合わせた選び方のポイントも紹介していますので、ぜひ記事を参考に自社に最適なCMS選びを進めてみてください。
目次
CMSとは?初心者にもわかりやすく解説
CMS(Content Management System/コンテンツ・マネジメント・システム)とは、ウェブサイトのコンテンツを作成・更新・管理するシステムのことです。代表的なものに、WordPressがあります。
CMSは、HTMLやCSSといった専門知識がなくても、ページの更新や画像の変更などが簡単に行えるため、企業のサイトから個人のブログ、ECサイトまで、多種多様なウェブサイトで活用されてます。ベンダーによって機能は異なりますが、例えば、CMSを導入すると以下のようなことができます。
| 項目 | 主な機能 |
|---|---|
| コンテンツ作成・編集 |
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| ユーザー管理 |
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| マーケティング |
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| その他の機能 |
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CMSには、ドラッグ&ドロップなど直感的に操作できるものが多く、プログラミングやウェブサイト構築の専門知識がなくてもさまざまな作業を進められます。マーケティング機能やEコマース機能を持つCMSもあるほか、テンプレートも用意されているため、専門的なデザイン知識がなくてもサイトの見た目を整えることも可能です。
CMSの基本的な仕組みと役割
CMSを使わない場合、1ページずつHTMLやプログラミング言語を使用して作成する必要があります。一方、CMSなら画像や文章などのデータを一元管理でき、必要なときに呼び出して使えます。さらに、テンプレート(デザインやレイアウトの設定)から、自動でページを作成することも可能です。
CMSでは、ウェブページを「コンテンツ」「テンプレート」「ナビゲーション」の3つに分けて管理します。画像や文章などのコンテンツをデータベースに保存し、テンプレートと組み合わせて必要なページを生成するのが基本の流れです。ページの生成方式は大きく2つに分かれます。
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動的生成は、リアルタイムでコンテンツが作られるため、サーバーに負荷がかかりやすく、コストが高くなる傾向があります(※CDNやキャッシュ導入で負荷を軽減する事例も多い)。静的生成事前にページが作られているため、スムーズに表示できます。また、CMSは、コンテンツの保管場所やウェブサイトへの見せ方によって、主に3つのタイプに分けられます。
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PCアプリケーションタイプは、パソコン単体で作業が完結するため、ネット環境がなくても編集ができます。ただし、複数人での共同編集には向きません。ウェブアプリケーションタイプは、インターネットを介してどこからでもアクセス可能で、複数ユーザーが同時に編集できます。
ただし、サーバーの設定や管理には専門知識が求められます。CMSサーバータイプは、静的生成によりページをあらかじめ作成しておくため、アクセス時の処理が軽く高速表示が可能です。ただし、動的な更新が必要な場合には柔軟性が劣ります。これらの特徴を踏まえ、自社の運用体制やサイトの規模、求める更新頻度に合わせてCMSのタイプを選ぶことが重要です。
CMSの種類
CMSには以下4つの種類があります。それぞれに良し悪しがあるため、導入時は、どの種類のCMSなのか確認しておくことも大切です。
| 種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| オープンソース型CMS | ソースコードが公開されており誰でも利用可能。テンプレートやプラグインも豊富。カスタマイズ性が高い。 | セキュリティ対策は自社で行う必要がある。公式のサポートがなく、プラグインの脆弱性を狙われるリスクがある。 |
| クローズドソース型CMS (パッケージ型・オンプレミス型) |
セキュリティ重視の企業向け。 多機能なことが多い。 |
価格が高めで導入に手間がかかることがある。 |
| クローズドソース型CMS (クラウド型・SaaS型) |
導入が簡単でメンテナンスやアップデートの負担が少ない。提供企業がセキュリティ管理を行うため管理負担が軽い。 | 機能はベンダーに依存する。 無料や安価なプランでは機能制限があることが多く、デザインの自由度も低い場合がある。 |
| ヘッドレス型CMS | フロントエンド(※)を持たず多様なデバイスにコンテンツ配信しやすい。API連携が優れておりMAやCRMとの連携もスムーズ。 | 導入・運用に高度な技術・リソースが必要になる。 |
※フロントエンド:ウェブサイトやウェブアプリで、利用者が直接目にして操作する画面や要素のこと
無料CMSと有料CMSの違い
CMSの利用には、通常、有料プランを利用するか、ベンダーにライセンス費用を支払う形式が一般的です。しかし、一部の機能を無料で使える無料プランや、ライセンス費用がかからない形式のCMSもあります。ここでは両者の特徴を整理します。
| 項目 | 無料CMS | 有料CMS |
|---|---|---|
| 初期費用 | 無料(サーバー代などは別途必要) | ベンダーによって異なる |
| 月額費用 | 無料(サーバー代などは別途必要) | 発生する |
| サポート | 限定的 (フォーラムやコミュニティが中心) |
充実している (メール、電話など) |
| 機能制限 | ある場合が多い。 高度な機能は有料の場合も |
基本的に制限なし (プランによる) |
| カスタマイズ性 | 自由にカスタマイズできるが専門知識が必要になることが多い | ベンダーが対応、 専門知識不要の場合も多い |
