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CMSを種類別で比較!おすすめ12選|特徴や失敗しない選び方のポイントを解説

CMSを種類別で比較!おすすめ12選|特徴や失敗しない選び方のポイントを解説

Webサイトの新規構築やリニューアルを進める際、CMS(コンテンツ管理システム)の選定はとても大切です。しかし、CMSにはオープンソース型・パッケージ型・クラウド型など複数の形式が存在し、どれが自社に最適なのか判断に迷う方も多いのではないでしょうか。

CMSは、どれを選んでも同じというわけではなく、更新頻度や運用体制、セキュリティに対する考え方によって、適した種類や導入すべきツールが異なります。また、初期費用の価格だけで判断すると、運用段階で想定以上の工数やコストが発生する場合もあるため注意が必要です。

本記事では、CMSの代表的な3つの種類をわかりやすく整理したうえで、種類別の比較や代表的な12製品を紹介。また、失敗しないCMSの選び方やCMS導入による成功事例も解説しています。CMSの選定に悩んでいる方は、自社に合った選択肢を見つけるための判断材料として、ぜひご覧ください。

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【まずはチェック】あなたに最適なCMSの種類がわかる「即決フローチャート」

まずは、自社に合ったCMSのタイプを大まかに絞り込むところから始めてみましょう。以下に、自社にとってどのタイプのCMSが合っているのかを3つの質問で簡単に絞り込める「即決フローチャート」をご用意しました。

「更新担当は誰か?」「サイトの目的は?」「予算はどれくらいか?」といった基本的な確認だけで、大まかな方向性が見えてきます。

【まずはチェック】あなたに最適なCMSの種類がわかる「即決フローチャート」

STEP 1:体制の確認

まずは、自社にエンジニアやWeb専任の担当者がいるかを確認します。

  • 担当者がいない場合は、保守や運用をベンダーに任せられる【クラウド型】がおすすめです。
  • 担当者が在籍しているなら、自由度の高いCMS運用も可能なため、次のステップへ進みます。

STEP 2:目的の確認

次に、Webサイトの主な目的を明確にします。

  • ECサイトを運営したい場合は【EC特化型クラウド】または【パッケージ型】が適しています。
  • 大規模なコーポレートサイトを複数部署で管理したい場合は【パッケージ型】を検討しましょう。
  • 一般的なサイトやオウンドメディアの運用が目的であれば、次のステップへ。

STEP 3:予算の確認

最後に、初期費用や月額利用料の想定予算を整理します。

  • 費用を抑えたい場合は【オープンソース型】
  • 月額数万円の予算がある場合は【クラウド型】
  • 長期的な安定運用を重視するなら【パッケージ型】

フローチャートの質問に沿って進めたことで、自社の運用体制や目的、予算感に合いそうなCMSの種類がある程度見えてきたのではないでしょうか。

ここからは、クラウド型・オープンソース型・パッケージ型の3分類に分けて、それぞれのCMSの特徴を具体的に整理していきます。導入後にギャップを感じないためにも、まずは各形式の仕組みや向いている企業像をしっかり把握しておきましょう。

【全3種】CMSの主な種類と仕組み

CMSは、提供方法や運用スタイルの違いによって、大きく以下の3種類に分けられます。

【全3種】CMSの主な種類と仕組み

  • オープンソース型:自由なカスタマイズと拡張性を重視
  • パッケージ型:高いセキュリティと企業向け機能を備えた法人向けモデル
  • クラウド型(SaaS):スピーディな立ち上げと手間のかからない運用が特徴

それぞれに異なる利点と前提条件があり、「どれが優れているか」ではなく「どれが自社に合っているか」が判断のポイントです。ここでは、3つのタイプの特徴を順番に解説します。

1. オープンソース型|世界シェア最大だが、保守管理は自己責任

オープンソース型のCMSは、ソースコードが一般公開されており、誰でも無償で利用・カスタマイズできる形式です。このタイプでは、自社でサーバーとドメインを用意し、CMSをインストールして運用します。

プラグインやテーマによる高い拡張性が特長で、世界中の開発者が提供する追加機能を組み合わせることで、自由度の高いWebサイト構築が可能になります。ただし、セキュリティ対応やアップデート作業など、運用に関わる管理はすべて自社で行う必要があります。

