CMS構築の基礎知識を徹底解説!導入の手順、費用相場まで

自社サイトをCMSで構築し直したいと考えても、「どこから手を付ければよいのか」「制作会社に依頼する前に何を整理すべきか」と悩む方は多いはずです。
CMS構築は、ツールを導入するだけでは完結しません。要件定義からデータ移行、運用体制の整備まで、多岐にわたる準備が求められます。適切な計画なしに進めると、予算超過や運用の行き詰まりといったトラブルに陥りやすくなります。本記事では、CMS構築の基礎知識から導入の手順、費用相場まで幅広く解説します。
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CMSとは?改めて知っておきたい基本の「き」
CMS構築の話に入る前に、CMSの基本的な仕組みを簡単におさらいしましょう。CMSは「Content Management System(コンテンツ管理システム)」の略称で、ホームページの文章や画像などを一元管理し、専門知識がなくても更新・公開ができる仕組みです。
従来のホームページは、ページごとにHTMLファイルを作成し、修正のたびに編集やアップロード作業が発生していました。作業工程が多いため担当者にとって負担になりやすいことに加え、専門知識が必要とされていました。
CMSの場合、画像や文章をデータベースで管理することができ、テンプレートと組み合わせることでデザインの施されたWebページを簡単に生成することができます。管理画面で操作するだけで、簡単にホームページを編集することができるため、日常的な更新を社内で進めやすくなり、外部業者への委託によるコストの削減や業務の効率化につなげることができます。

CMS導入で得られる7つのメリット
CMSを採用すると、日々の更新作業から組織全体の運用体制まで、多くの課題を段階的に改善できます。ここでは、その代表的なメリットを7つ紹介します。
1.更新作業の効率化
かつてのホームページの運用では、ページを直すたびにHTMLやCSSを編集し、FTPでファイルを入れ替える必要がありました。少しの修正でも手順が増えるため、作業に取りかかるまでの負担が大きく、更新が後ろ倒しになることもありました。
CMSを導入すると、管理画面で該当部分を編集するだけで内容が反映されます。商品ページの調整や新着情報の追加を社内で進めやすくなり、担当者が自分で作業を進めやすくなります。更新までの流れが短縮され、伝えたい情報を適切なタイミングで届けやすくなります。
さらに、下書き保存や公開予約機能を活用すれば、複数のページをあらかじめ準備し、指定した日時に公開できます。キャンペーンの開始日や商品リリースの更新日など、公開したいタイミングに合わせた計画的な運用が可能です。
2.複数担当者での運用がスムーズ
企業のホームページは、マーケティング部門、営業部門、広報部門など、複数の部署が関わるケースが一般的です。これまでの手法では、各部門からの更新依頼をWeb担当者が一手に引き受け、順番に対応していく形が主流でした。
CMSには、ユーザーごとに権限を設定する仕組みが備わっています。編集権限、公開権限、承認権限といった役割を整理することで、複数人で同時に作業を進めることができ、かつ同時に作業をしても混乱を避けることができます。
たとえば、営業担当者が事例ページを作成し、マーケティング担当者がブログ記事を執筆し、管理者がそれぞれの内容を確認してから公開するといったワークフローを構築できます。分業体制を整えることで、更新作業の属人化を防ぎ、組織全体でホームページを育てていく環境を整備できます。
編集履歴が残るため、誰がどの部分を変更したかを後から確認できるのも利点です。万が一、誤った情報を公開した場合でも、過去のバージョンに簡単に戻すことができます。
3.デザインの統一性を保ちやすい
ホームページを複数人で更新していると、担当者ごとにフォントや色の扱い、余白の取り方が微妙に異なり、ページの印象にばらつきが出ることがあります。CMSでは、事前にテンプレートを設定しておくことで、統一されたデザインやレイアウトを自動で反映できるようになっています。これにより、統一した見た目を維持しやすくなります。担当者はデザイン調整に時間を割かずに済み、内容の作成に集中することができます。
4.SEO対策機能で検索エンジンからの流入を増やせる