| 機能の充実度 | プラグインで拡張可能。 種類によっては制限もある |
多機能で業務利用に特化した機能もある。開発支援・連携も前提に設計されており、すぐ運用に取り掛かれる |
| セキュリティ | 自己責任での対策が求められる | ベンダーが対策を行う場合が多い |
| メンテナンス | メンテナンスやトラブル対応は 自己負担 |
ベンダーに任せられることが多い |
無料CMSは初期費用がかからず、予算が限られた中小企業や個人事業主に向いています。オープンソースで自由にカスタマイズでき、拡張機能も豊富です。ただし、メンテナンスやトラブル対応は利用者の責任で、定期的なアップデートやドメイン管理が必要です。プログラミング知識が求められることもあります。セキュリティ面はサポートが乏しく、不正アクセス対策やバックアップは自社で行わなければなりません。
また、サイトを公開するためのサーバー費用やデザイン制作費用、独自ドメイン取得費用などは別途必要になるケースがほとんどです。サイトの制作を外部に依頼したり、特定の機能を追加したりする場合には、さらに費用が発生することがあります。これらを含めてトータルのコストを検討することが重要です。無料CMSは、初期コストを抑えてスモールスタートするには適しています。しかし、サイトの成長や安定運用を目指すなら、有料CMSのほうが安心かもしれません。自社の目的や技術力、予算を踏まえて選ぶことが大切です。
主要な無料CMSを徹底比較
ここでは、主要な無料CMSを12個紹介します。
| CMS名 | 無料プラン | テンプレート数 | CMSの種類 |
|---|---|---|---|
| microCMS | 無料プランあり API数・メンバー数に制限 |
非公開 (公式テンプレートマーケットあり) |
クラウド型 (ヘッドレスCMS) |
| a-blog cms | 無料プランあり 個人利用限定、商用不可 |
公式テーマ6種+コミュニティ多数 | パッケージ型 |
| SOY CMS | 無料 | カスタム自由 (公式配布なし) |
オープンソース型 |
| baserCMS | 無料 | 無料テーマ80種類以上 | オープンソース型 |
| WordPress | 無料 | 13,000種類以上 | オープンソース型 |
| Drupal | 無料 | 3,200種類以上 | オープンソース型 |
| Joomla! | 無料 | 1,700種類以上 | オープンソース型 |
| EC-CUBE | 無料 | 70種類以上(公式)+350種類以上(拡張) | オープンソース型 (EC特化) |
| osCommerce | 無料 | 9,000種類以上 (アドオン含む) |
オープンソース型 (EC特化) |
| Wix | 無料プランあり 広告表示・機能制限あり |
800種類以上 | クラウド型 |
| Jimdo | 無料プランあり 機能制限あり |
40種類程度 | クラウド型 |
| HubSpot Content Hub Free | 無料プランあり HubSpotロゴ表示・機能制限あり |
非公開(標準テーマライブラリ有) | クラウド型 |
※2025年7月時点の情報です。
日本語対応の国産無料CMS
日本語に対応した国産の無料CMSは、日本のビジネス環境に合った機能やサポートが充実しています。国内の法律や商習慣に配慮された設計が多く、使いやすさも高いのが特徴です。特に日本市場をターゲットにしたサイトや、細かな日本語表記・操作性を求める企業には適しています。ここでは代表的な国産無料CMSを4個紹介します。
microCMS
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | コンテンツを簡単に管理し、多様な端末に情報を配信したい場合 |
| 機能の拡張性 | API連携により自由度の高いサイト構築が可能 |
| セキュリティ | 暗号化・二段階認証など15種以上の対策あり |
| サポート | Webドキュメント中心。技術者向けの情報が充実 |
| 無料の範囲 | 無料プランあり(API数・メンバー数に制限) |
| 運営会社 | 株式会社microCMS |
| URL | https://microcms.io |
microCMSは、日本製のヘッドレスCMSです。ヘッドレスCMSとは、従来のCMSが持つ「コンテンツ管理機能(バックエンド)」と「表示機能(フロントエンド/ヘッド)」を完全に切り離し、管理したコンテンツをAPI経由で任意のチャネルへ配信できる仕組みのことです。この仕組みは、スマホやパソコンなどさまざまな端末に同じ情報を効率よく届けたい企業に向いています。
microCMSには編集者向けの管理画面があり、文章や画像などのコンテンツを直感的に登録・編集できます。しかしヘッドレスCMSのため、ウェブサイトの見た目や表示部分は持っていません。サイトのデザインや画面は別途、開発者がプログラムを使って作る必要があります。
microCMSは「コンテンツを管理するための使いやすい管理画面」と「データを外部に提供するためのAPI」を備えており、テンプレートに縛られない自由度の高いデザインが可能です。しかし、開発者が必要なので技術力のある企業向けのシステムといえます。
| おすすめするポイント microCMSは、「自由に設計したい」「複数のデバイスへ効率よく情報発信したい」といったニーズにぴったりです。 特に、システムや開発に強いチームがいる企業にとっては、テンプレートにしばられず、高度なWeb表現ができるCMSとして大きな力になります。高い自由度と運用コスト削減が魅力ですが、導入には専門的な技術スキルが必要になることを理解しておきましょう。 |
a-blog cms
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | プログラムを書かずに手軽にサイトを作りたい場合 |
| 機能の拡張性 | SEO対策やフォーム作成など豊富な標準機能 |
| セキュリティ | 標準的な安全対策を実装 |
| サポート | 制作者や運用者向けの手厚いサポート体制 |