代表例であるWordPressは、豊富なプラグインやテーマが揃っている一方、トラブル対応や安全性の確保は自己責任での対応が求められます。

2. パッケージ型|高いセキュリティと信頼性を誇る企業向け

パッケージ型CMSは、ベンダーが独自に開発した製品をライセンス購入し、自社環境に導入して使うスタイルです。法人向けを前提に設計されており、自社サーバーにCMSをインストールして運用します。

企業利用を想定した堅牢なセキュリティ設計が魅力で、ベンダーからのサポートやセキュリティパッチの提供が受けられる点も安心材料といえます。ライセンスは買い切り型が中心で、別途保守費用が発生するのが一般的です。

アクセス権限やワークフロー管理など、組織的なWeb運用を支援する機能が充実しており、大規模サイトや長期運用を前提とする企業に向いています。

3. クラウド型(SaaS)|サーバー不要でスピーディに運用開始

クラウド型CMSは、インターネットを通じて提供されるSaaS形式のCMSです。アカウント発行後すぐに利用できる手軽さが最大の特長で、サーバーの準備や保守は一切不要。ベンダーが提供する環境にログインするだけで、すぐにサイト制作を始められます。

料金は月額・年額制が一般的で、アップデートやセキュリティ対策も自動で適用されるため、管理の手間を最小限に抑えられます。社内に専門的な知識がなくても、直感的な操作画面や豊富なテンプレートを活用すれば、Webサイトの構築・更新がスムーズに行えます。

スピード感を重視しつつ、安全性とサポート体制も重視したい企業にとって、有力な選択肢となるCMSです。

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【徹底比較】後悔しないためのCMS種類別・メリット&デメリット

CMSの導入にあたっては、単にコストや機能面だけでなく、自社のリソースや更新体制との相性を見極めることが大切です。どのCMSが適しているかは、「何を重視するか」によって変わってきます。

「できるだけ予算を抑えたい」「更新作業の属人化を避けたい」「セキュリティ対策は外部に任せたい」など、CMSに期待する役割を明確にすることで、選ぶべき形式が見えてきます。

以下の比較表では、クラウド型・オープンソース型・パッケージ型の3タイプについて、コスト構造・自由度・セキュリティ対策・サポート体制の4つの観点から整理しています。

コスト・自由度・セキュリティ・サポートの比較表

  オープンソース型 パッケージ型 クラウド型
初期費用 無料
(サーバー代は別)
数十万~数百万円 無料~数万円
月額費用 サーバー代のみ
(数千円~)
年間保守費
(数万円~)
数千円~数万円
カスタマイズ性 ◎ 非常に高い ◎ 高い △ 制限あり
セキュリティ対策 自己責任 ベンダー対応 ベンダー対応
サポート体制 コミュニティ頼み 手厚いサポート サポートあり
導入難易度
(専門知識必要)

(ベンダー支援あり)

(即日開始可)
アップデート 自分で実施 ベンダー提供 自動適用

表を見てみると、初期費用や月額費用には明確な差があります。ただ、それだけでは判断できない「運用負荷の違い」にも注目すべきです。

たとえばオープンソース型CMSは、初期費用こそ無料で始められますが、サーバー設定やアップデート作業、セキュリティ対策をすべて自社で担う必要があります。これらをWeb担当者が月に2〜3時間対応した場合、年間の工数は30時間以上。仮に人件費を時給3,000円で換算すると、1年で約10万円、5年間で50万円超の負担が生じる計算になります。

一方でクラウド型CMSは、月額1〜3万円程度の利用料が継続的に発生しますが、サーバー保守やセキュリティ管理はベンダーが対応。担当者の作業工数はほぼゼロで済むため、属人化のリスクも少なく、予算の見通しも立てやすくなります。

パッケージ型CMSは導入時のコストが数十万〜数百万円と高額になるものの、ワークフロー管理や権限設定など、企業利用を前提とした機能が標準装備されています。長期運用を見越したサイト構築に向いており、初期投資を回収できるだけの効果が見込める場合には有力な選択肢となります。

このように、CMSの導入には目に見える金額だけでなく、「誰が」「どの作業を」「どれだけの頻度で」行うかといった体制面の視点が不可欠です。最終的には、初期費用だけでなく、5年間でかかる総コスト(TCO)と社内リソースの配分のバランスを見極めながら選ぶことが、後悔のないCMS選定につながります。

【種類別】代表的なCMS比較12選|特徴を端的に紹介

ここまでで、CMSの種類や選び方のポイントが明確になってきたかと思います。ここからは、クラウド型・オープンソース型・パッケージ型の3分類ごとに、代表的なCMSを厳選してご紹介します。

