公開直後から受注を獲得!社内全体のDXの起点となるWebサイトを目指して/株式会社ムーンエレファントジャパン
最終更新日:2024/05/15クラウドサーカス株式会社が提供する、簡単操作の国産CMS「BlueMonkey」を活用し、Webサイト制作・リニューアルしたお客様の事例をご紹介します。
今回インタビューしたのは、レストランの経営やバーチャルレストランなどを手がける株式会社ムーンエレファントジャパン様。
コロナ禍でDXの重要性が増す中、Webマーケティングのパートナーとしてクラウドサーカスを選んでいただきました。
今回制作した「格付けチェックBOX」のサービスサイトでは、公開後すぐのお問い合わせが受注につながるなど、さっそく効果を実感していただくことができました。
株式会社ムーンエレファントジャパンの遠藤様に詳しくお話をお伺いしました。
株式会社ムーンエレファントジャパン様
事業内容 |
大型高級レストランの経営、オケージョン・ハレの日を中心としたパーティー・会合 |
---|---|
導入サービス | CMS「BlueMonkey」 |
サイトカテゴリ | サービスサイト |
目次
問い合わせが増えた事例と生の声をまとめて知りたい方へ Webサイトのリニューアルで成果が出た! 本事例インタビュー集では、Webサイトのリニューアルを通してコンバージョンが増えた事例をまとめています。Webサイトからの引き合いを増やしたいと考えられている方、リニューアルを検討しているけど成果が不安な方、などには特におすすめのインタビュー集です。ぜひ貴社のマーケティング活動にお役立てください。
コンバージョンが増えた企業のインタビュー集
1.お客様の紹介
「サンシャイン クルーズ・クルーズ」「青山 星のなる木」「リストランテ ベニーレベニーレ」などの高級レストランの経営、企業・個人問わずオケージョン・ハレの日を中心としたパーティー・会合の提供をされている会社様です。
2021年には、オンライン飲み会ができるバーチャルレストラン「バーチャル空間レストランCRUISE CRUISE」をオープン。3つのメニューから高級食材を当てる「格付けチェックBOX」付きのオンラインパーティープランなどを展開されています。
2.Web制作前の課題
コロナ禍を乗り切るためオンライン会食の事業を発案
ーーまず最初にWeb制作を考えたきっかけを教えてください。
遠藤様:新型コロナウイルス感染症によって「宴会自粛」となり、多大な打撃を受けました。年間約2,500本を獲得していた大型パーティーの売上が、大幅に減少してしまったのです。
そんな状況を打開すべく考え出したのが「マイホームレストラン」でした。レストランの味をご自宅にお届けする、そんな商品を開発しようと2020年10月に立ち上げました。
2021年には、オンラインパーティー需要の高まりを受けて、「バーチャル空間レストランCRUISE CRUISE」を開業しました。バーチャルオフィスを手がけているoVice社と提携し、当社の強みであるパーティー獲得のノウハウを生かして、BtoB向けオンライン会食の商品販売を開始しました。
ただ、DX(デジタルトランスフォーメーション)の対策がボトルネックになってしまって。
人員集約産業である飲食業は、もともとDXが遅れていました。弊社もオンライン用のページは作成していましたが、お問い合わせをいただいてから営業や支配人が成約につなげる仕組みで、飲食店勤務の人材がWebマーケティングをしている状況でした。
以前から、団体パーティーWebサイトの担当者に、「キーワード選定」や「効果的な見せ方」についてアドバイスをもらっていたので、Webのプロ的・客観的見地に対する必要性は感じていました。
そんな中、コロナ禍の打撃があって、DXに舵を切らなくては安全な航海ができないという判断に至ったのです。「Web制作を委託しないと取り残される」という危機感を強く感じました。
3.クラウドサーカスを選んだきっかけ
はじめての打ち合わせで目的を理解してくれた
ーーどのような基準で制作会社の選定を進めましたか?
遠藤様:取り組みたい施策は、①広告、②ランディングページ制作、③ご注文~商品発送までのシステム構築の3つ。その課題を解決できる会社を6、7月くらいから探し始めました。
1番のネックは予算。Web制作費、広告費のほかに、レストランの商品販売なので、季節メニューを変更する度にランニングコストがかかってしまいます。コロナ禍だったので、とくにコスト面は慎重に検討しました。
それから、忘年会シーズン前のサイト公開を目指していたので、スケジュールを合わられることも選定ポイントでした。
ーークラウドサーカスのどのようなところに魅力を感じていただけたのでしょうか。
遠藤様:クラウドサーカスを知ったのはWeb検索です。ほかにも5社くらいチェックしましたね。
採用する決め手になったのは、初回のヒアリングが非常にわかりやすかったこと。御社は、問い合わせ後すぐの打ち合わせで、我々が困っていること、求めているものを見抜いて、事前に準備していただけていました。
同業種で我々がベンチマークにしていたサイトがあったのですが、初回の打ち合わせの際に「こんなサイトにするとわかりやすいですよ」と言って提示してくれたのが、まさにそのサイトでした。そのスピード感が、ある意味カルチャーショックでしたね。こちらからは何も言ってなかったのですが、我々の目的をわかってくれているんだなと感じました。任せられるという印象でしたね。
ーー初回の打ち合わせの時点で、話が通じそうだなという印象を持っていただけたんですね。
遠藤様:そうですね。ボタンの掛け違いがなさそうだなと感じました。最終的には、初期費用が抑えられている点、2ヶ月で制作できそうな点、作成後の修正が自社で対応が可能な点を考慮して、御社に決めさせていただきました。
4.完成したWebサイトのご感想・成果
他社と差別化した印象的なサイトに
ーークラウドサーカスの提案や制作はいかがでしたか?
