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Webサイト制作の発注で失敗しないために!事前準備でやるべきタスクをまとめました!

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記事公開日:2022/06/23
Webサイト制作の発注で失敗しないために!事前準備でやるべきタスクをまとめました!


「Web制作で絶対に失敗したくない!」


このページを訪れた方では、こんな思いをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

Web制作で失敗しないためには、事前準備が何よりも大切。

この記事ではWeb制作の発注依頼をする前にやっておきたいことをまとめています。

発注者が行うタスクで「最低限これだけはやっておきたい」ことから「できればやっておきたい」ことまで、網羅的にピックアップすることを目指した内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

Webサイト制作は成果物のクオリティに応じて、コストも時間もかかる大きなプロジェクトになります。

せっかくの苦労を無駄にしないために、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください!

 

STEP1 これだけはやっておきたい!Webサイト企画段階で決めておくべきこと

Web制作で失敗しないために何よりも大切なのが、Webサイトをつくることによって「何を実現したいか」、つまり目的を明確にしておくということです。

企業でのWeb制作は、単に無目的にサイトを新しくするというわけでなく「Webマーケティングをはじめたい」「採用者を増やしたい」といった目的や計画があり、そのプロジェクトの一環としてWebサイトが位置づけられていることが多いです。

ただ、それらの計画は往々にして曖昧な場合も多いため、発注前に「数値目標」「ターゲット」「予算」「納期」といった形に落とし込んで具体化していくプロセスが大切です。 


目的を決める

Web制作発注前の準備段階で最も大切なのはWebサイトの目的(ゴール)を設定しておくということです
ここを明確にしないと、その他の要素を根拠を持って決めることができません。

Webサイト制作の目的として代表的なのは、下記のようなものです。

集客(新規の顧客に商品を知ってもらう、興味・関心を高めてもらう など)
採用(自社サイトでの採用を促進する、学生の企業理解を深める など) 
ブランディング(好印象を与える、会社の信頼性を高める など)

Webサイト制作の目的を考える際には、具体的な数値目標(KPI)まで落とし込めるとベターです。
例えば、「BtoB企業でWebマーケティングを本格化するために行うWebリニューアル」の場合、「半年以内に月間お問い合わせ件数(CV)を30件以上に」といった形です。
達成したい数値と、達成までの期間を明確にしておくとよいでしょう。

KPIとなる数値目標はWebサイトの目的によって異なります。
以下のような指標が代表的なものです。

■「集客」目的のWebサイトの場合
お問合せ資料DL数商談数受注数など

■「採用」目的のWebサイトの場合
求人応募数採用数など

■「ブランディング」目的のWebサイトの場合
検索順位訪問数など


「実際のWeb制作やリニューアルではどのように成果が出ているか」が気になる方は、弊社で手掛けたWeb制作事例をまとめたコチラの資料がおすすめです!
>Web制作事例集



ターゲット(ペルソナ)を設定する

Webサイトでの目標を達成するためには、そのサイトへ意図したユーザーに訪れてもらう必要があります。
Webでの集客では広告、SEOなどのマーケティング施策が必要になりますが、その戦略の前提となるターゲット像を明確にしておきましょう

Webサイトのターゲットを考える上で役立つのが「ペルソナ」という考え方です。
Webマーケティングの分野では、ターゲットのニーズをより明確にするため、「ペルソナ」と呼ばれる架空のユーザー像を設定します。
ペルソナを設定することによって、優先すべき顧客が明確になり、社内での意思統一にも役立ちます。

▼ペルソナの具体例
ペルソナの具体例

ペルソナの考え方について下記の記事で詳しく解説しています。
>ペルソナを明確にする


納期を決める

制作会社に発注をする前に、希望納期を決めておきましょう。
一般的にWeb制作会社は多くの案件を同時並行していますので、依頼時に納期を曖昧にしてしまうとスケジュールが後倒しになってしまう可能性もあります。

Web制作のスケジュールは、サイト規模によって変わります
例えば、一般的な「20〜30ページのコーポレートサイトのリニューアル」だと、作業期間は2〜3か月程度になります。

サイト種別によるWeb制作期間の大体の目安は下記の通りです。

■LP(1ページ程度)
制作期間:1か月半

■小規模サイト(2~20ページ程度)
制作期間:2~3か月半程度

■中規模サイト(30~100ページ程度)
制作期間:6~8か月程度

■大規模サイト(100ページ以上)
制作期間:8~12か月程度


Web制作のスケジュールについては下記の記事も参考にしてみてください。
>Web制作のスケジュール感を解説!発注から納期までの期間ってどのぐらい?