専門知識がなくても使いやすい「クラウド型」

クラウド型CMSは、インフラ構築が不要で、すぐに運用を始められるのが特長です。管理やセキュリティ対応はベンダーに任せられるため、Web担当者の負担を抑えつつ、継続的な更新が行えます。

BlueMonkey(ブルーモンキー)

BlueMonkey(ブルーモンキー)

BlueMonkeyは、BtoBマーケティングに力を入れる企業向けに設計されたクラウド型CMSです。社内に専門知識がなくても使いやすい設計が特徴で、中小企業のコーポレートサイトやオウンドメディアの構築・運用に適しています。

管理画面は「見たまま編集」に対応しており、HTMLやCSSの知識がなくても、直感的な操作でページの作成・更新が可能です。フォーム作成やSEO設定など、Web集客に欠かせない機能も標準搭載されています。また、MAツール「BowNow」との連携により、見込み顧客の獲得からナーチャリングまでを一元管理できる点も魅力です。

導入後は専任担当者が継続してサポートする体制があり、初めてCMSを導入する企業でも安心して活用できます。定期開催の勉強会や、全8レベル126項目の独自の成功メソッドを活用した伴走支援により、BlueMonkeyを導入したお客様はWebからの引き合い数が導入後平均243%増加しています。社内で成果を出せるWebサイトを育てていきたい企業にとって、心強い選択肢となるCMSです。

※2021年~2024年にかけて、BlueMonkeyでホームページを制作し、CVの計測ができている企業30社の平均

  概要
初期費用 プランや制作内容により変動、詳細は要問合せ
維持費 月額3.6万円~
(プランにより変動)
サポート 専任担当者による支援あり
セキュリティ サーバー・アプリケーションの保守を提供

詳しくはこちら: BlueMonkey公式サイト

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ferret One(フェレットワン)

ferret One(フェレットワン)

ferret Oneは、BtoBマーケティングに特化し、サイト制作からリード獲得まで一貫して支援するクラウド型CMSです。マーケティング強化を目指すBtoB企業に適しており、サイト構築だけでなく、その後の運用まで見据えた設計が特徴です。

ノーコードエディタにより、コーディング知識がなくてもページ作成が可能です。マーケティングオートメーション機能やセミナー管理機能、フォーム最適化機能なども搭載されており、リード獲得から育成までをワンストップで実現できます。

マーケティング戦略の立案支援も受けられるため、Web運用と併せてマーケティング全体を強化したい企業に向いています。

  概要
初期費用 10万円
維持費 月額10万円〜
(プランによる)
サポート マーケティング戦略支援あり
セキュリティ 運営会社が管理、毎月セキュリティ内部監査実施

参照元: ferret One公式サイト

Shopify(ショッピファイ)

Shopify(ショッピファイ)

Shopifyは、世界的に高いシェアを持つECプラットフォームで、越境ECにも対応した本格的なECサイト構築が可能です。BtoC、BtoB問わずECサイトを運営する事業者に適しており、決済機能や在庫管理、配送連携など、ECに必要な機能がオールインワンで揃っています。

数千以上のアプリが用意されており、機能拡張も自由に行えます。高度なデザインや機能拡張には、有料テーマや有料アプリを併用するケースも多く見られます。デザインテンプレートも豊富に用意されているため、ブランドイメージに合わせたサイト構築が可能です。

  概要
初期費用 なし
(ただし有料テーマ・アプリ利用は別途費用)
維持費 月額29〜39米ドル〜
(契約形態により変動、最新料金は公式サイト要確認)
サポート 24時間チャットサポート、コミュニティ、ヘルプセンター
セキュリティ PCI DSSレベル1取得

参照元: Shopify公式サイト

Studio(スタジオ)

Studio(スタジオ)

Studioは、完全ノーコードでデザイン性の高いWebサイトを構築できるクラウド型CMSです。デザインを重視する小・中規模サイトに適しており、コーディング不要でプロ並みのサイトを作成できます。

レスポンシブデザインへの対応も自動で行われ、スマートフォンやタブレットでも最適な表示を実現します。高速表示を目指した設計により、快適な閲覧体験を提供します。

料金は月額590円から利用できる「Mini」プランなど、複数のプランが用意されています。サポートは公式ドキュメントとコミュニティが中心で、主にスタートアップや個人事業主に利用されています。

