Webサイト制作・ホームページ制作の発注先の探し方!依頼時にやるべきことも徹底解説

「Web制作で絶対に失敗したくない!」
このページを訪れた方では、こんな思いをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
Web制作で失敗しないためには、事前準備が何よりも大切です。この記事ではWeb制作の発注依頼をする前にやっておきたいことをまとめています。
発注者が行うタスクで「最低限これだけはやっておきたい」ことから「できればやっておきたい」ことまで、網羅的にピックアップすることを目指した内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Webサイト制作は成果物のクオリティに応じて、コストも時間もかかる大きなプロジェクトになります。せっかくの苦労を無駄にしないために、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください!
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目次
Webサイト・ホームページ制作の発注先
Webサイト制作は「どこに頼むか」が非常に大切です。自社の予算感やプロジェクトの規模、そして公開後の運用体制を考慮して、最適なパートナーを探す必要があります。発注先の選択肢は、大きく分けて「制作会社」と「フリーランス」の2種類が存在します。
制作会社
制作会社は、ディレクターやデザイナーなど各分野のプロが、チーム体制でプロジェクトを担当する組織です。大規模な制作会社は、戦略立案からデザイン、システム開発までを一貫して任せられる総合力があります。企業のブランド価値を高めたい場合や、BtoBサイト、複雑な機能を実装する中〜大規模なプロジェクトの際によく選ばれています。
【制作会社の探し方】
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フリーランス
フリーランスは、特定の組織に属さず、個人の専門スキルを活かして制作を請け負います。特定の工程に特化したプロや、複数の工程を一貫して担当できるプロも多く、発注側のニーズに合わせて柔軟な体制を組めるのが特徴です。制作会社と比較して意思疎通がダイレクトにできるため、小規模なサイト制作や、特定の予算内での機動的なプロジェクトに適しています。
【フリーランスの探し方】
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発注先(制作会社/フリーランス)別のWebサイト・ホームページ制作依頼相場
発注先によって、Webサイト制作の費用相場は大きく異なります。以下は、制作会社とフリーランスの費用感をまとめた比較表です。予算を検討する際の参考にしてください。
| 依頼先 | ホームページの規模 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 個人やフリーランス | 小規模 | 10万円~30万円程度 |
| 中規模 | 20万円~50万円 | |
| 中小規模の制作会社 | 小規模 | 30万円~100万円 |
| 中規模 | 80万円~150万円 | |
| 大手制作会社 | 中規模 | 300万円~600万円 |
| 大規模 | 1000万円以上 | |
| クラウド型ホームページ制作ツール | 初期費用 | 0円~数万円 |
| 月額費用 | 5,000円~4,500円程度 |
さらに詳しい情報は、以下の記事で解説しています。サイトの種類別での費用相場、ホームページ作成費用の内訳など、具体的な予算計画を立てる際のガイドとして、ぜひあわせてご確認ください。
発注先(制作会社/フリーランス)別のメリット・デメリット
発注先選びでは、自社のプロジェクトに合っているかを判断することが重要です。組織としての「安定感」を取るか、個人ならではの「機動力」を取るか。それぞれの特性を理解することで、発注後のトラブルを防ぎ、スムーズなプロジェクト進行が可能になります。
制作会社に発注する場合のメリット・デメリット
制作会社の強みは、デザイナー・エンジニア・ディレクターなど複数分野のプロがチームを組み、組織的にプロジェクトを支える点にあります。担当者が不在でもプロジェクトが止まらず、納期厳守が求められる案件では心強い存在です。一方で、コスト面や柔軟性にデメリットもあります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メリット |