タイトルタグやメタディスクリプションといった検索結果に表示される要素は、従来HTMLを直接編集する必要があり、専門知識のない担当者には敷居が高い作業でした。CMSでは記事作成画面に専用の入力欄が用意されており、指示に従って入力するだけで、適切な形式に自動で変換されるようになっています。技術的な知識がなくても、検索エンジンに見つけてもらいやすいページを作ることができます。
さらに、カテゴリやタグを使って記事を分類すれば、関連するコンテンツ同士のつながりを自然に形成することができます。テーマごとに整理された構造は検索エンジンが内容を把握しやすく、より多くのページが検索結果に表示されやすくなります。日々の更新を重ねながら記事を適切に分類していくことで、検索経由での訪問者を着実に増やしていけます。
5.外部ツールとの連携でマーケティング施策の幅が広がる
CMSには外部ツールとの連携機能が備えられており、MA(マーケティングオートメーション)ツールやCRM(顧客管理)システムとつなぐことで、ホームページを起点としたマーケティング施策の幅を広げることができます。
たとえば、MAツールと組み合わせれば、訪問者のWeb上における行動を追跡しながら、興味関心に応じてメールの配信やコンテンツの出し分けを自動化することができます。資料請求フォームから送られた情報をそのままMAツールに取り込めば、見込み客の育成につなげることができます。
CRMシステムと連携すれば、問い合わせ履歴や商談状況といった営業データとホームページの情報を一元管理できます。営業担当者が顧客情報を確認する際、過去のやり取りだけでなくホームページ経由で得た情報も同時に把握できるため、部門間の連携が円滑になり、対応の抜け漏れを防げます。連携機能により、情報発信の手間を減らしながら、複数のチャネルでリーチを拡大できるため、限られたリソースでも効率よく施策を展開することができます。
6.コンテンツの再利用で制作工数を削減
CMSには、作成したコンテンツをパーツとして保存し、複数ページで再利用できる機能があります。一度作成した素材を活用できるため、制作工数を抑えることができます。
たとえば、会社概要や問い合わせフォームといった共通要素を「モジュール」として登録しておけば、新しいページを作る際に瞬時に配置できます。修正が必要になった場合も、元のモジュールを編集するだけで、そのモジュールを使用しているすべてのページに変更が反映されます。
また、ブログ記事のカテゴリーやタグ機能を活用すれば、関連する記事を自動的に一覧表示させることも可能です。訪問者が興味のあるテーマの記事をまとめて閲覧できるようになり、サイト内回遊率の向上にもつながります。
7.外部への制作依頼費用を抑えられる
従来のホームページ運用では、ページの追加や修正のたびに制作会社へ依頼する必要があり、その都度コストが発生していました。CMSを導入すれば、新製品のページ追加や価格改定などの定型的な作業は社内で完結できるため、外部への依頼頻度を減らせます。
もちろん、サイト全体のリニューアルや複雑なカスタマイズが必要な場合は、専門家の力を借りることが賢明です。しかし、通常の更新は内製に寄せられるため、維持費の面で大きな差が生まれます。
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導入前に知っておきたい3つの注意点とその対策
CMSには多くのメリットがありますが、導入を決める前に理解しておくべき注意点も存在します。事前に課題を把握し、適切な対策を講じることで、導入後のトラブルを避けられます。ここでは、よくある3つの課題とその対策を紹介します。
1.初期費用とランニングコストの見積もりが必要
CMSにはライセンス料やサーバー費用、初期設定の作業費などがかかります。導入前に総額を整理し、サーバー性能やバックアップ体制など、必要な条件を一度整理しておきましょう。複数のベンダーから提案を受け、機能と費用のバランスを比較検討することが有効です。同じ要件でも、ベンダーによって提案内容や価格帯は異なります。見積もりを並べて比較することで、自社にとって過不足のない選択肢が見えてきます。
2.セキュリティ対策を継続する必要がある
CMSは利用者が多く、攻撃対象になりやすい側面があります。特にオープンソース型では、脆弱性が見つかった際に悪用されるおそれがあり、更新を放置すれば不正アクセスや情報流出へ発展する危険性があります。
セキュリティを維持するには、CMSのバージョンアップやプラグインの更新を怠らないことが不可欠です。自動更新を設定する、定期的にメンテナンス日を設けるなど、運用ルールを整えておけばリスクを抑えられます。パッケージ型やクラウド型を選べば、ベンダー側が対策を担うため、社内の負荷も軽減できます。あわせて、権限設定の見直しやバックアップの取得、SSL証明書の導入など、日常的に取り組める対策も忘れずに行いましょう。