  概要
初期費用 無料
維持費 無料プランあり、有料は月額590円〜
(Miniプラン、詳細は公式サイト要確認)
サポート ドキュメント、コミュニティ
セキュリティ 運営会社が管理

参照元: Studio公式サイト

Wix(ウィックス)

Wix(ウィックス)

Wixは、世界で2億6,000万人以上が利用するクラウド型CMSです。個人から中小企業まで幅広く利用されており、予算を抑えつつ見栄えの良いサイトを素早く立ち上げたい方に最適です。

800種類以上のテンプレートが用意されているため、ドラッグ&ドロップの直感的な操作でページを編集できます。外部アプリとの連携も可能で、予約システムやオンライン決済など、必要な機能を追加できます。サポートはヘルプセンターが中心ですが、日本語での情報も充実しています。

  概要
初期費用 無料
維持費 無料プランあり、ビジネス利用は月額1,200円前後〜
(年払い前提)
サポート ヘルプセンター
セキュリティ 運営会社が管理

参照元: Wix公式サイト

microCMS(マイクロシーエムエス)

microCMS(マイクロシーエムエス)

microCMSは、API経由でコンテンツ配信を行う国産のヘッドレス型CMSです。複数のチャネルでコンテンツを配信したい企業に適しており、Webサイトだけでなく、アプリやデジタルサイネージへのコンテンツ配信も可能です。

API提供により、フロントエンドを自由に選択でき、高速表示とマルチデバイス対応が可能です。管理画面は日本語で直感的に操作でき、日本語でのチャットサポートも受けられます。

無料プランのほか、有料プランは月額4,900円から利用できます。開発者向けのドキュメントも充実しているため、技術的な知識があるチームに適しています。

  概要
初期費用 無料
維持費 無料プランあり、有料は月額4,900円〜
(詳細は公式サイト要確認)
サポート 日本語チャットサポート
セキュリティ 大企業での導入実績があり、セキュリティ対策にも注力

参照元: microCMS公式サイト

カスタマイズ自由な「オープンソース型」

オープンソース型CMSは、自社の要件に応じた柔軟な設計が可能です。自由度は高いものの、セキュリティ管理や保守作業も自社で対応する必要があり、一定の技術力が求められます。

WordPress(ワードプレス)

WordPress(ワードプレス)

WordPressは世界シェア43%超を誇る、最も普及しているCMSです。個人ブログから大規模な企業サイトまで、あらゆる用途に対応できる柔軟性を持っています。公式ディレクトリには約6万個のプラグインと無数のテーマが用意されており、ほぼすべての機能を追加できます。日本語でのコミュニティも活発で、ほとんどの疑問を検索して解決できる環境が整っています。

CMS本体は無料で利用できますが、サーバーとドメインは別途用意する必要があります。セキュリティ対策は基本的に自己管理となりますが、マネージドホスティングサービスを利用すれば、自動更新や脆弱性診断などの管理負担を大幅に軽減できます。

  概要
初期費用 無料 (サーバー・ドメイン代は別)
維持費 レンタルサーバー月額1,000円程度(目安)、ドメイン年額2,000円程度(目安)
サポート コミュニティ、フォーラム
(マネージドホスティング利用時はサーバー会社のサポート)
セキュリティ 自己管理
(マネージドホスティング利用で負担軽減可)

参照元: WordPress公式サイト

Drupal(ドルーパル)

Drupal(ドルーパル)

Drupalは、高い拡張性とセキュリティ性を備えたオープンソースのCMSです。官公庁、大学、国際機関など、厳格な運用要件を求める大規模サイトでの導入実績が多数あります。

多言語対応、柔軟な権限管理、複雑なコンテンツ構造の管理などに強みがあり、特定の要件に応じて構築しやすいフレームワーク的なCMSといえます。専用の拡張モジュールも多く、開発者主導で自由度の高い設計が可能です。

CMS本体は無料で利用できますが、日本語の情報はやや限られており、英語のドキュメントを参照する必要がある場面もあります。導入や運用には開発スキルが求められるため、パートナー企業との連携や外部サポートの活用が前提になることが一般的です。

  概要
初期費用 無料 (サーバー・ドメイン代は別)
維持費 レンタルサーバー月額1,000円程度(目安)、ドメイン年額2,000円程度(目安)
サポート コミュニティ
セキュリティ セキュリティチームによる対応あり