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| デメリット |
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フリーランスに発注する場合のメリット・デメリット
フリーランスは、コストを抑えつつ「スピード」と「柔軟性」を求める場合に適しています。中間マージンをカットして、クリエイターと1対1でやり取りができるのがメリットです。個人に依存するリスクがあるため、発注者側がポートフォリオを読み解き、実力を見極める目を持つことが大切です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メリット |
|
| デメリット |
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Webサイト・ホームページ制作の発注先の選び方
発注先を検討する際に必ずチェックしておきたい5つの選定ポイントを解説します。
Webサイト・ホームページ制作に使用するCMSの種類で選ぶ
現代のWebサイト制作では、専門知識がなくても自社で簡単にコンテンツを更新できるCMS(コンテンツ管理システム)の導入が一般的です。CMSには種類があるため、発注先がどのシステムを得意としているかを確認しましょう。
CMSは大きく分けると、「オープンソース系(例:WordPress)」と、特定の企業が提供する「独自開発系」があります。
| オープンソース系:世界的シェアが高いCMS。ライセンスは無料。カスタマイズ性が高く、多くの制作会社やフリーランスが対応している。利用者数も多いため、社内で使ったことがある人も見つけやすい。 独自開発系:国産CMSも多く、堅牢なセキュリティ・手厚いサポートが期待できる。直感的に操作できるものが多い。拡張性はCMSにより異なる。 |
自社のWeb担当者のスキルや、将来的な拡張性を踏まえて、最適なCMSを提案してくれる発注先を選びましょう。
Webマーケティングへの知見の広さで選ぶ
「作って終わり」のサイトにならないためには、SEO(検索エンジン最適化)を含むWebマーケティング全般への知見も必要です。見た目がきれいなサイトでも、集客導線が設計されていなければ、ビジネス上の成果は期待できません。
企業サイトでは、ターゲットがどのようなキーワードで検索し、どのような情報を求めているかを理解した設計が求められます。制作会社であればコンサルティング実績、フリーランスであれば過去のポートフォリオにおける改善実績を確認してください。戦略立案などの「上流工程」から相談に乗ってくれるパートナーを選ぶことで、投資対効果の高いリニューアルが可能になります。
関連記事:【初心者必見】SEO対策のやり方がゼロからわかる!やるべきことをステップに分けて徹底解説!便利な無料ツール紹介も
セキュリティ対策の充実度で選ぶ
昨今、企業の規模を問わずサイバー攻撃のリスクは高まっています。特に、セキュリティの甘い取引先を踏み台にする「サプライチェーン攻撃」が増加しており、Webサイトの防衛は重要です。
選定時は、具体的なセキュリティ対策案を確認しましょう。例えば、システムの脆弱性への対応方針や、SSL(通信の暗号化)の設定、サーバー管理体制などが挙げられます。独自CMSを提供している業者の場合は、標準でどのようなセキュリティ機能が備わっているかをチェックしてください。フリーランスに依頼する場合も、保守管理においてどこまでセキュリティ担保が可能かを明確にすることが大切です。
制作後のサポート充実度で選ぶ
Webサイトは公開後が本当のスタートです。アクセス解析に基づいた改善や、情報の更新を継続することで、初めて効果を発揮します。そのため、中長期的な視点でアフターフォローが充実しているパートナーを選ぶことが推奨されます。
「何でもサポートします」といった曖昧な表現ではなく、具体的な支援内容を確認しておきましょう。トラブル時の連絡手段(電話・メール・対面など)や、定期的な効果測定レポートの有無、システムのアップデート対応、ユーザー会やセミナーなどの更なる知識提供があるかが判断基準となります。専門のサポートチームを持つ制作会社や、密な連携が可能なフリーランスなど、自社の運用体制にあった相手を選びましょう。
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制作会社に依頼する場合は「主力領域」で選ぶ
会社の「成り立ち」や「主力事業」を知ることで、得意とするアウトプットの傾向を把握できます。自社が最も重視したい要素と、制作会社の強みが一致しているかを確認しましょう。