関連ページ:CMS『BlueMonkey』のセキュリティ対策
3.カスタマイズの自由度に限りがある場合も
CMSは幅広い企業で使えるよう設計されているため、独自要件を反映しようとすると制約が生じることがあります。業務フローに合わせた画面構成を求めると、標準機能だけではまかなえないケースも出てきます。
導入前に自社で必要な機能を整理し、どこまでCMSで対応できるかを把握しておくことが大切です。要件定義の段階でベンダーと丁寧にすり合わせれば、実現できる範囲を見極めやすくなります。必要に応じて、カスタマイズが柔軟に行えるCMSを選ぶか、フルスクラッチ開発も視野に入れておきましょう。
関連記事:CMS導入時のよくある失敗とその回避法
【比較表付き】オープンソース・クラウド・パッケージ|自社に合うCMSの選び方
CMSには大きく分けて「オープンソース型」「クラウド型」「パッケージ型」の3種類があります。それぞれの特徴を理解し、自社の規模や目的に応じて選択しましょう。3つのタイプの違いを表にまとめました。
| 種類 | 特徴 | 初期 費用 |
運用 コスト |
向いている企業 |
|---|---|---|---|---|
| オープンソース型 | 無料で利用可能。 カスタマイズの自由度が 高い。 |
低~中 | 中~高 | 小規模サイト、 技術力のある企業 |
| クラウド型 | サーバー不要。すぐに使える。自動更新対応。 | 低 | 中 | 手軽に始めたい企業、 スピード重視 |
| パッケージ型 | 企業向け機能が充実。 サポート体制が整っている。 |
高 | 中~高 | 中・大規模サイト、 セキュリティ重視 |
オープンソース型の特徴
WordPressやDrupalといったCMSが代表例です。ソフトウェア自体は無料で入手でき、世界中の開発者がプラグインやテーマを提供しています。カスタマイズの自由度が高く、コストを抑えて始められる点が魅力です。
ただし、セキュリティ対策やバージョン管理は自社で行う必要があり、技術的な知識が求められます。大規模サイト(数万ページ以上)には性能面で不向きとされるケースもあるので、小規模サイトや社内にエンジニアがいる企業に適しています。
クラウド型の特徴
WixやShopifyのように、ブラウザ上で操作が完結するタイプです。サーバーの準備や初期設定が不要で、申し込んだその日から使い始めることができます。自動的にアップデートが行われるので、セキュリティ面でも安心です。
月額制のサブスクリプションモデルが主流で、初期投資を抑えたい企業に向いています。カスタマイズの自由度はやや限定されますが、手軽にスタートしたい中小企業に最適です。
パッケージ型の特徴
企業向けに設計された有償のCMSです。日本企業向けにカスタマイズされた国産CMSも多く、サポート体制が充実しています。大規模サイトの運用や、高度なセキュリティが必須となる業種に適しています。
初期費用は高めですが、長期的な運用を見据えた場合、安定性とサポートの手厚さがメリットです。中・大規模サイトを運営するBtoB企業に向いています。自社の規模、予算、運用体制、セキュリティ要件を総合的に判断し、最適なCMSを選びましょう。
CMS構築を成功に導く4つのステップ
CMS導入を成功させるには、計画的に進めることが重要です。ここでは、構築プロセスを4つのステップに分けて解説します。

Step1. ホームページの目的と目標を明確にする
CMS導入の第一歩は、ホームページで何を達成したいのかを明確にすることです。単に「見栄えの良いサイトを作りたい」といった漠然とした目的では、プロジェクトの方向性が定まりません。
たとえば、BtoB企業であれば「問い合わせ数を月間50件に増やす」「資料ダウンロード数を3倍にする」といった具体的な数値目標を設定します。目標が明確であれば、必要なコンテンツや機能が自ずと見えてきます。また、ターゲットとなる顧客層を定義することも重要です。どのような課題を抱えた人に向けて情報を発信するのかを整理すれば、コンテンツの方向性やデザインのトーンが決まります。
目的と目標が定まったら、それを達成するために必要なKPI(重要業績評価指標)を設定しましょう。アクセス数、滞在時間、コンバージョン率など、定量的に測定できる指標を設けることで、運用開始後の改善活動がスムーズになります。