| 無料の範囲 | 無料プランあり(個人利用限定) |
| 運営会社 | 有限会社アップルップル |
| URL | https://www.a-blogcms.jp |
a-blog cmsは、最小限のコード記述で実用的なWebサイトを構築できる、「ローコード開発が可能な国産CMS」です。ブログやニュース、商品紹介ページなど、用途に応じて柔軟に構成でき、管理画面からの操作も直感的でわかりやすいのが特長。表示速度やSEO対策、フォーム生成、画像の自動リサイズ、権限管理、バージョン管理など、実務で求められる機能が最初からそろっており、追加開発せずに運用が可能です。
テンプレートのカスタマイズ性も高く、デザインの自由度がありながら、初心者でも安心して使える設計になっています。さらに、ユーザー同士の交流が活発なコミュニティや、運営会社による継続的なバージョンアップ、サポート体制も充実しており、長期運用に向いています。
| おすすめするポイント a-blog cmsは、日本語環境に最適化された国産CMSとして、非エンジニアでも本格的なWebサイトを制作できる点が大きな魅力です。特に、企業の広報担当者や制作会社でHTMLが少し書けるレベルの方にとって、拡張性と操作性のバランスがよく、素早くサイト公開まで進められます。「実務で使えるCMSをコストを抑えて導入したい」「運用のしやすさも重視したい」というニーズにぴったりの選択肢です。 |
SOY CMS

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | シンプルかつ高速なサイト運用をしたい場合 |
| 機能の拡張性 | 基本機能に絞られた軽量設計/プラグインで拡張可能 |
| セキュリティ | 運用環境に依存/自己管理が必要 |
| サポート | 有志によるフォーラム/開発者による最低限のサポート |
| 無料の範囲 | CMS本体は無料 |
| 運営会社 | 日本の個人開発者によるオープンソース |
| URL | https://www.soycms.net |
SOY CMSは、国産の軽量CMSで、ページの表示が非常に速く、シンプルな構造が特徴です。HTMLをベースに「ブロック」や「カスタムフィールド」などの独自タグを差し込むことで、柔軟なレイアウトを実現できます。デフォルト機能は最小限に抑えられており、必要な機能はプラグインで追加するスタイル。拡張性はありますが、自分で取捨選択しながら構築していく必要があります。
デザインの自由度は高く、静的HTMLの感覚に近いため、従来のWeb制作に慣れた人には扱いやすいでしょう。ただし、導入や運用にはある程度の技術知識(HTML・CSS・FTP操作など)が必要で、初心者にはややハードルが高いかもしれません。
| おすすめするポイント SOY CMSは、無駄を省いたミニマルなCMSを求める中級者〜上級者向けの選択肢といえます。軽く、速く動くため、サーバー負荷を最小限にしたい案件にも向いています。 自由度は高い一方、保守やセキュリティ管理は自己責任になるため、長期運用には注意が必要です。 |
baserCMS
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | 国産CMSで多機能なサイトを効率よく構築したい場合 |
| 機能の拡張性 | 豊富なプラグイン/テーマでカスタマイズ可能 |
| セキュリティ | 商用にも対応できる高水準/継続的なアップデートあり |
| サポート | 有償サポート/開発元によるマニュアル・コミュニティも充実 |
| 無料の範囲 | CMS本体は無料(商用支援・保守は有償) |
| 運営会社 | 株式会社キャッチボール(日本) |
| URL | https://basercms.net |
baserCMSは、日本の企業が開発・運営する国産オープンソースCMSです。ブログ・固定ページ・お問い合わせフォームなど、Webサイト制作に必要な機能が最初から備わっており、管理画面もすべて日本語で直感的に操作できます。WordPressに似た構成ですが、国産ならではの細かな使いやすさがあり、企業サイトや自治体サイトなど、商用の現場でも安心して使えるCMSとして評価されています。
また、テーマやプラグインも豊富にそろっているため、コードを書かずにサイトの見た目や機能をカスタマイズしやすいのも大きな強みです。セキュリティに関しても、開発元による継続的なアップデートが行われており、信頼性があります。
| おすすめするポイント baserCMSは、国産CMSの中でも機能性と安心感のバランスが取れた万能型CMSです。「WordPressは多機能すぎて使いこなせない」「国産で安心できるCMSを使いたい」という人に向いています。 |
世界シェアの高い無料CMS
無料で使えるCMSは数多くありますが、中でも世界的にシェアが高いものは実績や信頼性に優れています。これらのCMSは、多くの企業や組織で利用されており、拡張性や参考記事も豊富です。ここでは世界シェアの高い無料CMSを3個紹介します。
WordPress
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | 多様なウェブサイト(ブログ、企業サイト、ECなど)の構築に対応 |
| 機能の拡張性 | プラグインにより自由に機能追加が可能(5万種以上) |
| セキュリティ | 基本は自己管理。強化には専用プラグインの導入が必要 |
| サポート | フォーラム中心のコミュニティサポート/有料で外部の支援サービスあり |
| 無料の範囲 | CMS本体は無料。テーマ・プラグインに一部有料あり |
| 運営会社 | Automattic Inc./WordPress Foundation |
| URL | https://wordpress.com/ja |
WordPressは、世界で圧倒的なシェアを誇る無料CMSです。全ウェブサイトの約4割以上に使われていると言われており、抜きん出た実績を誇ります。