参照元: Drupal公式サイト

baserCMS(ベーサーシーエムエス)

baserCMS(ベーサーシーエムエス)

baserCMSは、日本国内で開発されたオープンソースのCMSです。日本語環境に特化した管理画面や、問い合わせフォーム・ブログ・固定ページ管理・ウィジェット配置機能など、Webサイト運用に必要な機能が最初からそろっています。

管理画面は直感的に操作しやすく、HTMLやCSSの知識がなくてもページの更新や編集が可能です。カスタムフィールドやテンプレート切り替え機能も標準搭載されており、ある程度の自由な設計にも対応できます。

CMS本体は無償で利用でき、公式マニュアルやフォーラムなどのサポート情報も豊富です。また、有償サポートも提供されているため、技術面での不安がある場合も安心です。中小企業のコーポレートサイトや店舗サイト、サービス紹介ページなど、国内向けのWebサイトを内製で運用したい企業に適したCMSといえます。

  概要
初期費用 無料
(サーバー・ドメイン代は別)
維持費 レンタルサーバー月額1,000円程度(目安)、ドメイン年額2,000円程度(目安)
サポート 公式フォーラム、有償サポートあり
セキュリティ 自己管理

参照元: baserCMS公式サイト

大規模・高セキュリティな「パッケージ型」

パッケージ型CMSは、安定運用とセキュリティ強化に優れた企業向けの形式です。導入にはコストと時間がかかりますが、複数部署での運用や厳格なガバナンス体制にも対応できます。

Movable Type(ムーバブルタイプ)

Movable Type(ムーバブルタイプ)

Movable Typeは、静的HTMLページを生成できるCMSです。表示速度の安定性とセキュリティ面の強さが特長で、官公庁や大手企業での導入実績も豊富です。

あらかじめHTMLとして出力されたページを配信するため、アクセス集中時の負荷が少なく、CMSサーバーを切り離した運用も可能です。複数のサイトをまとめて管理する機能もあり、大規模なWebサイトの構築・運用にも対応できます。

提供形態は複数あり、主にパッケージライセンスと年間保守契約の組み合わせが基本ですが、クラウド版の選択も可能です。サポートは有償で、メールを中心とした技術サポートや、パートナー企業による支援も用意されています。

  概要
初期費用 99,000円
(税込、Movable Type 8 ソフトウェア版)
維持費 年間メンテナンス費用
(詳細は公式サイト要確認)
サポート 有償の標準サポート
(メールのみ)
セキュリティ セキュリティアップデートはベンダー側が提供

参照元: Movable Type公式サイト

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NOREN(ノレン)

NOREN(ノレン)

NORENは、大企業やグループ会社など、拠点ごとに複数サイトを展開する企業向けのCMSです。静的ページを生成し、CMS本体と公開サーバーを分離できる構造により、高い安定性とセキュリティ性を両立した運用が可能です。

マルチサイト管理、公開承認フロー、権限設定といった機能も充実しており、部署ごとに役割を分けたWeb運用にも対応できます。 情報を全社的に統一しながら、運用の属人化を防ぎたい企業に向いています。

費用は構成や導入規模によって異なり、詳細は個別の見積もりが必要です。導入から運用・保守まで一貫したサポート体制があり、専任の支援を受けながら運用を進められるのも安心です。

  概要
初期費用 要問合せ (数百万円規模)
維持費 要問合せ
サポート 専任サポート
セキュリティ セキュリティアップデートはベンダー側が提供

参照元: NOREN公式サイト

HeartCore(ハートコア)

HeartCore(ハートコア)

HeartCoreは、多言語・多通貨対応をはじめとするグローバル運用に強みを持つエンタープライズCMSです。国内外の拠点で統一されたWeb戦略を展開したい企業に適しており、多拠点・多サイトを横断的に管理できます。

コンテンツ管理だけでなく、マーケティングオートメーション機能やパーソナライズ機能も搭載されており、顧客に合わせた情報配信を行うことで、より高度なWebマーケティングを実施できます。

導入費用は構成によって異なりますが、目安として数百万円規模からのスタートとなり、詳細は個別に問い合わせが必要です。専任サポートや構築支援も用意されており、要件の多いプロジェクトでも安心して導入できます。

  概要
初期費用 要問合せ
(数百万円規模)
維持費 要問合せ
サポート 専任サポート、導入支援
セキュリティ セキュリティアップデートはベンダー側が提供

参照元: HeartCore公式サイト

CMS導入で運用改善に成功した事例

CMS選びに迷ったときは、他社の導入事例が参考になります。ここでは、BlueMonkeyを使って更新作業の属人化や運用の負担を改善した2社の取り組みをご紹介します。