Step2.スムーズな運用を見据えた要件を定義する
CMSを選ぶ際には、導入後の運用フローをイメージしながら要件を洗い出しましょう。機能の豊富さだけで選ぶと、実際の運用で使いこなせないおそれがあります。
まず、誰がどのようにホームページを更新するのかを整理します。営業部門が事例ページを作成するのか、マーケティング部門がブログを執筆するのか、役割分担を明確にしましょう。それに応じて、ユーザー権限の設定や承認フローの仕組みが必要になります。
次に、必要な機能をリストアップします。フォーム作成機能、SEO設定機能、アクセス解析機能、SNS連携機能など、自社の運用に欠かせない要素を洗い出します。優先順位をつけ、必須機能と将来的に追加したい機能を分けておくと、予算の調整がしやすくなります。要件定義で確認したい項目は次の通りです。要件を文書化し、ベンダーと共有して認識を合わせておくことで、プロジェクトをスムーズに進められます。
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Step3.予算の算出とベンダーの選定
要件が固まったら、予算を算出し、複数のベンダーから提案を受けましょう。比較の際は、費用だけで判断せず、サポート範囲や業界理解の深さも確認しておくことが大切です。
ベンダー選定では、過去の導入実績や業界知識の有無をチェックします。自社と同じ業種や規模の企業への導入事例があれば、安心して任せられます。また、サポート体制の充実度も重要です。トラブルが発生した際に迅速に対応してくれるか、定期的な運用支援があるかを確認しましょう。
提案を受ける際には、デモ環境を触らせてもらい、管理画面の使いやすさをチェックしておくことをおすすめします。実際に操作してみることで、社内の担当者が使いこなせるかを判断できます。見積もり比較のポイントは以下の通りです。複数社から提案を受けることで、相場感が掴めるだけでなく、各社の強みや特色も見えてきます。
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Step4.運用体制と進行スケジュールを決定する
CMS構築は、システムを導入して終わりではありません。運用開始後にどのように更新・改善を続けていくかを見据えた体制を作ることが重要です。まず、運用チームを編成します。コンテンツ作成担当、デザイン調整担当、アクセス解析担当など、役割を明確にしましょう。一人が複数の役割を兼任する場合でも、責任範囲を明文化しておくことで、運用がスムーズになります。
次に、更新頻度やコンテンツのテーマを定めたコンテンツカレンダーを作成します。たとえば、毎週火曜日にブログを公開する、月初に前月の事例を追加するといったルールを設けることで、継続的な情報発信が実現します。
また、承認フローも整備しましょう。誰が原稿を作成し、誰がチェックし、誰が公開ボタンを押すのかを明確にすることで、誤った情報の公開を防げます。進行スケジュールについては、要件定義、設計、デザイン、開発、テスト、公開といった各フェーズにかかる期間を見積もります。一般的なスケジュール感は以下の通りです。
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合計で3〜6ヶ月程度が標準的ですが、サイトの規模や要件によって変動します。余裕を持ったスケジュールを組むことで、予期せぬトラブルにも対応できます。
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CMS構築後の運用を成功させるポイント
CMS導入後の運用体制をきちんと整えることで、ホームページは本来の力を発揮します。ここでは、運用を軌道に乗せるために押さえておきたいポイントを紹介します。

属人化を防ぐためのマニュアルを整備する
CMS運用でよく起きるのが、特定の担当者だけが操作方法を把握している状況です。担当者が休む、異動するなどの事情が生じると、更新作業が滞るおそれがあります。
こうした事態を避けるためにも、誰でも作業に入れるようマニュアルを整備しておきましょう。画面のキャプチャを交えながら、記事の投稿手順、画像の登録方法、公開前のチェック項目を明記しておくと、作業がスムーズになります。
マニュアルは作って終わりにせず、定期的に内容の更新や運用ルールの見直しを行いましょう。常に最新の内容にしておくことで、新しく担当に加わるメンバーも迷わず作業できます。
月1回の運用会議でPDCAを回す