ブログやコーポレートサイト、商品紹介ページ、ECサイトなど、幅広い種類のサイトを簡単に作ることができます。特に「ブロックエディタ」と呼ばれる直感的な編集画面は、初心者でも感覚的に操作できるのが強みです。また、プラグインを使えばSEO対策、問合せフォーム、SNS連携なども手軽に実装できます。テーマを活用すれば、専門知識がなくてもデザイン性の高いページを作成可能です。
一方で、セキュリティ対策やメンテナンスは自分で行う必要があります。企業で導入する場合は、外部の制作会社やサポート会社と連携するケースも少なくありません。
| おすすめするポイント WordPressは「自由度」と「拡張性」において他のCMSを圧倒しています。とくに中規模以上のビジネスサイトにおいて、テンプレートに縛られない独自表現が求められる場合に最適です。社内に技術者がいるか、外部サポートが確保できる企業であれば、導入効果は非常に高いでしょう。 |
Drupal
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | 多業種の大規模サイト、政府・金融機関向けの堅牢なCMS |
| 機能の拡張性 | 豊富なプラグインとモジュールにより柔軟な機能拡張が可能 |
| セキュリティ | 専門のセキュリティチームが定期的に脆弱性の確認・対応を行う |
| サポート | コミュニティベースの支援、企業向けサポートも充実 |
| 無料の範囲 | CMS本体は無料 |
| 運営会社 | オープンソース(企業提供ではない) |
| URL | https://www.drupal.org |
Drupalは、幅広い業界で採用されているオープンソースの無料CMSです。政府機関や金融機関でも使われるほど、強固なセキュリティが特徴。導入には自社でサーバーとドメインの用意が必要です。
100以上の言語に対応し、自動翻訳機能も備えているため、海外展開を目指す企業に向いています。操作には専門知識が求められますが、多彩なモジュールで柔軟にサイトを作れます。運営はコミュニティと企業が支え、トラブル対応や技術更新が活発です。初期費用はかかりませんが、技術面の準備が求められます。
| おすすめするポイント Drupalは高いセキュリティ性能を持ち、政府機関や金融機関でも採用されています。多言語対応や自動翻訳機能があり、海外向けビジネスに適しています。カスタマイズ性も高く、大規模サイトの構築に向いています。ただし導入や運用には専門的な知識が必要なので、技術力のあるチームがいる企業におすすめです。 |
Joomla!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | 多言語対応の企業サイト、公共機関サイトに適している |
| 機能の拡張性 | 拡張機能「エクステンション」でSNS連携や通販機能を追加可能 |
| セキュリティ | 基本的な対策あり。更新は自社で管理が必要 |
| サポート | 公式マニュアルとコミュニティによる情報共有 |
| 無料の範囲 | CMS本体は無料。拡張機能に無料・有料が混在 |
| 運営会社 | Open Source Matters, Inc. |
| URL | https://www.joomla.org |
Joomla! は、多言語対応が標準で可能な無料CMSです。記事作成やメールフォーム、ユーザー管理機能などの基本機能を備えています。拡張機能である「エクステンション」を利用することで、SNS連携や通販サイト構築も手軽に行えます。スマートフォンやタブレットにも自動対応し、別途ページ作成の手間を省けるのが特徴です。
セキュリティ面は基本的な対策が備わっていますが、運用にあたっては定期的なアップデートが必要です。サポートは公式マニュアルとコミュニティが中心で、活発な情報交換が行われています。費用は本体が無料で、拡張機能には無料・有料が混在しています。Joomla! は大規模な企業サイトや公共機関向けに適しており、特に海外市場を狙う多言語サイトに強みを持っています。複雑なサイト運営を想定している場合に選択肢に入るでしょう。
| おすすめするポイント Joomla! は多言語対応が標準装備で、海外を視野に入れたサイト作りに向いています。拡張機能が豊富で多様な業務に対応可能です。一方で、セキュリティ管理や更新は自社で責任を持つ必要があり、技術面でのサポート体制は自分たちでコミュニティを活用する形となります。高機能サイトを求める企業には良い選択肢ですが、運用体制を整えてから導入することが重要です。 |
ECサイト構築に強い無料CMS
ECサイトの構築は、専門的な機能や運用のしやすさが重要です。無料CMSの中でも、ECに特化したものは、商品管理や決済連携などを簡単に導入できます。ここでは、ビジネス規模や運用形態に合わせて選べるECサイト構築に強い代表的な無料CMSを紹介します。
EC-CUBE
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | ECサイトの構築・運営 |
| 機能の拡張性 | プラグインや機能追加を用意 |
| セキュリティ | 多層的な脆弱性診断・ログイン制限などの対策あり |
| サポート | オープンソース版はコミュニティ中心、クラウド版は有料サポートあり |
| 無料の範囲 | オープンソース版は無料。クラウド版は月額課金あり |
| 運営会社 | 株式会社イーシーキューブ |
| URL | https://www.ec-cube.net |
EC-CUBEは日本製の無料オープンソースCMSで、ECサイトに必要な基本機能を豊富に備えています。ショッピングカートや会員管理、商品管理などを標準搭載し、350以上のプラグインで機能を自由に拡張できます。オープンソース版は無料で導入でき、初期費用を抑えつつ自社のニーズに合わせたサイトが作れます。クラウド版もあり、こちらは初期費用や月額費用が発生しますが、手厚いサポートが受けられます。
セキュリティ対策も充実しており、カード情報の不正利用防止や外部セキュリティ会社との連携で安全性を高めています。マルチデバイス対応で、スマホからの購入もスムーズです。