予算を決める

依頼前に予算も決めておきましょう。

予算面は曖昧にせず、お問合せ時から「~〇〇〇万円まで」と具体的な金額で提示できるのが理想です。

ですが、初めてWeb制作を依頼する場合だとそもそもの相場がわからないかもしれません。

制作期間と同じく、Web制作の費用相場もサイト規模によって変わってきます

情報量の少ないシンプルなサイトであれば、10万円以下の費用で作成可能ですが、
ビジネスシーンで集客のチャンネルの一つとして活用できるようなWebサイトの場合、ある程度のコスト投下が必要だと想定しておいた方がよいでしょう。

以下にサイト規模ごとの一般的な相場をまとめてみました。

■LP(1ページ程度)
相場:5万円~

■小規模サイト(2~20ページ程度)
相場:30万円〜

■中規模サイト(30~100ページ程度)
相場:60万円〜

■大規模サイト(100ページ以上)
相場:150万円〜

■ECサイト
相場:100万円〜


上記の金額はあくまでも目安だということをご留意ください。
「レスポンシブデザイン」「CMS導入の有無」など、Web制作費用は求める条件によって変動します。

詳しくは下記の記事も参考にしてみてください。
>Web制作の相場ってどのぐらい?サイト規模ごとの費用を解説!




必要な機能や導入ツールを決めておく

ECサイト構築のプラットフォーム選定などが代表的ですが、Webサイトで実現したい内容によって必要なシステム、ツールも変わってきます。
どんな機能を実装したいか考えておくとよいでしょう。

企業サイトの場合だと例えば以下のようなツールの選択肢があります。

CMS…ブログなど、機動性の高いコンテンツマーケティングを行いたい場合
マーケティングオートメーション(MA)…アクセスしたユーザーの情報やCVしたリード情報を活かしてテレアポやメール施策を行いたい場合
チャットボット…お問合せ数がKPIとして重要なサイトなど、ユーザーとのインタラクティブ性を高めたい場合
データベース…サイトに掲載する商品数が多く更新頻度も高い場合

CMSはWordPressが最も有名ですが、エンジニア以外もWebを更新する機会の多い企業サイトでは導入が当たり前となりつつあるようです。
また、マーケティングオートメーション(MA)も、コロナ以降でデジタルマーケティングが普及する中で重要度が増してきているツールです。

発注前に具体的なツール選定までしておく必要は必ずしもないのですが、Webサイトの目的や自社の状況に鑑みて「どのようなツールが必要か」というイメージを持っておけるとよいでしょう。

また、アクセス解析の標準ツールである「Googleアナリティクス」は無料ですので、基本的には導入する前提で考えておきたいところです。
設置の際に若干コードの知識が必要になりますが、自社にノウハウがない場合は制作会社で設置が可能か確認してみるのもアリです。


こちらの記事もおすすめです!
>CMSとは?初心者でもわかる意味と基礎知識をわかりやすく解説!



STEP2 制作会社に連絡する前に!準備しておきたいもの

次に、制作会社に共有するデータや情報をあらかじめ用意しておきましょう。

Web制作の工程は制作会社との二人三脚になります。自社のことをより深く相手に理解してもらうことが成果物のクオリティに反映されます

複数社に見積もりを取る場合など、どこまで自社の情報を公開するかは悩みどころですが、Web制作の背景を含めた多くの情報を共有することで、制作会社もより突っ込んだ提案をしてくれるはずです。



会社情報・製品(サービス)情報を用意する

制作会社が自社のサービスや製品を理解するための情報を用意しておきましょう。

既存サイトのURLを共有しておくのはもちろんですが、ネット上で公開していないような情報(自社サービスの強みと弱み、競合はどこか、など)もできるだけ共有できるとよいです

普段使っている営業資料などを渡すだけでも自社への理解度はぐっと上がるはずです。

また、長期的な営業戦略の一部(デジタルマーケティングを本格化し、Webからの新規顧客開拓を行う場合など)としてWebサイト制作が位置づけられている場合、その営業計画も共有できるとよいでしょう。




