継続的な情報発信で顧客に支持されるホームページに！Webマーケの推進で営業の意識も変化｜DNライティング株式会社

クラウドサーカス株式会社が提供する簡単操作のCMS「BlueMonkey」および「Webコンサルティングサービス」をご活用いただいているお客様の事例をご紹介します。

 

この記事でご紹介するのは、百貨店やホテル、美術館などに採用されるLED照明器具を設計・生産するDNライティング株式会社様のインタビューです。同社は、ホームページを中心にオウンドメディアやメールマガジンなどでも積極的な情報発信をされています。この度は、広報グループ長としてデジタルマーケティングを担当される高橋様にお話をうかがいました。

 

 

 

 

  

 

 

お客様の紹介

 

―はじめに、DNライティング様のご紹介をお願いします。

 

高橋様：

DNライティング株式会社は、LED照明器具のメーカーです。自社で設計し、秋田の自社工場で一貫生産しています。主な採用先は百貨店、ホテル・旅館、美術館、オフィスなどの施設で、照明の計画から設計、生産、施工まで一貫して対応できることが特長です。

 

また、長年に渡り、紫外線ランプや殺菌装置を製造しており、近年では紫外線ランプを活用した除菌・殺菌装置のニーズも高まっています。紫外線の殺菌効果を活用し、水や空間、表面を除菌・殺菌するもので、食品工場や医療機関などへ導入されています。

 

このように、当社は光の効果を活用してお客様のさまざまな課題を解決する「光ソリューション」を提供しています。

 

 

安心・安全な運営体制と情報発信できるホームページを目指してリニューアル

 

―ホームページをリニューアルする前はどのような課題がありましたか？

 

高橋様：

現在のサイトにリニューアルする前のコーポレートサイトは10年ほど前に制作したものでした。外部のレンタルサーバーを借りて運用していたのですが、接続の不安定さやセキュリティ面での不安などがあり、カスタマイズしたWordPressもアップグレードができず運営が大変だと感じていました。そのため、まずはホームページを安心・安全に運営できるようにしたいという想いがありました。

 

また、当時のホームページは当社の製品に詳しいお客様でないと使いにくい点があり、誰でも使いやすいサイトになるように、ホームページの導線なども改善したいと考えていました。

 

 

 

 

―導入したツールと、ホームページをリニューアルした感想をお聞かせください。

 

高橋様：

ホームページの構成には、クラウドサーカスさんのCMS「BlueMonkey」とデータベース「Plusdb」を導入しています。このほか、運用サポートとしてWebコンサルティングサービスも利用しています。

 

ホームページをリニューアルする際には、クラウドサーカスさんが照明器具や施工事例の写真を大きく使い、魅力的に見せることを提案してくれました。製品情報にデータベースを活用し、見やすく、誰でも使いやすくなったところも良かったと思います。

 

また、クラウドの共有サーバーを活用したCMSは、当時、社内で不安の声もありましたが、実際に使った感想として大きな問題はなく、安心して運営できるようになりました。

 

ホームページが完成したのは、ちょうどコロナ禍に入ってすぐの時期だったのですが、今となれば、そのタイミングでリニューアルできて本当に良かったと思います。

 

従来のような営業ができない状況になっても、更新しやすいホームページがあることで、情報を発信し、お客様との関係を維持することができました。私も当時は在宅勤務をしながらオウンドメディアの更新などができ、情報発信を止めずにすみました。

 

 

 

 

―現在は、どのようなデジタルマーケティング施策を行っていますか？

 

高橋様：

オウンドメディア「LIGHT with（ライトウィズ）」の更新やメールマガジンの配信などを行っています。

 

MAツールは、クラウドサーカスさんのサービスではありませんが、ホームページをリニューアルする以前から導入しており、メールマガジンの配信やサイト上へのポップアップ表示などに活用しています。

 

 

セッション数は毎年アップ！整理された製品情報や継続的な情報発信で再訪率の高いサイトに

 