| おすすめするポイント EC-CUBEは日本市場に最適化されており、国内企業が安心して利用できます。プラグインの多さと自由度の高さが強みです。独自のECサイト構築を目指す企業に特に向いています。セキュリティ面の配慮もあるため、安心して運用できます。 |
osCommerce
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | 本格的なECサイトの構築 |
| 機能の拡張性 | 多様な機能が標準搭載。拡張モジュールも多数 |
| セキュリティ | 基本的なセキュリティ機能あり。ただし自己管理が前提 |
| サポート | 国際的なコミュニティが中心 |
| 無料の範囲 | CMS本体は無料 |
| 運営会社 | 国際的なコミュニティによる開発 |
| URL | https://www.oscommerce.com |
osCommerceはドイツ発のオープンソースCMSで、ECサイトに必要な機能が一通りそろっています。ゲスト購入機能やポイントシステム、メール配信機能、商品・顧客分析など、多彩な機能で本格的なEC運営が可能です。コミュニティ主導で開発されており、無料で使える反面、サポートはオンラインフォーラムなどが中心です。多言語対応やカスタマイズの自由度もあり、国際的に使われています。
| おすすめするポイント osCommerceは本格的なECサイトを無料で始めたい企業に適しています。多機能ながらも基本がしっかりしており、国際的な販売を視野に入れた展開に強みがあります。国内サポートは限られるため、自社での運用体制が整っていることが前提です。 |
初心者でも簡単に使える無料CMS
ウェブサイトを初めて作る場合は、操作の簡単さやサポートの充実が重要です。無料で使えるCMSの中でも、直感的な操作ができるものやAIを使った支援機能があるサービスを紹介します。これらはプログラミング知識がなくても使いやすく、スピーディーにサイトを立ち上げられます。無料からスタートし、事業成長に合わせて段階的に有料プランに切り替える運用も可能です。
Wix
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | ビジネスサイトやブログ、ECサイトの作成 |
| 機能の拡張性 | 900以上のテンプレート、ドラッグ&ドロップで自由にカスタマイズ可能 |
| セキュリティ | SSL対応、定期的なセキュリティ更新 |
| サポート | オンラインヘルプ、公式ブログ、コミュニティフォーラム |
| 無料の範囲 | 無料プランあり。有料プランは広告非表示や独自ドメイン設定が可能 |
| 運営会社 | Wix |
| URL | https://www.wix.com |
Wixはイスラエルの企業が提供する、世界で2億5千万人以上が利用する人気のCMSです。ドラッグ&ドロップ操作で直感的にページを作成できるため、専門知識がなくてもウェブサイトを完成させられます。テンプレート数は900以上で、業種や目的に応じたデザインを選べるのが魅力です。AI機能を使えば、質問に答えるだけで自動でサイトの骨格を作ってくれます。
無料プランは広告表示があるものの、試用や小規模サイトに十分対応可能です。有料プランにすれば、独自ドメイン設定やEC機能の追加も可能になり、ビジネスの拡大に合わせて使えます。また、スマートフォン用のレスポンシブデザインも標準装備しており、SEO対策の基本も抑えられています。
| おすすめするポイント 初心者でも迷わず操作できるわかりやすいUIが魅力です。テンプレートの種類が豊富で、ビジネス用途にも十分対応可能です。無料から始めて必要に応じて機能を追加できます。 |
Jimdo(ジンドゥー)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | 簡単なビジネスサイトやブログの作成 |
| 機能の拡張性 | AIビルダーで自動作成、海外風のデザインテンプレート多数 |
| セキュリティ | SSL対応、基本的なセキュリティ対策 |
| サポート | 日本語サポート、オンラインヘルプ |
| 無料の範囲 | 無料プランあり。有料プランは広告除去や独自ドメイン利用可能 |
| 運営会社 | Jimdo GmbH(日本はKDDIウェブコミュニケーションズが協業) |
| URL | https://www.jimdo.com |
Jimdoはドイツの企業が提供する3200万以上のサイト作成実績をもつCMSで、AIを活用したウェブサイト自動構築が特徴です。登録時に数問の質問に答えるだけで、最適なサイトが数分で完成します。これはプログラムやデザイン知識がないユーザーに特に大きなメリットです。
海外製CMSですが、日本語の画面表示やサポートが整っているため安心して使えます。無料プランは広告が表示されますが、ビジネス用途のスタートに適しています。有料プランは複数あり、商品数の管理やSEO強化機能、容量アップなどが可能です。また、海外的でスタイリッシュなテンプレートが揃っているため、ブランドイメージにこだわる企業にも適しています。
| おすすめするポイント AIによるサイト自動作成が便利で、時間をかけずに立ち上げたい企業に合います。日本語サポートがあり安心して使えるのも大きなメリットです。 |
HubSpot Content Hub(無料プラン)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入目的 | マーケティングを含めた企業サイト、ブログ作成 |
| 機能の拡張性 | AI記事生成、SEO機能、CRM・マーケティング自動化と連携可能 |
| セキュリティ | 高水準のセキュリティ対策 |
| サポート | 無料プランは基本サポート。有料プランで専用サポートあり |
| 無料の範囲 | 無料プランあり。HubSpotロゴが表示され、機能制限もある。 ビジネス成長に応じて有料プランにアップグレード可能 |
| 運営会社 | HubSpot |
| URL | https://www.hubspot.jp/products/cms |