ホームページは公開して終わりではなく、運用しながら改善を重ねていくものです。そのために有効なのが、定期的な運用会議の開催です。
月に1回程度、関係者が集まってアクセス数や問い合わせ件数などの数値を確認します。前月と比較して増減があれば、その要因を分析します。想定より成果が出ていないページがあれば、コンテンツの見直しや導線の改善を図ります。
会議では、担当者が感じている課題や改善アイデアを共有します。現場の声を拾い上げることで、運用上の問題点が早期に見つかり、対策を打ちやすくなります。
コンテンツを定期的に見直す
公開から時間が経つと、記載内容が実情に合わなくなる場合があります。法改正、新製品のリリース、社内ルールの更新など外部環境が変われば、サイト内の情報も整備が必要です。
四半期ごとや半年ごとなど、自社に合ったサイクルで棚卸しを実施しましょう。公開日や最終更新日を一覧化し、長期間更新されていないページを洗い出します。内容が古いものは修正し、不要になったページは非公開にする判断も必要です。
鮮度のある情報を保つことは、閲覧者の信頼を高めるだけでなく、検索エンジンからの評価にも関係します。定期見直しを運用フローに組み込んでおくと安心です。
アクセス解析ツールでユーザー行動を可視化
どのページがよく見られているか、どこで離脱が多いか。こうしたユーザーの動きを把握するには、アクセス解析ツールの活用が欠かせません。
Google Analyticsなどの無料ツールでも、訪問者数やページごとの閲覧数、滞在時間などの基本的なデータは取得できます。これらの数値を定期的にチェックし、人気コンテンツの傾向や改善が必要なページを見極めましょう。
データを見る際は、単に数値を並べて確認するのではなく、「なぜ離脱が多いのか」「どうすれば問い合わせにつながるか」といった視点を持ちましょう。仮説を立てて改善施策を実施し、数値で結果を確かめる。この反復がサイト改善の速度を高めます。
外部サポートを活用する
社内リソースだけでは対応しきれない場合は、外部の専門家に頼るのも一つの方法です。CMSの操作に関する疑問や技術的なトラブルは、ベンダーのサポート窓口に相談できます。
また、SEO、デザイン改善、コンテンツ制作などの専門業務は、外部の制作会社やコンサルタントを活用する企業も多いです。補いたい部分だけを外部に委託すれば、担当者は本来集中すべき業務に取り組めます。外部パートナーを選ぶときは、自社の課題を理解し、一緒に改善策を考えてくれる相手かどうかを見極めましょう。長期的な関係を築けるパートナーがいると、運用の安定感が増します。
BtoB企業のWebマーケティングを支援するCMS『BlueMonkey』
CMS構築を検討する際、ツール選びと同じくらい大切なのが、導入後のサポート体制です。ここでは、クラウドサーカスが提供する国産CMS「BlueMonkey」について紹介します。
BtoB企業に選ばれるCMS「BlueMonkey」の特長

BlueMonkeyは、クラウドサーカスが開発した国産CMSです。BtoB企業のホームページ運用に特化しており、2,400社以上の導入実績があります。
特長のひとつが、扱いやすい編集画面です。Officeソフトに近い操作感を採用しているため、HTMLやCSSの専門知識がなくても担当者自身で更新作業を進められます。制作会社に依頼する手間や費用を抑えながら、社内で必要な情報を迅速に追加できます。
もうひとつの強みが、SEO対策とアクセス解析機能の充実度です。検索エンジンからの流入を増やすための設定がしやすく、訪問者の行動データを詳細に把握できる仕組みが標準で備わっています。どのページがよく見られているのか、どこから訪問者が来ているのかといった情報を可視化することで、改善の方向性が見えてきます。
また、MAツール「BowNow」やCRMとの連携にも対応しており、自社の業務に合わせて機能を広げやすい点も特徴です。導入後のサポートも用意されているため、担当者が不安なく運用を続けられます。BtoB企業がホームページを「ただ持っているだけの状態」から「商談を生み出す営業ツール」へと進化させるために、BlueMonkeyは心強いパートナーとなります。
CMSの枠を超えた、総合的なWebマーケティング支援

BlueMonkeyが他のCMSベンダーと大きく異なるのは、提供する範囲の広さです。通常のCMSベンダーは、CMSのみ、もしくはCMS+ホームページ制作までの提案にとどまります。しかし、BlueMonkeyでは、CMSとホームページ制作はもちろん、必要に応じて集客の考え方から具体的な方法(SEO対策、広告運用、ホワイトペーパー作成など)まで提案・提供できます。