例えば、デザインの美しさを最優先するならクリエイティブに強い会社、複雑なシステム連携が必要なら開発実績が豊富な会社が適しています。主力領域を見極めるには、過去の制作実績のポートフォリオを見るのが一番の近道です。自社の業界に近い実績があるか、または抱えている課題と同様の解決事例があるかをチェックし、ミスマッチを防ぎましょう。
印刷系のWeb制作会社の特徴
雑誌やカタログ、会社案内のパンフレットといった印刷物の制作会社から派生したWeb制作会社(部門)です。印刷業界の市場縮小が進むなか、印刷物とあわせてホームページの制作も行うなどサービスの一環や業務拡大を目指して立ち上げたところが多くみられます。
Webが普及する前からデザインに携わってきた会社ですから、デザイン力は抜群。オリジナル性のあるデザインを求めている方には、適しているでしょう。また、会社案内の印刷物を制作する際、同じ内容のWebサイトを制作したいという方にとっても、一緒に依頼することで制作期間やコストの低減も期待できます。
一方で、Webからの受注を増やしたいといったマーケティング施策やSEO、データベースの制作など、デザイン以外の要素については、各社のノウハウや技術力に大きな差があります。また、公開後のサポート対応が手薄なところもみられます。Webサイトでビジネスを拡大したいと考えている方は、各社の実績もしっかり見極める必要があるでしょう。
システム系のWeb制作会社の特徴
データベースやソフトウエアの開発、基幹システムやネットワークの構築など、システムの設計・開発を手掛ける会社にも、Webサイトの制作を手掛けるところがあります。
画面上には現れないバックグラウンドのしくみづくりを得意とする会社ですから、ECサイトのような決済システムが必要なWebサイト、個人情報を多く扱う会員サイト、人事や売上管理など基幹システムと連携したWebサイトなどを求める方にはピッタリ。制作会社の担当者がヒアリングしたうえで、必要な機能を備えたWebサイトを提案してくれるでしょう。
システム系のWeb制作会社は裏側に強いですが、デザインについては目新しさのない、ありきたりなビジュアルになる場合も。会社によっては、デザイン制作会社に外注するところもあります。社内にデザインの制作担当部門があるか確認することも必要でしょう。
広告代理店系のWeb制作会社の特徴
新聞やテレビ、雑誌など各メディアで広告を扱う代理店もWeb制作に深くかかわってくることがあります。それぞれのメディアの特性にあわせたプロモーションの提案や、他メディアと一緒にクロスメディアマーケティングを行うことも可能でしょう。
広告代理店系のWeb制作会社はマーケティングに強みを持っていることが大きな特徴です。集客や問い合わせ件数の増加など、Webを活用した施策の提案を望む方には適した会社といえます。
ただし、自社内にWeb制作部門を持っているところは少数派。多くの会社はデザイン制作会社に外注しています。そのため、デザインやプログラミングの知識を必要とするシステムなど、マーケティング以外については専門外という会社も。自社内にWeb専門部隊があるかという点が、会社選びのカギといえます。
映像系のWeb制作会社の特徴
高速インターネット回線の普及にともない、動画専門サイト、ポータルサイトやSNS上の動画広告など、Webでも動画に接する機会が増えています。こうした背景から、映像制作会社にもWebサイトの制作を手掛けるところが多くなっているようです。
会社案内などPR動画の制作はもちろん、Webサイトでの動画配信や他メディアと連動したWebコンテンツ制作も含め、ワンストップで提供する会社もあります。
とはいえ、専門は映像制作。クオリティの高い映像は作れても、デザインやマーケティングなどを含めたWebサイトのクオリティまで高い会社は限られてきます。Webと動画を活用して、どのような施策を展開するとどんな効果が期待できるかといったノウハウを持っている会社を選ぶことが大切です。
マーケティングを強みとした独立系のWeb制作会社
マーケティングリサーチ会社やコンサルティング会社などでWebに携わっていた人が独立し、Web制作専門の会社を設立したところも多くなっています。
こうした独立系のWeb制作会社の場合、SEOやユーザビリティーに関する知識やノウハウが豊富で、アクセス数や問い合わせ件数を増やすキーワード選定から、アクセス解析や月次レポートなどのアフターサポートまで、Webに関するあらゆるサービスを提供してくれる点が特徴です。