HubSpot Content Hubはアメリカの企業が提供する、マーケティングツールと連携したクラウドCMSです。ウェブサイト作成だけでなく、顧客管理やメール配信、キャンペーン管理などを一元化できます。無料プランでもブログ作成や基本的なSEO機能は利用可能です。
HubSpotのCRMと連携すれば、顧客の行動データを活用した効果的な施策が実施できます。AIのサポートで記事の自動作成や編集もできるため、コンテンツ運用の負担を軽減可能です。成長に応じて機能を拡張できるので、中小から大企業まで幅広く適用できます。
| おすすめするポイント マーケティング連携機能が豊富で、連携により単なるサイト構築以上の効果を期待できる点が魅力です。CRMを活用し、顧客管理とサイト運営を一元化したい企業に向いています。 |
無料CMSの選び方・比較ポイント
ここでは、無料CMSを選ぶ際の重要なポイントをお伝えします。
サイトの目的・規模に合ったCMSを選ぶ
サイトの目的が明確でなければ、使い勝手の良い無料CMSでも効果が出ません。例えば、商品販売を目的とするならEC機能があるCMSが必須です。逆に情報発信のみなら、編集画面がシンプルなものの方が運用しやすいでしょう。
また、将来的にウェブサイトが成長し、アクセス数が増える可能性も考慮に入れる必要があります。月間のページビューが数十万を超えるような大規模なサイトには、無料CMSでは対応しきれない場合もあります。将来の拡張性も視野に入れ、必要に応じて有料CMSへの移行も検討できる柔軟性があるかどうかも大切なポイントです。
サポートやコミュニティの充実度
無料CMSではベンダーによる直接サポートが受けられない場合が多いため、信頼できるコミュニティがあるかを確認することが大切です。WordPressやDrupalは世界規模のユーザーコミュニティが活発で、疑問があればフォーラムや日本語情報も豊富です。国産のbaserCMSやSOY CMSは日本語サポートや公式フォーラムも充実しており、導入時の安心感があります。トラブル対応やアップグレードの際に頼れる場があるかどうか確認しておきましょう。特に海外製のCMSを選ぶ場合は、日本語の情報がどれくらいあるかも確認すると安心です。
カスタマイズ性や他サービス連携のしやすさ
ウェブサイトを通じてマーケティングを強化したり、他社との差別化を図るためには、デザインや機能の「カスタマイズ性」が重要です。自社オリジナルのデザインにしたい場合や、特定の機能を加えたい時に、CMSが柔軟に対応できるかを確認しましょう。テンプレートやプラグインの種類が豊富だと、デザインの自由度が高まります。また、HTMLやCSSを使ったカスタマイズが可能であれば、より細かな調整ができます。API連携や外部ツールとの連携がスムーズにできるかも重要なポイントです。
セキュリティ対策やバックアップ機能
無料CMSには、プラグインの脆弱性に対する対応やアップデート対応の責任がユーザー側にあります。特にWordPressなどの個人でのセキュリティ対策に依存しており、利用者の多いCMSは攻撃対象に選ばれやすいため注意が必要です。二段階認証のようなセキュリティ機能が備わっているかどうか、万が一の事態に備えて、自動バックアップ機能があるか、または簡単にバックアップを取れる仕組みがあるかも確認しておくと安心です。
無料版ではセキュリティ対策が有料版に劣る場合も多いため、必要に応じて別途セキュリティツールの導入が必要になる場合もあります。
有料プランへの移行のしやすさ
サイトが成長すると、無料プランでは広告非表示、独自ドメイン、アクセス解析などが必要になります。こうした機能を柔軟に追加できるかどうかは選ぶ際の大きなポイントです。WordPressやDrupalなどの完全無料CMSは、機能を追加したい場合、プログラミングなどの自社開発力やプラグインに依存します。有料プランがあるものは、契約変更で機能が一気に増えます。ただし、運用コストと契約縛りに注意が必要です。
初期段階で無料CMSを導入するとしても、将来的に必要となるであろう機能やサービスを予測し、そのCMSの有料プランがそれらに対応しているかを確認しておくことが、検討時の重要なポイントです。
無料CMSのメリット・デメリット
ここでは、無料CMSを利用する際の利点と注意点について詳しく解説します。
無料CMSを使うメリット
無料CMSの最大の魅力は、コストを抑えながらウェブサイトを始められる点です。それ以外にも、企業のウェブサイト運営に役立つさまざまな利点があります。
初期費用・ランニングコストを抑えられる
無料CMSは、その名の通り、導入費用がかかりません。ソフトウェアの購入費やライセンス料が不要なため、ウェブサイトをはじめて立ち上げる企業や、予算が限られている中小企業でも無理なく導入できます。また、クラウド型の場合はサーバー機器の購入も不要なケースが多く、維持費用を大幅に減らせます。
豊富なテンプレートや拡張機能が使える
多くの無料CMSには、デザインテンプレートやプラグインが豊富にそろっています。テンプレートを使えば、デザインに関する知識がなくても統一感のあるウェブサイトを構築できます。さらに、業務に応じてフォーム機能やSEO設定、SNS連携など、必要な機能を追加することも可能です。
カスタマイズや機能追加がしやすい
オープンソース型の無料CMSは、コードが公開されているため、技術力があれば柔軟なカスタマイズが可能です。特定の業務に合わせた画面構成や、独自の機能追加など、細かな対応ができます。また、有志の開発者による拡張機能も多く、活用の幅が広がります。
無料CMSのデメリット・注意点
無料CMSには魅力的なメリットがある一方で、利用する際には注意すべき点もいくつか存在します。導入を検討する際は、これらのデメリットもしっかりと理解しておくことが大切です。
セキュリティや運用保守の負担が大きい
無料CMSは便利な一方で、セキュリティ面のリスクもあります。広く使われているCMSほど、外部から狙われやすくなります。セキュリティ対策は自社で行う必要があり、定期的なアップデートやバックアップを怠ると、不正アクセスや改ざんなどの被害に遭う可能性があります。
サポート体制やマニュアルが限定的