Webサイトの現状分析データを用意する

Webリニューアルの場合、既存サイトの分析データをあらかじめ把握して共有できるようにしておきましょう。

Webサイト分析における代表的な指標は下記のようなものになります。Googleアナリティクスなど、無料ツールで大体の数値は取得可能です。

アクセス数(アクセスの多いページ)
CV数(CV数の多いページ)
主要な流入キーワードと検索順位

これらのデータはWebマーケティング施策を考えていく上での前提となりますが、特にアクセス数やCV数などは外部から取得するのが難しいものです。
制作会社に自社の状況を正確に伝えるのに役立ちます。

データの共有を手っ取り早く行いたい場合は、制作会社にGoogleアナリティクスの権限を渡して一通り把握してもらうというやり方でもOKです。



URLやドメインはそのまま使えるか確認する

基本的にドメインは「利用者の所有物」となるので、大抵の場合そのまま使用できます。ドメインには使っている年数によって検索エンジンからの信頼が高まる「ドメインエイジ」という評価基準があるほか、ドメイン変更により外部リンクを失うなどSEO観点からもデメリットが多く、なるべく変えないのがベストです。


サーバはそのまま使えるか確認する

Webサイトのサーバの契約は、自社で直接している場合と、制作会社経由でしている場合に分かれます。

後者の場合で制作会社を変更する際は、そのまま引き継げるケースと、変更が必要なケースがあります。変更する際は、サーバの情報は制作会社が保守作業を引き継ぐ上でとても重要なものなので、しっかりと確認しておきましょう。また名義変更などの必要がないかも合わせて確認してください。

 

STEP3 提案の質が上がる!Web戦略の下準備

昨今、企業のWebサイト運営では単にWebサイトの保守運用をするだけでなく、Webサイトへの流入を増やして売り上げにつなげる「Webマーケティング」を行うことが当たり前になりつつあります。

必然的に、どのWeb制作会社も「いかに集客につなげるか」という観点を入れて提案をしてくるはずです。
(採用サイトの場合は「いかに採用者を増やすか」)
もちろんWebマーケティングの具体的な戦略に関しては、プロである制作会社の提案を聞いて判断するというスタンスも可能です。

ですが、先述したようなWebサイトの「目的」や「ターゲット」がはっきりしていれば、必要なWeb戦略のある程度の肉付けが可能になっているはずです。

このステップで行う下準備は、制作会社からの提案の質を上げるためにあらかじめWeb戦略の方向性を具体化しておくというイメージです。


参考にしたいサイトを探す

「どのようなサイトにしたいか」を制作会社に伝える際、参考となるサイトを用意しておくとイメージの共有がスムーズになります。

参考のサイトをどのように探せばよいか迷ったときは、「競合他社はどんなWebサイトを持っているか」という観点で探してみるとよいでしょう。
同じようなサービスを提供する競合他社では、必要とされるWebマーケティングの施策も近づいてきます。競合サイトを分析することで、訴求メッセージの打ち出し方やデザインなど、自社のサイトの具体的なイメージが湧きやすくなるはずです。


競合サイトの見つけ方は下記の記事で詳しく解説しています。
>知っておきたい競合サイトの見つけ方と分析のやり方 

 


獲得したいキーワードを決めておく

必要なページやコンテンツを決めるため、サイト設計時からSEOを意識してどんなキーワードを獲得したいか考えておけるとベターです。

企画設計時にWebサイトの「ターゲット(ペルソナ)」が明確になっていれば、獲得したいキーワードも導きやすくなっているはずです。


ターゲットに見合った検索キーワードを見つけるための考え方は、下記の記事の中で詳しく解説しています。
>【初心者必見】SEO対策のやり方がゼロからわかる!やるべきことをステップに分けて徹底解説!




最低限盛り込みたいページ・コンテンツを決める

発注前に、盛り込みたいページやコンテンツの内容がある程度イメージできているとよいでしょう。

製品紹介ページや会社説明など、定番のコンテンツはもちろん、「このページは流入が多いから残したい」、「このキーワードで流入を獲得したいからこういうページが欲しい」など、既存サイトの分析やキーワードの検討をしておくと、具体的に必要なコンテンツが導き出せるはずです。

また、必ず使用したいテキストや画像(会社概要やロゴデータなど)などがある場合はあらかじめ用意しておくとその後のやり取りがスムーズになります。



デザインイメージを決めておく

デザイン領域はやはり専門知識が必要になりますので、「おまかせ」になりがちなのですが、制作の工数を減らしコストを下げるためにはあらかじめイメージを固めておけるとよいでしょう。