一方で、各社に実力の差が大きいため会社選びは慎重に行いたいところ。独立系の制作会社といっても、営業から制作まで一人で対応するフリーランスもいれば、ディレクター、デザイナー、システム開発など専門スタッフが多く在籍している大企業もあります。制作はもちろん、公開後のサポートも含めしっかり対応してくれそうなところを選ぶことが重要なポイントといえそうです。
WebサイトはWebマーケティングの施策の中心になるので、しっかりとノウハウを提供してくれる制作会社を選ぶことが重要です。せっかくコストをかけて構築をするので、親身になって長期的な視点で寄り添ってくれる業者を選ぶようにしてください。
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Webサイト・ホームページ制作を依頼する際にやること
Webサイト制作を発注する際に、実際にやることを手順に沿ってご紹介します。
STEP1. Webサイト・ホームページ制作の企画段階でやること
Web制作で失敗しないために何よりも大切なのが、Webサイトをつくることによって「何を実現したいか」、つまり目的を明確にしておくことです。
企業でのWeb制作は、単に無目的にサイトを新しくするというわけでなく「Webマーケティングをはじめたい」「採用者を増やしたい」といった目的や計画があり、そのプロジェクトの一環としてWebサイトが位置づけられていることが多いです。
ただ、それらの計画は往々にして曖昧な場合も多いため、発注前に「数値目標」や「ターゲット」「予算」「納期」といった形に落とし込んで具体化していくプロセスが大切です。
目的を決める
Web制作発注前の準備段階で最も大切なのはWebサイトの目的(ゴール)を設定しておくということです。ここを明確にしないと、その他の要素を根拠を持って決めることができません。Webサイト制作の目的として代表的なのは、下記のようなものです。
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Webサイト制作の目的を考える際には、具体的な数値目標(KPI)まで落とし込めるとベターです。例えば「BtoB企業でWebマーケティングを本格化するために行うWebリニューアル」の場合、「半年以内に月間お問い合わせ件数(CV)を30件以上に」といった形です。達成したい数値と、達成までの期間を明確にしておくとよいでしょう。
KPIとなる数値目標はWebサイトの目的によって異なります。以下のような指標が代表的なものです。
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ターゲット(ペルソナ)を設定する
Webサイトでの目標を達成するためには、そのサイトへ意図したユーザーに訪れてもらう必要があります。Webでの集客では広告、SEOなどのマーケティング施策が必要になりますが、その戦略の前提となるターゲット像を明確にしておきましょう。
Webサイトのターゲットを考える上で役立つのが「ペルソナ」という考え方です。Webマーケティングの分野では、ターゲットのニーズをより明確にするため、「ペルソナ」と呼ばれる架空のユーザー像を設定します。ペルソナを設定することによって、優先すべき顧客が明確になり、社内での意思統一にも役立ちます。

納期を決める
制作会社に発注をする前に、希望納期を決めておきましょう。一般的にWeb制作会社は多くの案件を同時並行していますので、依頼時に納期を曖昧にしてしまうとスケジュールが後倒しになってしまう可能性もあります。
Web制作のスケジュールは、サイト規模によって変わります。例えば、一般的な「20〜30ページのコーポレートサイトのリニューアル」だと、作業期間は2〜3か月程度になります。サイト種別によるWeb制作期間の大体の目安は下記の通りです。
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予算を決める
依頼をする前に予算も決めておきましょう。予算面は曖昧にせず、お問合せ時から「~〇〇〇万円まで」と具体的な金額で提示できるのが理想です。ですが、初めてWeb制作を依頼する場合だとそもそもの相場がわからないかもしれません。
制作期間と同じく、Web制作の費用相場もサイト規模によって変わってきます。情報量の少ないシンプルなサイトであれば、10万円以下の費用で作成可能ですが、ビジネスシーンで集客のチャンネルの一つとして活用できるようなWebサイトの場合、ある程度のコスト投下が必要だと想定しておいた方がよいでしょう。以下にサイト規模ごとの一般的な相場をまとめてみました。