有料CMSと比べて、無料CMSではサポート体制が手薄なことがあります。困ったときに専門のサポートが受けられないこともあり、トラブル対応には自力での調査や、コミュニティの活用が必要です。また、マニュアルの内容も基本的な範囲にとどまりがちです。
技術的な知識が必要な場合がある
CMSの導入や運用そのものは比較的簡単ですが、本格的なカスタマイズやトラブル対応には、HTMLやPHPなどの知識が求められる場面もあります。社内に一定の技術力を持った担当者がいない場合は、外部のサポートを受ける必要が出てくるでしょう。
商用利用や機能制限があることも
無料CMSの中には、利用条件に制限があるものもあります。たとえば「個人利用に限る」などの商用利用制限があったり、無料版では使えない機能があるケースも見られます。導入前にライセンス内容や利用条件をしっかり確認しておくことが重要です。
無料CMSの利用に向いているケース・向いていないケース
ここまで、無料CMSの基本的な仕組みや選び方、メリットとデメリットについて解説しました。これらの情報を踏まえ、どのような企業や目的で無料CMSの利用が適しているのか、あるいは有料のCMSを検討すべきなのかをまとめます。
無料CMSがおすすめなケース
無料CMSがおすすめできるのは以下のケースです。
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新規事業の立ち上げや、限られた予算でウェブサイトを制作したい企業にとって、無料CMSは初期投資を大幅に削減できる有効な選択肢です。大規模な機能や複雑なシステム連携を必要としない小規模なウェブサイトであれば、無料CMSの機能で十分に目的を達成できます。技術的なトラブルに対応できる担当者がいる場合は、コストを抑えながら柔軟な運用が可能です。
また、マーケティング担当者やウェブ担当者が、CMSの仕組みやウェブサイト運用について実践的に学びたい場合、無料CMSは手軽に始められる学習ツールとなります。オープンソース型の無料CMSであれば、技術的な知識は必要なものの、デザインや機能を自由にカスタマイズできます。
有料CMSやクラウドCMSが向いているケース
無料CMSでは対応が難しい、あるいはリスクが大きいと判断される場合は、有料CMSやクラウドCMSを使用するほうが良いでしょう。特に向いているのは以下のケースです。
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月間ページビューが数十万を超えるような大規模なウェブサイトや、大量のコンテンツを扱う場合は、無料CMSでは処理性能やセキュリティ面で限界が生じる可能性があります。企業のブランドイメージを損なうリスクや顧客情報の保護など、セキュリティを最優先する企業には、定期的なアップデートや専門的なサポートが提供される有料CMSが安心です。
社内にウェブサイト運用に関する専門的な人材が不足している場合や、コア業務にリソースを集中させたい場合は、有料のクラウド型CMSが良いでしょう。有料CMSの方が連携機能が優れていることが多いため、顧客管理システム(CRM)やマーケティングオートメーション(MA)、Eコマースシステムなど、他のビジネスツールとの高度な連携を必要とする場合も有料が選択肢に入ります。
テンプレートに依存せず、企業のブランドを強く打ち出すような独自のデザインや、特定の業務に特化した複雑な機能を実装したい場合は、有料CMSの方が開発の自由度が高く、要件を満たしやすいかもしれません。最終的にどのCMSを選ぶかは、企業のウェブサイトの目的、予算、そして社内のリソース状況を総合的に判断して決定することが重要です。
CMSを導入するならBlueMonkeyにご相談ください
CMSを検討する際に本当に大切なのは、「使えるCMSかどうか」です。ただコストがかからないだけで、運用に時間や手間がかかってしまっては意味がありません。ウェブサイトからの問い合わせ獲得は、BtoBビジネスにおいて非常に重要です。そこで、私たちBlueMonkeyが、貴社のウェブサイトからの成果を最大化するお手伝いをいたします。
BlueMonkeyが選ばれる理由
BlueMonkeyは、BtoB企業向けに設計されたクラウド型のCMSです。ホームページからの「問い合わせ獲得」に強みがあります。これまでに2,400社以上の導入実績があり、成果を出すための「勝ちパターン」を持っているのが最大の特長です。購買意欲の高いユーザーを問い合わせへとスムーズに導くための導線設計や、潜在顧客に届くコンテンツマーケティングの仕組みなど、実績から得たノウハウが詰め込まれており、導入後すぐに成果につながる運用を始められます。
直感的な編集画面とテンプレートで、初心者でも簡単にページの作成や修正ができます。ページやブロックの保存・再利用、SNSとの連携、ブログ形式でのコンテンツ更新など、オウンドメディア運営に必要な機能もそろっています。さらに、権限管理や承認フロー、アクセス解析が可能なダッシュボード機能など、企業サイトに必要な管理機能も標準装備。クラウド型なのでインストールも不要です。企業のウェブサイト運用を前提にした使いやすさとセキュリティ水準の高さ、手厚いサポート体制を追求しています。
専任の担当者が伴走支援
CMSの運用では、「自分たちでなんとかしなければならない」というケースに多く直面します。しかしBlueMonkeyであれば、導入後も専任担当がしっかり伴走し、ウェブサイトが集客できる仕組みへと変わるよう、目標設定からターゲット設計、具体的な施策の実行まで支援します。単なるCMSの提供にとどまらず、マーケティング全体の視点で支援している点も多くの企業に選ばれている理由です。
「無料CMSだけでは不安」「成果が出るCMSを探している」そんな悩みをお持ちの方は、BlueMonkeyをぜひご検討いただきたいと思います。資料請求や無料相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
詳しくはこちら:CMS『BlueMOnkey(ブルーモンキー)』とは
無料CMSに関するよくある質問
無料CMSに関するよくある質問のQ&Aをまとめました。
Q:本当に無料?後から費用がかかることはない?