属人化を解消し、誰でも更新できる体制へ|石塚産業株式会社様

属人化を解消し、誰でも更新できる体制へ|石塚産業株式会社様

工業用接着剤を専門に扱う石塚産業株式会社では、Webサイトの更新を担当できる人材が限られており、一部の担当者に依存した運用体制が課題となっていました。更新作業には時間がかかり、古い情報がそのまま掲載され続ける状況も散見されていたといいます。また、スマートフォンやタブレットへの対応も不十分で、ユーザー体験や問い合わせ獲得にも影響が出ている状態でした。

課題解決を図るべく、国産クラウドCMS「BlueMonkey」を導入。専門知識がなくても扱える更新画面により、社内の複数メンバーでWebサイトを運用できるようになり、属人化していた業務が標準化されました。サポート対応も手厚く、Webに不慣れな担当者でも安心して相談しながら活用を進められる点も、同社にとって大きな安心材料となりました。

導入後は、お知らせや製品情報の追加などを社内で完結できるようになり、更新頻度も向上。誰か一人に依存することなく、Webサイトを通じてタイムリーに情報を発信できる体制が整いました。今後は、SEO対策やアクセス解析にも取り組みながら、より戦略的なWeb活用を進めていく方針です。

関連記事: 属人化を解消し、誰でも更新できる体制へ|石塚産業株式会社様

セッション数5倍増加!サーバー保守から解放され本業に集中|日本サニパック株式会社様

セッション数5倍増加!サーバー保守から解放され本業に集中|日本サニパック株式会社様

日本サニパック株式会社では、従来のWebサイトがHTML形式で構築されており、更新にはWeb制作会社への依頼とFTPアップロード作業が必要でした。そのため、情報の追加や修正は半年〜1年に一度という頻度にとどまり、日々の情報発信やコンテンツ運用には課題を感じていたといいます。また、SSL未対応やモバイル非対応といった技術的な制限もあり、Webサイトの全体的なリニューアルが急務となっていました。

そこで、CMSの導入を検討。Web制作会社を含めた5社を比較した結果、BlueMonkeyはセキュリティ面の信頼性や、SEO対策の機能(AMP対応や基礎的な内部施策の標準装備)において優位性があると判断されました。専門的な知識がなくても運用できる設計である点も高く評価され、CMSとしての導入が決定しました。

BlueMonkey導入後は、更新・運用の多くを社内で完結できるようになり、サーバー保守作業や外注コストを削減。ブランドサイトでは約800点の製品データベースの構築や、ブログ機能を活用したオウンドメディアの運用も行っています。

Webサイトの情報発信力が強化されたことで、リニューアルから半年足らずでセッション数は従来の5倍近くに増加。SNSのフォロワー数も大きく伸び、問い合わせや提案機会の増加といった成果を獲得しています。

関連記事: リニューアルオープンから半年経たずに、セッション数が5倍近く増加!|日本サニパック株式会社

コストと手間を最小限に!失敗しないCMS選びの5ステップ

CMSは導入して終わりではなく、その後の運用にこそ手間やコストがかかります。「想像以上に難しかった」「余計な費用が発生した」とならないために、事前に確認しておきたい5つのポイントを解説します。

ステップ1.「誰が・どの頻度で」更新するかを棚卸しする

CMS選びでまず明確にすべきは、実際に操作する人のスキルレベルと更新頻度です。更新担当者が何人いるのか、その担当者のITスキルはどの程度か、更新は毎日行うのか週1回程度なのか、緊急時の対応は誰が行うのかを整理しましょう。

たとえば、毎日複数名が更新するオウンドメディアなら、直感的に使えるクラウド型が向いています。一方、月1回の定期更新のみで、社内にエンジニアがいるなら、オープンソース型でも問題ないでしょう。

運用体制を明確にすることで、必要なサポートレベルや操作性の要件が見えてきます。

ステップ2.5年間のトータルコスト(TCO)を試算する

初期費用だけでなく、5年間でかかる総費用を計算してみましょう。オープンソース型の場合、サーバー代が月3,000円として5年で18万円、ドメイン代が年2,000円として5年で1万円かかります。さらに運用作業を月10時間、時給3,000円で計算すると5年で180万円、外部委託を年10万円とすると5年で50万円となり、合計約249万円です。

一方クラウド型の場合、初期費用10万円に月額利用料5万円を5年間支払うと合計310万円となります。一見クラウド型が高く見えますが、運用の手間やトラブル対応の時間を考慮すると、実質的な差はそれほど大きくありません。