―ホームページリニューアルやデジタルマーケティングの取り組みを通じて、どのような成果を感じていますか？

 

高橋様：

ホームページのセッション数は、コロナ禍の2020年に一度落ち込みましたが、そこから毎年継続的に増えています。既存のお客様にとっても使いやすいサイトになったことから、設計やデザイナーの方々が複数回ホームページを訪れるなど、リピーターの方も増えています。

 

クラウドサーカスさんのWebコンサルティングで導線を改善したショールームへの来場予約も増えており、落ち込んだコロナ禍の数値と比べて約1.5倍になっています。

 

また、有効なお問い合わせ数も伸びています。コロナ禍が終息に向かい、社会全体でお客様が動き出しているなど、外部要因もあると思いますが、良い傾向を感じています。

 

 

 

メールマガジンも高い平均開封率を維持しているのですが、クリックしたあとの着地先として、有益な情報ページがあることに価値を感じています。

 

―クラウドサーカスのサービスを長くご活用いただいていますが、当社のツールやサービスの率直なご感想をお聞かせください。

 

Webコンサルティングサービスは、ホームページの導線改善など、自社では気づきにくい改善点を探して提案してくれるところが助かっています。

CMSも全般的な使い心地は良いです。操作時の画面遷移や表示方法など、細かな部分では気になるところがあるので、より使いやすく改善されると良いと思います。

 

 

コロナ禍を通して情報発信の大切さ、マーケティングの価値に理解が深まりました

 

―クラウドサーカスのサービスを導入いただいた当時から、これまで継続的にデジタルマーケティングに取り組んで来て、社内に変化はありましたか？

 

高橋様：

デジタルマーケティングの取り組みは、2019年の展示会のあと、お客様からいただいた名刺に対してお礼のメールを配信してみようというところから始まりました。その後、情報発信により力を入れなければならないと感じ、まずは簡易的にオウンドメディアを制作しました。さらにその後、さまざまな施策からお客様をお客様により関心を持っていただくための土台として、ホームページ全体を整えたほうがいいと考えるようになり、リニューアルに至っています。

 

このようにデジタルマーケティングの体制を整える中で、営業の意識も大きく変わったと思います。

 

例えば、以前はメールマガジンを一斉配信することにも社内では、ためらいがありました。営業担当は、自分のお客様に社内の別部門からメールを送られることに不安があったようです。

 

リストを作るために営業から名刺を集めるところからスタートし、コツコツと配信を続けてきましたが、大きく意識が変わるきっかけになったのはコロナ禍だったと思います。

 

お客様へ訪問できない状況でも、製品情報を発信し続けられる価値を感じてもらうことができ、社内でもデジタルマーケティングに対する理解が深まりました。今では、ホームページからのお問い合わせも、営業が引き継いで対応する体制になっています。

 

組織としても、当初Web関連の施策は営業事務の一環として小規模に取り組んでいましたが、その後、広報グループができました。広報グループの人数も当初の2人体制から、現在は4人体制になり、情報発信に注力できる体制が整っています。

 

 

 

お客様のアクションを促す、最後の一押しが課題

 

―ホームページやデジタルマーケティングに関する今後の課題・展望をお聞かせください。

 

高橋様：

ホームページや組織体制が整い、こちらからの情報発信はできている状況になったので、今後はお客様からのアクションをより多く得られるようにすることが課題です。

 

ホームページのアクセス状況を分析すると、当社営業とのコンタクトやまだお問い合わせをいただいていない方が、何度も訪問してくださっています。

 

興味を持ってくれている方がいらっしゃるのは確かなのですが、どうしたら問い合わせをしていただけるのか。今後は、アクションを起こしていただくための最後の一押しに、どんな情報が必要なのかを考え、対策していきたいと思います。

 

 

―貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

クラウドサーカスは、今後もDNライティング様のデジタルマーケティング施策をサポートしてまいります。

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