基本的に、CMSの本体(ソフトウェア)は無料です。しかし「完全に無料で運用を開始できる」とは限りません。例えば、ウェブサイトを公開するために必要な「ドメイン」(〇〇.comのようなウェブサイトのアドレス)や「サーバー」(ウェブサイトのデータを保存する場所)は、別途費用がかかることがあります。
また、「機能を追加したい場合」や「より手厚いサポートを受けたい場合」に有料プランへのアップグレードが必要になるものもあります。広告が表示されないようにしたり、デザインの選択肢を増やしたりする際も、費用が発生します。検討する際は、何が無料で、何が有料なのかを事前にしっかり確認することが大切です。
Q:ビジネスで使うのに、無料CMSで大丈夫?機能は十分?
無料CMSでも、簡単な情報発信やブログ、ポートフォリオサイトなど、シンプルなビジネス目的であれば十分使えることが多いです。
ただし、企業が本格的にビジネスで使う場合、例えば、オンラインストアを運営したい、顧客管理システムと連携したい、複雑な会員機能を持たせたい、といった高度な機能が必要な場合は、無料版では機能が不足することが多いです。また、デザインの自由度が低かったり、拡張性が限られていたりすることもあります。事業の規模や将来的な展開を考慮し、必要な機能が無料版で提供されているか、将来的な拡張性があるかを確認しましょう
Q:セキュリティ面は大丈夫?会社の信頼性を損なわない?
無料CMSでも、基本的なセキュリティ対策は施されていますが、有料CMSと比較すると、対策の手厚さや緊急時の対応に差がある場合があります。特に、システムのアップデートが遅れたり、サポート体制が不十分だったりすると、セキュリティ上のリスクが高まる可能性もゼロではありません。
また、無料版では、ウェブサイトのアドレスにCMS提供会社の名前が入ってしまうことがあり、これが企業のブランディングや信頼性に影響を与えると感じる方もいます。独自ドメインを使用できる無料CMSもありますが、その場合はドメイン取得費用がかかります。
Q:困ったときに、どこに相談すればいい?サポートはあるの?
無料CMSの場合、サポート体制は有料CMSに比べて限定的であることがほとんどです。多くの場合、公式のヘルプページやFAQ、ユーザー同士で質問し合う「コミュニティフォーラム」が主なサポート手段となります。電話やメールでの直接的なサポートは、有料プランに加入しないと受けられないことが一般的です。
もし社内にウェブサイトに関する専門知識を持つ人がいない場合や、トラブル発生時に迅速な対応を求める場合は、無料CMSの利用は慎重に検討する必要があります。自力での問題解決や情報収集が求められる場面が多いことは理解しておくべきでしょう。
Q:将来的に、もっと高機能なCMSに切り替えることはできる?
無料CMSで作成したウェブサイトのデータを、将来的に別のCMSや高機能な有料CMSに完全に移行できるかどうかは、CMSの種類によって大きく異なります。簡単に移行できるものもあれば、非常に手間がかかったり、ほとんど移行できなかったりする場合もあります。
例えば、コンテンツ(文章や画像)のデータはエクスポートできても、デザインや複雑なレイアウト、設定などは引き継げず、新しいCMSで一から作り直す必要がある、というケースは珍しくありません。将来的にウェブサイトを大きく発展させる計画がある場合は、データの移行性や互換性について、事前に確認しておくことも重要です。
まとめ
無料で使えるCMSは、多くの選択肢があり、それぞれに特徴や適した用途があります。WordPressのような世界的な人気CMSから、国産の軽量CMS、ECサイト向け、初心者にやさしいサービスまで、目的に応じた選定が重要です。コストを抑えながらも、自社サイトに必要な機能や安全性をしっかり確保するには、CMSの比較ポイントや注意点を押さえておくことが欠かせません。
ビジネスで利用する場合は、セキュリティや機能、デザイン、サポート体制など物足りなく感じることもあるでしょう。CMS選びに迷ったら、BlueMonkeyを選択肢に加えてみてください。BtoB企業向けに設計されており、初めての導入でも安心できるサポート体制と、実績に裏づけされたノウハウで、貴社のウェブサイトをしっかり支援いたします。まずはお気軽に資料請求や無料相談をご利用ください。