むしろトラブルが発生した際の機会損失まで含めれば、クラウド型の方がコストを抑えられる可能性もあります。

ステップ3.セキュリティアップデートの責任者を決める

セキュリティ対策を誰がどう行うかは、CMS選定の重要な判断基準です。オープンソース型の場合、本体やプラグインの脆弱性情報を定期的にチェックし、月1回以上のアップデート作業を行い、アップデート後の動作確認も必要です。トラブル発生時の復旧作業も自分たちで対応しなければなりません。

反対にクラウド型やパッケージ型の場合、ベンダー側で自動アップデートが行われ、セキュリティパッチも自動で適用されます。万が一の際もベンダーサポートで対応してもらえるため、社内にセキュリティ担当者がいない場合でも安心 です。

社内のリソース状況に応じて、どこまで自社で対応できるかを見極めましょう。

ステップ4.将来的な拡張性と外部ツール連携を確認する

3年後、5年後のビジネス拡大を見据えた選択が重要です。今後ECサイトを追加する予定はあるか、マーケティングオートメーションツールやCRMと連携したいか、多言語サイトへの展開予定はあるか、アクセス増加に耐えられる拡張性があるかを確認しましょう。

たとえば、将来的にマーケティングオートメーションを導入する予定があるなら、API連携が充実したCMSを選ぶべきです。EC機能を追加したいなら、プラグインで対応できるか、別システムとの連携が可能かを事前に確認しておく必要があります。

短期的な視点だけでなく、中長期的な事業計画と照らし合わせてCMSを選択しましょう。

ステップ5.無料トライアルやデモで現場の操作感を検証する

必ず実際の担当者に触ってもらい、使い勝手を確認しましょう。ログインから記事公開までスムーズに行えるか、マニュアルを見なくても直感的に操作できるか、スマートフォンからも更新できるかなど、実際に試してみます。

操作性の良し悪しは、資料だけでは判断できません。実際に触った担当者が「これなら使える」と感じるかどうかが、導入成功の鍵です。複数のCMSを比較検討し、現場の声を反映させることで、導入後の定着率が高まります。

デモ期間中に実際の業務フローを想定した操作を試し、不明点があればサポートに問い合わせて対応スピードも確認しておきましょう。

中小企業の「Web運用コスト」を最小化し「成果」を最大化するCMS『BlueMonkey』

中小企業の「Web運用コスト」を最小化し「成果」を最大化するCMS『BlueMonkey』

CMSの導入にあたり、中小企業が直面しやすいのが「運用が思うように回らない」という課題です。ツールを導入したものの、更新が一部の担当者に偏ったり、改善の判断ができずに放置されたりすれば、結果的にWeb運用の負担とコストは増えてしまいます。

BlueMonkeyは、こうした運用の停滞を未然に防ぐために設計されたクラウド型CMSです。導入時には、ホームページ制作に加え、SEOや広告、ホワイトペーパー施策など、集客全体の考え方からサポート。単なるCMS導入にとどまらず、「何から取り組むべきか」を明確にしたうえで運用を始められるので、無駄な試行錯誤を避けやすくなります。

ホームページを公開して終わりにしない!運用で継続的に成果を出す

中小企業の「Web運用コスト」を最小化し「成果」を最大化するCMS『BlueMonkey』

運用フェーズにおいても、内製で更新作業を継続しながら、いつでも専任担当者に相談できる体制が整っています。BlueMonkeyの支援は、いわゆる「サポート窓口」ではありません。サイトへの流入から売上までを見据えた成果重視の支援を前提に、導入後も継続的に伴走 します。

その中核となるのが、全8レベル・126項目で構成された独自の「DPOメソッド」です。サイトの状態やフェーズに応じて、次に取り組むべき施策が段階的に示されるため、「何をすれば成果につながるのか分からない」「改善の優先順位がつけられない」といった担当者の悩みを解消しながら、着実にサイトを育てていくことができます。

また、SEO・広告・GA4・ホワイトペーパー制作などをテーマにした勉強会・ワークショップを定期的に開催しており、社内にノウハウを蓄積しやすい環境もご提供しています。

実際、2021年から2024年にかけてBlueMonkeyでサイト制作を行い、CV計測ができている企業30社の平均では、Webからの引き合い数が導入前比で243%の増加を記録しています。初期費用を抑えながら、着実な成果を目指す企業にとって、BlueMonkeyは最適な選択肢といえるでしょう。