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上記の金額はあくまでも目安だということをご留意ください。「レスポンシブデザイン」「CMS導入の有無」など、Web制作費用は求める条件によって変動します。
必要な機能や導入ツールを決めておく
ECサイト構築のプラットフォーム選定などが代表的ですが、Webサイトで実現したい内容によって必要なシステム、ツールも変わってきます。どんな機能を実装したいか考えておくとよいでしょう。企業サイトの場合だと例えば以下のようなツールの選択肢があります。
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CMSはWordPressが最も有名ですが、エンジニア以外もWebを更新する機会の多い企業サイトでは導入が当たり前となりつつあるようです。また、マーケティングオートメーション(MA)も、コロナ以降でデジタルマーケティングが普及する中で重要度が増してきているツールです。
発注前に具体的なツール選定までしておく必要は必ずしもないのですが、Webサイトの目的や自社の状況に鑑みて「どのようなツールが必要か」というイメージを持っておけるとよいでしょう。
また、アクセス解析の標準ツールである「Googleアナリティクス」は無料ですので、基本的には導入する前提で考えておきたいところです。設置の際に若干コードの知識が必要になりますが、自社にノウハウがない場合は制作会社で設置が可能か確認してみるのもアリです。
STEP2. 依頼先への連絡前にやること
次に、制作会社に共有するデータや情報をあらかじめ用意しておきましょう。Web制作の工程は制作会社との二人三脚になります。自社のことをより深く相手に理解してもらうことが成果物のクオリティに反映されます。
複数社に見積もりを取る場合など、どこまで自社の情報を公開するかは悩みどころですが、Web制作の背景を含めた多くの情報を共有することで、制作会社もより突っ込んだ提案をしてくれるはずです。
会社情報・製品(サービス)情報を用意する
制作会社が自社のサービスや製品を理解するための情報を用意しておきましょう。既存サイトのURLを共有しておくのはもちろんですが、ネット上で公開していないような情報(自社サービスの強みと弱み、競合はどこか、など)もできるだけ共有できるとよいです。
普段使っている営業資料などを渡すだけでも自社への理解度はぐっと上がるはずです。また、長期的な営業戦略の一部(デジタルマーケティングを本格化し、Webからの新規顧客開拓を行う場合など)としてWebサイト制作が位置づけられている場合、その営業計画も共有できるとよいでしょう。
Webサイトの現状分析データを用意する
Webリニューアルの場合、既存サイトの分析データをあらかじめ把握して共有できるようにしておきましょう。Webサイト分析における代表的な指標は下記のようなものになります。Googleアナリティクスなど、無料ツールで大体の数値は取得可能です。
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これらのデータはWebマーケティング施策を考えていく上での前提となりますが、特にアクセス数やCV数などは外部から取得するのが難しいものです。
制作会社に自社の状況を正確に伝えるのに役立ちます。
データの共有を手っ取り早く行いたい場合は、制作会社にGoogleアナリティクスの権限を渡して一通り把握してもらうというやり方でもOKです。
URLやドメインはそのまま使えるか確認する
基本的にドメインは「利用者の所有物」となるので、大抵の場合そのまま使用できます。ドメインには使っている年数によって検索エンジンからの信頼が高まる「ドメインエイジ」という評価基準があるほか、ドメイン変更により外部リンクを失うなどSEO観点からもデメリットが多く、なるべく変えないのがベストです。
サーバはそのまま使えるか確認する
Webサイトのサーバの契約は、自社で直接している場合と、制作会社経由でしている場合に分かれます。
後者の場合で制作会社を変更する際は、そのまま引き継ぐケースと、変更が必要なケースがあります。変更する際は、サーバの情報は制作会社が保守作業を引き継ぐ上でとても重要なものなので、しっかりと確認しておきましょう。また名義変更などの必要がないかも合わせて確認してください。
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クラウドサーカスのホームページ制作のご紹介