遠藤様:とても効果的に、効率的に作業していただきました。
スケジュールがタイトになってしまったので、御社にある程度形にしてもらって、それをチェックするというスタイルで進めていきました。本来、もう少しキャッチボールをしながら制作をするべきだとは思いますが、このやり方のおかげでとてもスムーズに作業できましたね。
逆にもっと時間があったら、もう少しいいものができたかというと、そうじゃないと思うんです。時間がないながらも、非常にいいものを作っていたただいたという感じですね。
ーーサイトのデザイン面はどのように決めていったのですか?
遠藤様:食品なので、寒色系の色は使わないでくださいという話はしました。けれど、デザイン面に口を出しすぎると、プロの見解から外れてしまうと思ったので、ほとんどおまかせでしたね。
ーー完成したサイトを拝見しましたが、「格付けチェックBOX」という施策を全面に押し出すトップメージが目を引きますね。
画像引用元:株式会社ムーンエレファントジャパン様 バーチャル空間レストランCRUISE CRUISE
遠藤様:競合との大きな違いはなんだろうと考えたときに、全国配送とか、送料込みとか、そういうのはみなさん一緒だと。「格付けチェックBOX」の話題が出た瞬間に、これがいちばん差別化になる、強く打ち出すべきじゃないかというのが共通認識になったんです。
その上で、当社の差別化ポイント「格付けチェックBOX」推しでいくことをご提案いただて、ページの骨格が定まりました。おかげで他社との大きな違いを出すことができましたね。
ーーひと目でどういう目的のページかわかりますね。社内上申資料のダウンロードもおもしろいです。
画像引用元:株式会社ムーンエレファントジャパン様 バーチャル空間レストランCRUISE CRUISE
遠藤様:いままでも幹事様から「資料ありませんか」というお問い合わせをいただいていたんです。御社からも「普通の資料ダウンロードじゃなくて、上申資料はどうですか」とご提案いただいたので、じゃあ出してみましょうという話になりました。
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5.完成したWebサイトの成果
公開後すぐに問い合わせや取材オファーが!
ーーWebサイトを制作して、どんな効果がありましたか?
遠藤様:サイト公開後、すぐに5,
また、「格付けチェックBOX」やoVice社さんの「バーチャル空間レストラン」のテレビ取材のオファーもあったんです。取材依頼の経緯まではわかりませんが、お問い合わせいただく前にサイトを見てくれたことは確認できました。そういう点でも、効果的に事業アピールができているなと感じています。
あとはこの後ですよね。まだサイトを公開して日が浅いので、これからどうやって数字が伸びていくのか期待しています。
6.今後の課題・展望
MAツールを連動させたシステムを構築させたい
ーー今後の展望を教えてください。
遠藤様:現状、Webマーケティング担当者は1名いますが、専任ではありません。やはり客観的にWebマーケティング対策ができるような、アウトソーシングの必要性を感じています。
なので、最近導入したMAツール「BowNow」も活用しながら、御社に毎月のコンサルティングをお願いして、広告の費用対効果を高めていきたいと思っています。広告による集客、ランディングページの管理・維持・運営、それを受注につなげて、BowNowで拡大していくという流れを作るのが理想です。
このプロセスは、一連の動きで進めることが重要ですけど、弊社が一括管理できるのかというと、それは難しい。その部分は、御社にコンサルタントをお願いして、年間を通した計画と分析を行いながら、売上の拡大につなげていきたいと考えています。
それから今回の施策が、社内のDXを加速させるきっかけになれば、なお嬉しいですね。このサイトがひとつのモデルになれば、通常のレストランでもDXを進めるヒントになります。オンライン販売の売上向上だけでなく、当社全体のDXにもつなげてきたいですね。
ーーそれでは最後に、他のお客様へのメッセージをいただけますでしょうか。
遠藤様:御社を選んだ理由のひとつに、仕事を依頼したいというよりも、一緒に仕事したいと思える方々がいらっしゃったということがあります。簡単に言えば、「肌が合った」ということかもしれません。
「御社のサービスを利用すると何ができるのか」「この先どんな進め方ができるのか」、そういったことを具体的に教えてくれますので、まずは一度お話を聞いてほしいですね。Webマーケティングの専門用語も詳しく教えてくれますし、とにかくヒアリングでのお話がわかりやすかったです。
お話を聞いて、「クラウドサーカス」というサーカスのテント小屋には、たくさんのものが詰まっているということを感じました。BlueMonkeyとBowNow以外にも、多くのツールがありますし、いろんなノウハウをお持ちの方々がいらっしゃるので、そういったところがおすすめできる理由ですね。
CMS「BlueMonkey」の導入を経て、新規事業の魅力が伝わるWebサイトを制作された株式会社ムーンエレファントジャパン様。
クラウドサーカスは、今後もWebマーケティング施策をサポートしてまいります。
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担当ディレクター:近藤裕之