※2021年〜2024年にかけて、BlueMonkeyでホームページを制作し、CVの計測ができている企業30社の平均

詳しくはこちら: CMS『BlueMonkey』公式サイト

まとめ|自社のリソースに合わせた種類選びを

CMSは、オープンソース・パッケージ・クラウドの3種類に大別されます。それぞれにメリットとデメリットがあり、どれが絶対的に優れているわけではありません。

社内に専門知識を持つ担当者がいて、自由なカスタマイズを重視し、初期投資を抑えたいならオープンソース型が選択肢となります。大規模サイトを長期運用し、高いセキュリティ水準が求められ、手厚いサポートを受けたいならパッケージ型が適しています。すぐにサイトを立ち上げたく、IT人材が限られており、運用の手間を最小化したいならクラウド型が向いています。

重要なのは、 初期費用だけでなく、5年間のトータルコストと運用負荷を考慮すること です。自社のリソースと目的に合ったCMSを選び、成果につながるWebサイト運用を実現しましょう。

CMSの種類に関するよくある質問(FAQ)

CMSの選定に役立つ視点をQ&A形式で解説します。トレンドや運用性など、判断時の参考にご活用ください。

Q1. 生成AIの活用やヘッドレスCMSなど、最新トレンドと種類選びはどう関係しますか?

A.「話題の機能」より、自社で使いこなせるかが大切です。

最近では、記事の構成案や見出しを自動で提案してくれる生成AI機能つきのCMSも登場しています。コンテンツ制作を効率化できるという点で注目されていますが、全ての企業にとって必要とは限りません。

また、ヘッドレスCMSは、Webサイト以外にもアプリやIoT端末などへコンテンツを配信したい企業向きです。自由度が高い一方で、開発や保守には専門的なフロントエンドの知識が求められます。 もし、企業サイトやオウンドメディアが目的であれば、従来型のCMSで十分対応できることが多い でしょう。

新しい機能があるから導入するのではなく、自社の目的やリソースに合ったCMSかどうかを冷静に見極めることが大切です。

Q2. 将来的に別のCMSに乗り換えたくなった際、データの持ち出しは可能ですか?

A.多くのCMSはデータをエクスポートできますが、移行には準備が必要です。

記事や画像などを出力できるエクスポート機能は、多くのCMSに備わっています。ただし、移行先にそのまま取り込めるとは限りません。たとえば、同じクラウド型同士やオープンソース同士なら比較的スムーズに移行できますが、 構造が大きく異なるCMSやカスタマイズが多い場合は、調整や再構築の手間がかかる こともあります。

そのため、CMSを選ぶときは、データの書き出し形式や、移行サポートの有無も確認しておくのがおすすめです。将来的なリニューアルや体制変更にも対応できるよう、長く安心して使えるCMSかどうかを意識して選びましょう。

Q3. 小規模なサイトなら、種類を問わず安さで選んでも問題ないでしょうか?

A.安さだけで選ぶと、運用や保守で手間が増えることもあります。

確かに、無料のCMSを使えば初期費用は抑えられます。ただ、アップデート対応やセキュリティ管理、運用ノウハウの属人化など、あとから問題が発生することもあります。

たとえば、CMSの管理が一人に集中していた結果、その担当者が退職してサイトの更新が止まってしまった…という話も珍しくありません。

ですが、月額5,000円ほどのクラウド型CMSを使えば、保守やセキュリティ対応が自動で行われるため、安心して任せられる体制を整えられます。 「小規模だからコストを抑える」という視点よりも、「少ない人数でも無理なく運用できるか」 を基準に選ぶ方が、トラブルや手間を防げます。

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長谷川潤

この記事を書いた人

クラウドサーカス株式会社 ウェブプロモーション事業部 部長

長谷川 潤

プロフィール

1979年生まれ 福島県出身。アパレル業界でキャリアをスタートし、ECサイトの立ち上げと運用を通じてWebマーケティングの世界へ。その後、デジタルマーケティング領域の専門性を深めるべく、スターティアラボ株式会社(現:クラウドサーカス株式会社)に入社。2009年以降、10年以上にわたりBtoB企業向けのWebサイト構築を手がけ、コンバージョン最大化を軸に多数のプロジェクトを支援。2023年からはウェブプロモーション事業部の責任者として、新規顧客獲得を目指すBtoB企業のマーケティング活動を牽引しています。

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