STEP3. 依頼先から良い提案を受けるためにやること
昨今、企業のWebサイト運営では単にWebサイトの保守運用をするだけでなく、Webサイトへの流入を増やして売り上げにつなげる「Webマーケティング」を行うことが当たり前になりつつあります。
必然的に、どのWeb制作会社も「いかに集客につなげるか」という観点を入れて提案をしてくるはずです。(採用サイトの場合は「いかに採用者を増やすか」)
もちろんWebマーケティングの具体的な戦略に関しては、プロである制作会社の提案を聞いて判断するというスタンスも可能です。
ですが、先述したようなWebサイトの「目的」や「ターゲット」がはっきりしていれば、必要なWeb戦略のある程度の肉付けが可能になっているはずです。このステップで行う下準備は、制作会社からの提案の質を上げるためにあらかじめWeb戦略の方向性を具体化しておくというイメージです。
参考にしたいサイトを探す
「どのようなサイトにしたいか」を制作会社に伝える際、参考となるサイトを用意しておくとイメージの共有がスムーズになります。
参考のサイトをどのように探せばよいか迷ったときは、「競合他社はどんなWebサイトを持っているか」という観点で探してみるとよいでしょう。
同じようなサービスを提供する競合他社では、必要とされるWebマーケティングの施策も近づいてきます。競合サイトを分析することで、訴求メッセージの打ち出し方やデザインなど、自社のサイトの具体的なイメージが湧きやすくなるはずです。
獲得したいキーワードを決めておく
必要なページやコンテンツを決めるため、サイト設計時からSEOを意識してどんなキーワードを獲得したいか考えておけるとベターです。企画設計時にWebサイトの「ターゲット(ペルソナ)」が明確になっていれば、獲得したいキーワードも導きやすくなっているはずです。
ターゲットに見合った検索キーワードを見つけるための考え方は、下記の記事の中で詳しく解説しています。
最低限盛り込みたいページ・コンテンツを決める
発注前に、盛り込みたいページやコンテンツの内容がある程度イメージできているとよいでしょう。製品紹介ページや会社説明など、定番のコンテンツはもちろん、「このページは流入が多いから残したい」「このキーワードで流入を獲得したいからこういうページが欲しい」など、既存サイトの分析やキーワードの検討をしておくと、具体的に必要なコンテンツが導き出せるはずです。
また、必ず使用したいテキストや画像(会社概要やロゴデータなど)などがある場合はあらかじめ用意しておくとその後のやり取りがスムーズになります。
デザインイメージを決めておく
デザイン領域はやはり専門知識が必要になりますので、「おまかせ」になりがちなのですが、制作の工数を減らしコストを下げるためにはあらかじめイメージを固めておけるとよいでしょう。
具体的なイメージが湧きやすいよう、「基調にしたい色」「参考となるサイト」「メインで打ち出したいメッセージ」などを依頼時に伝えられるとよいです。
制作目的に沿ったデザインイメージを発注者が提示し、プロの力を借りて実現させるという意識で臨めるのが理想です。
STEP4. 依頼先への発注前にやること
ここまで挙げたような準備を進めておけば、作りたいWebサイトの理想像がかなり具体的になっているはずです。理想像が固まったら、最後の仕上げとしてそれを適切な形にアウトプットしておくことをお勧めします。
個人の頭の中でイメージが決まっていても、コミュニケーションの過程でそのイメージがぶれてしまうことはよくあることです。Web制作のプロジェクトを思い描いた形で完遂するためには、このあと解説する「RFP」を活用し、社内や制作者の間での意思統一をとるというプロセスがあるとよいでしょう。
運用体制を決めておく
Web制作は「完成させる」というプロセスが大変なため、公開後の運用については意識が回らなくなってしまいがちです。ですが、Webから成果を出すためにはサイト公開後の運用こそ大切。コンテンツを更新するのは誰かなど、あらかじめ明確にしておけるとよいでしょう。
また、制作会社を選定する際は、公開後の運用に関してどれぐらいサポート体制があるのかを必ず確認しておきましょう。制作会社によってはWebマーケティングでの施策立案まで行ってくれるところもあり、サポート内容は制作会社によってさまざまです。
RFPを作成する
RFP(Request for Proposal)とはあまり聞きなれない用語ですが、制作会社からの提案をしてもらう前に、発注する側が作る「提案依頼書」となる資料です。
▼RFPの例

RFPを作らずに曖昧な希望を口頭で伝えた結果、見当違いな提案に時間を費やすことになってしまい、制作・発注の両者にとって非効率的です。