具体的なイメージが湧きやすいよう、「基調にしたい色」「参考となるサイト」「メインで打ち出したいメッセージ」などを依頼時に伝えられるとよいです。
制作目的に沿ったデザインイメージを発注者が提示し、プロの力を借りて実現させるという意識で臨めるのが理想です。

 


運用体制を決めておく

Web制作は「完成させる」というプロセスが大変なため、公開後の運用については意識が回らなくなってしまいがちです。
ですが、Webから成果を出すためにはサイト公開後の運用こそ大切
コンテンツを更新するのは誰かなど、あらかじめ明確にしておけるとよいでしょう。

また、制作会社を選定する際は、公開後の運用に関してどれぐらいサポート体制があるのかを必ず確認しておきましょう。
制作会社によってはWebマーケティングでの施策立案まで行ってくれるところもあり、サポート内容は制作会社によってさまざまです。




STEP4 ここまでできれば完璧!発注前にやっておきたい最後の仕上げ

ここまで挙げたような準備を進めておけば、作りたいWebサイトの理想像かかなり具体的になっているはずです。
理想像が固まったら、最後の仕上げとしてそれを適切な形にアウトプットしておくことをお勧めします。

個人の頭の中でイメージが決まっていても、コミュニケーションの過程でそのイメージがぶれてしまうことはよくあることです。

Web制作のプロジェクトを思い描いた形で完遂するためには、このあと解説する「RFP」を活用し、社内や制作者の間での意思統一をとるというプロセスがあるとよいでしょう。


RFPを作成する

RFP(Request for Proposal)とはあまり聞きなれない用語ですが、制作会社からの提案をしてもらう前に、発注する側が作る「提案依頼書」となる資料です。

▼RFPの例


RFPを作らずに曖昧な希望を口頭で伝えた結果、見当違いな提案に時間を費やすことになってしまい、制作・発注の両者にとって非効率的です。
制作側の提案の正確さや効率を上げるため、そしてプロジェクトが進行してからの行き違いを防ぐためにも、まず、発注者側がRFP資料をまとめることが大切です。


RFPの項目例

ホームページ制作の目的
達成したい数値目標(KPI)
自社のセールスポイントと弱み
現行のWebサイトの課題
ターゲット(ペルソナ)設定
納期
必要なシステム、機能要件
提出物(企画書、見積もり、構成案) など


RFPの記入例は下記からダウンロードいただけます!この記事で解説した内容が決まっていればほとんどの内容が埋められるはずです▼
『RFP記入シート』



社内合意を取っておく

発注までのプロセスの最終段階として忘れてはいけないのが、上記で決めたWebサイトの条件に対して社内で意思統一を取っておくということです。

社内で意思統一ができておらず、業者決定後にホームページに必要な機能やコンテンツがぶれてしまうなどということがあると、制作の進行に影響を与えてしまいます。

社内でコンセンサスを取る際には、先述のRFPのような客観的な資料を作っておくと役立ちます。

 




まとめ

ここまでWeb制作の事前準備をまとめてきましたが、企業でのWeb制作プロジェクトは期限が厳しく決まっている場合も多いため、「こんなに悠長に準備してられないよ!」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

その場合でも、最終的なプロジェクトの成功という観点から見て、最低限Webサイトの「目的」「納期」「予算」は決めておきたいところです。

また、提案時に不要なコミュニケーションを減らすという意味でも「参考サイト」「デザインイメージ」は用意しておけるとベターです。
最後に、「社内での意思統一」まで済ませておけば、事前準備をしたことで結果的に納期の短縮にも繋がるはずです。

この記事の内容が皆様のWeb制作の成功の助けになれば幸いです。


  • この記事を書いた人
  • BlueMonkeyメディア編集部
  • クラウドサーカス株式会社 マーケティンググループ

    プロフィール :

    2006年よりWeb制作事業を展開し、これまで2,200社以上のデジタルマーケティング支援を行ってきたクラウドサーカス株式会社のメディア編集部。24,000以上のユーザーを抱えるデジタルマーケティングツール「Cloud CIRCUS」を提供し、そこから得たデータを元にマーケティング活動を行っている。SEOやMAツールをはじめとするWebマーケティングのコンサルティングが得意領域で、目的から逆算した戦略的なWeb制作や運用のサポートも実施。そこで得たノウハウや基礎情報を、BlueMonkeyのコラムとしても発信中。



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