また、集客ノウハウがつまった勉強会やワークショップも定期的に開催しており、BlueMonkeyユーザーは無料で参加できます。毎回100名以上参加者が集まる人気の勉強会です。他のユーザーと情報交換をしながら、最新のWebマーケティング手法を学べる場が用意されています。
段階的なWeb改善を支えるDPOメソッド
ホームページの改善に取り組もうとしても、「何から手をつければいいか分からない」と悩む企業は少なくありません。BlueMonkeyでは、こうした課題を解決するために「DPOメソッド」という独自のフレームワークを提供しています。
DPOメソッドとは、BtoB企業がデジタルマーケティングで成果を出すためのロードマップです。ホームページの現状を8つのレベルで評価し、126項目にわたって改善すべきポイントを明確にします。レベル1の「ホームページがある」状態から、レベル8の「専任チームで改善を継続している」状態まで、段階的にステップアップする道筋を示します。

自社サイトが今どの段階にあり、次に何をすべきかが一目で分かるため、闇雲に施策を打つのではなく、優先順位をつけて計画的に改善を進められます。例えば、アクセス解析ツールを導入していない企業には、まずデータ取得の環境整備を提案。すでに解析環境が整っている企業には、コンテンツの最適化やリード獲得施策へと進みます。
BlueMonkeyを導入したお客様は、Webからの引き合い数が導入後平均243%増加しています。何をすべきか迷わず、確実に成果へとつなげる。それがDPOメソッドの強みです。
※2021年~2024年にかけて、BlueMonkeyでホームページを制作し、CVの計測ができている企業30社の平均
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クラウドサーカスのホームページ制作のご紹介 - BlueMonkeyの事例インタビュー集
【導入事例】BlueMonkeyで成果を上げた企業の取り組み
実際にBlueMonkeyを導入し、DPOメソッドを活用してホームページの成果を伸ばした企業の事例を紹介します。
SEO強化とフォーム改善で月間CV約2倍。指名検索1位を獲得!|株式会社サーティファイ

株式会社サーティファイは、資格試験の運営や人材教育サービスを手がける企業です。同社は全国の教育機関や企業向けにサービスを展開していますが、従来のホームページは情報が整理されておらず、利用者が必要な内容に辿り着きにくい課題がありました。
状況を改善すべく、BlueMonkeyを活用したサイトのリニューアルを実施。DPOメソッドで分析したところ、コンテンツ配置や導線の整備に改善余地が見つかりました。そこで各試験ページには関連キーワードを配置し、資料請求フォームは視認性を高めたデザインへと変更。さらに、オンライン試験監視システム「スマート入試」を自身のタイミングで操作できる「無料トライアル」を設置し、検討段階でサービスに触れられる流れを整えました。
リニューアル後、月間CV数は約2倍に増加。以前は変動があった指名検索でも安定して1位を獲得し、検索エンジンからの流入も着実に伸びています。担当者は「DPOメソッドで改善の優先度が明確になり、迷わず取り組めた」と評価しています。
問い合わせ数が10倍に増加、ダウンロード者の半数が問い合わせへ|株式会社ナレッジワイヤ

医療系の学術領域を扱う株式会社ナレッジワイヤでは、新規リードの獲得が長年の課題でした。取り扱う分野が専門性の高い領域であることから、積極的な営業展開が難しく、ホームページを通じた認知拡大が必要な状況でした。
この課題を解決するため、BlueMonkeyを導入してホームページのリニューアルを実施。まずDPOメソッドで現状を分析し、既存のブログ記事を整理しました。需要の高いコンテンツを目立つ場所に配置し直し、Q&A形式で表示することで、訪問者が求める情報にすぐたどり着ける導線を構築しました。
また、MAツール「BowNow」と連携させることで、ダウンロードした見込み客の行動を追跡できる仕組みを整備。問い合わせフォームも、より具体的な内容を入力できるよう改修し、サイト全体の導線を最適化しました。
その結果、リニューアル前は年間数件だった有効リードからの問い合わせが、リニューアル後は月に最大10件近くまで増加。また資料ダウンロードした約半数のユーザーが問い合わせに進むという高いコンバージョン率を実現しています。