制作側の提案の正確さや効率を上げるため、そしてプロジェクトが進行してからの行き違いを防ぐためにも、まず、発注者側がRFP資料をまとめることが大切です。
RFPの項目例
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RFPの記入例は下記からダウンロードいただけます!:『RFP記入シート』
社内合意を取っておく
発注までのプロセスの最終段階として忘れてはいけないのが、上記で決めたWebサイトの条件に対して社内で意思統一を取っておくということです。社内で意思統一ができておらず、業者決定後にホームページに必要な機能やコンテンツがぶれてしまうなどということがあると、制作の進行に影響を与えてしまいます。
社内でコンセンサスを取る際には、先述のRFPのような客観的な資料を作っておくと役立ちます。
Webサイト・ホームページ制作の発注コストを抑える方法
発注コストを抑えるには、制作会社やフリーランス側の「作業工数」をいかに減らすか、また「公的支援」を活用するかという点にあります。
CMSやノーコードツールを活用する
システムをゼロから構築するフルスクラッチではなく、CMSやノーコードツールを活用することで、初期費用を大幅に抑えられます。こうしたツールは、あらかじめWebサイトに必要な基本機能が備わっているため、開発にかかる人件費をカットできるのがメリットです。さらに、プログラミング知識がなくても、公開後のちょっとした修正やページ追加を自社内で完結できます。
原稿や画像素材を自社で準備する
制作会社が最も工数を割く作業の一つが、コンテンツの作成です。原稿の執筆や写真撮影を外注せず、自社で準備することで、外注費を直接的に削ることができます。
プロがノウハウや事例を基に作る素材と、素人が良いと思うものは異なる場合もあるため、コスト以外のメリット・デメリットも考える必要はあります。とはいえ、日々顧客と向き合っている担当者が作るコンテンツは、現場に即した具体的で説得力のある内容になり、サイトの独自性と信頼性が高まる副次的な効果も期待できます。
自社で準備をする場合は、自社の強みを最も理解している担当者が「想い」を込めた素材を用意するのが良いでしょう。
ページ数と機能を最小限に絞る
コストを抑えたいなら、最初からすべての機能を盛り込もうとせず、まずは必要最小限の構成でスタートする「スモールスタート」を検討してみてください。
Webサイトは公開後に育てていくものと考えて、最初は「会社概要」「サービス紹介」「問い合わせ」といった最優先のページに絞ります。複雑なシステム連携や特殊なアニメーションの実装を避けることで、制作期間とコストの圧縮が可能です。運用しながらユーザーの反応を見て、本当に必要な機能だけを後から追加していくことで、無駄な投資を抑えられ、失敗のリスクも低減できます。
国や自治体の補助金・助成金を活用する
Webサイトの制作費用を補填するために、国や地方自治体が提供する補助金・助成金を活用する方法も有効です。代表的なものとして、「IT導入補助金」や「小規模事業者持続化補助金」などがあります。
ただし、申請には期間や条件があり、地域の商工会または商工会議所による支援計画書の発行が必要になるケースもあるため注意が必要です。補助金申請に詳しい制作会社をパートナーに選ぶことで、よりスムーズに手続きを進められます。
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Webサイト制作の成功は、「公開後、ビジネスの成果につなげられるか」にかかっています。そのためには、自社の課題に寄り添い、戦略から運用までを共に歩めるパートナー選びが重要です。
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この記事を書いた人
クラウドサーカス株式会社 ウェブプロモーション事業部 部長
長谷川 潤
プロフィール
1979年生まれ 福島県出身。アパレル業界でキャリアをスタートし、ECサイトの立ち上げと運用を通じてWebマーケティングの世界へ。その後、デジタルマーケティング領域の専門性を深めるべく、スターティアラボ株式会社(現:クラウドサーカス株式会社)に入社。2009年以降、10年以上にわたりBtoB企業向けのWebサイト構築を手がけ、コンバージョン最大化を軸に多数のプロジェクトを支援。2023年からはウェブプロモーション事業部の責任者として、新規顧客獲得を目指すBtoB企業のマーケティング活動を牽引しています。