アクセス数300%増、問い合わせ数150%増、社内の意識も変化|東日本塗料株式会社

東日本塗料株式会社は、建築用の機能性塗料を設計・開発・製造する企業です。同社はホームページの更新作業を外部に委託していたため、更新のたびに制作会社へ依頼する必要があり、運用が停滞しやすい状況でした。
そこでBlueMonkeyを導入し、サイトのリニューアルを実施。DPOメソッドでの分析をもとに、サイト構造やコンテンツ配置を整理し、MAツール「BowNow」と連携することで、訪問者の行動を把握しやすい環境を整えました。また、自社コンテンツ「塗装Lab」をメールマガジンと連動させ、継続的に情報発信できる体制を構築しました。
こうした取り組みによって、サイトリニューアル後の閲覧数は300%、問い合わせ数も150%以上の増加を達成。成果が可視化されたことで、当初は他業務との兼任で担当していたWeb業務も、現在は専任として取り組める体制になりました。営業部門との連携も進み、顧客から寄せられた声をもとにコンテンツを調整する動きが生まれるなど、社内の意識にも変化が現れています。
関連記事:Webマーケティングの推進で社内の意識も変化!アクセス数は300%、問い合わせ数も150%に |東日本塗料株式会社
CMS構築に関するよくある質問
CMS構築を検討する際、多くの企業が抱く疑問について回答します。
Q1. CMSの構築は、自社で行うのと外注するのとではどちらが良いでしょうか?
A. 社内にWeb制作の専門知識を持つ担当者がいれば内製も可能ですが、基本的には外部への依頼が確実です。 CMS構築には、要件定義やデザイン設計、高度なセキュリティ対策など専門的な作業が伴います。外注する場合でも、すべてを任せきりにするのではなく、自社の目的や要望を制作会社に明確に伝え、パートナーとして共に作り上げる姿勢がプロジェクト成功の鍵となります。
Q2. 現在運用しているホームページを、CMSへ移行することはできますか?
A. はい、技術的に移行は可能です。 ただし、サイトの規模や構造によっては、データ移行に相応の時間とコストがかかる場合があります。移行の際は、コンテンツ(テキストや画像)だけでなく、URL構造やSEOに関するメタ情報もしっかり引き継ぐことが重要です。リンク切れや検索順位の下落を防ぐためにも、専門業者のサポートを受けながら慎重に計画を立てることを推奨します。
Q3. CMSを導入すれば、更新作業は本当に誰でも簡単にできるようになりますか?
A. 多くのCMSは、文書作成ソフトのような直感的な操作が可能です。 専門知識がなくても、文章の入力や画像の挿入はスムーズに行えます。ただし、新しいツールを使いこなすには慣れも必要なため、導入時の操作研修やマニュアル整備を行うとより確実です。運用の不安を解消するためには、サポート体制が充実しているCMS製品や制作会社を選ぶのが安心です。
まとめ
CMS構築は、ホームページの運用を効率化し、ビジネス成果を高めるための有力な手段です。しかし、導入すれば自動的に成果が出るわけではありません。
まず、自社のホームページが抱える課題を明確にし、CMSを導入する目的を整理しましょう。その上で、オープンソース型、クラウド型、パッケージ型といった選択肢の中から、自社の規模や予算、求める機能に合ったものを選びます。
CMSの選定に迷う場合は、サポート体制が整い、導入後の改善まで伴走してくれるパートナーを選ぶのがおすすめです。自社の課題に寄り添い、具体的な改善策を一緒に考えてくれる相手がいれば、Web施策の成果を着実に積み上げられます。この記事で紹介した手順やポイントを参考に、自社に合ったCMS構築を進めてみてください。
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この記事を書いた人
クラウドサーカス株式会社 ウェブプロモーション事業部 部長
長谷川 潤
プロフィール
1979年生まれ 福島県出身。アパレル業界でキャリアをスタートし、ECサイトの立ち上げと運用を通じてWebマーケティングの世界へ。その後、デジタルマーケティング領域の専門性を深めるべく、スターティアラボ株式会社(現:クラウドサーカス株式会社)に入社。2009年以降、10年以上にわたりBtoB企業向けのWebサイト構築を手がけ、コンバージョン最大化を軸に多数のプロジェクトを支援。2023年からはウェブプロモーション事業部の責任者として、新規顧客獲得を目指すBtoB企業のマーケティング活動を牽引しています。



