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おすすめCMS比較7選!CMSの基礎知識から選定ポイント、導入数ランキングまで紹介

CMSの要素を示すイメージ

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CMSとは「コンテンツマネジメントシステム」の略称で、Webの知識がなくても誰でも簡単にWebサイトの作成や更新ができるツールを指します。CMSにはさまざまな種類があり、CMSの導入を検討している方の中には「自社に合う最適なCMSを選べない」「そもそもCMSの機能やメリットデメリットがわからない」と選定に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。自社の目的に合ったCMSを選ぶのは簡単ではありません。特にWebサイトやホームページ制作が初めての場合、CMSの特徴を把握するのは一苦労です。

 

そこで本記事ではCMSの基礎知識から導入のメリットデメリット、CMSの選定ポイントやおすすめのCMSまで網羅的に解説します。自社に合ったCMS選びにぜひご活用ください。

 

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CMSとは

CMS(Contents Management System)は、Webサイトのコンテンツ(文章、画像、動画など)を簡単に作成管理できるソフトウェアです。Webサイトは通常、HTMLやCSS、JavaScript、PHPなどのプログラミング言語を用いて、1ページずつWebページを作成し、保存管理されています。

 

そのためページ編集や管理を行うには上記のプログラミング言語を理解するWeb制作会社に作業を依頼するか、専門言語を理解する人材を雇う必要がありました。CMSにはあらかじめHTMLやCSSなどが組み込まれているため、テキストデータを編集するだけでWebサイトの更新や編集が可能です。

 

Webページの更新や管理を自社でできるようになれば、外注費用の削減やスピーディーな情報発信が実現し、Webサイトを活用した成果の最大化が図れます。

 

【関連記事】
CMSとは?初心者でもわかる意味と基礎知識をわかりやすく解説!

 

 

CMSの種類

CMSの種類は大きく分けて以下の3つのタイプに分かれます。

 

  • オープンソース型
  • パッケージ型
  • オンプレミス型

 

ここではそれぞれの特徴について解説します。

 

 

オープンソース型

オープンソース型はソースコードが公開されており、誰でも自由に利用、改変、配布できるCMSを指します。誰でも自由に利用できることから、3つのタイプの中で最も高いシェア率を誇っています。オープンソース型の利点は、ライセンス費用が無料のため、初期費用を安くできる点です。サーバーとドメイン代のみで利用でき、サイト運営のランニングコストを抑えられます。

 

もうひとつはカスタマイズの自由度が高く、コミュニティが充実している点です。利用者の多いオープンソースのコミュニティでは、Webサイトの利便性を向上するためのプラグイン(機能拡張)やサイトのデザインを簡単に変更できるテーマが日々開発提供されています。それらを利用することで、便利で洗練されたWebサイトの制作が可能です。

 

一方でベンダーからのサポートを受けられない、セキュリティ対策は自社で行う必要があるなどのデメリットがあります。自社で保守管理が難しい場合は、外注が必須となります。

 

 

パッケージ型

パッケージCMSは、企業(ベンダー)が提供する有償のシステムです。企業の商用利用を前提に開発され、中規模から大規模企業向けのWebサイト運営に適しています。ベンダーによる公式サポートも充実しており、トラブルや操作方法で困った際も電話やメールですぐに問い合わせできるため、安心して利用できます。セキュリティ対策もベンダー側が請け負うため、保守運用にかかる手間やコストを抑えられるのも魅力です。

 

パッケージ型CMSは利便性が高く、快適な環境でCMSを利用できますが、月額利用料やライセンス費用といった定期的なコストが発生します。また提供される機能やテンプレートが限定されていることが多く、独自の要件に合わせた細かなカスタマイズが難しい場合があります。

 

 

オンプレミス型

オンプレミスCMSは、自社のサーバーにインストールして運用するCMSです。これまでご紹介してきたオープンソース型やパッケージ型CMSと異なり、CMSに使用するサーバーの設置やソフトウェアのインストール、ネットワーク回線の構築などをすべて自社で行います。社内の設備で情報の管理を行うので、外部への情報漏洩リスクを最小限に抑えられることから、機密情報を扱う官公庁や教育機関を中心に導入されています。

 

強固なセキュリティを誇る反面、自社サーバーを設置運用するためのソフトウェアやインフラの整備が必要になり、導入費用が高額になりがちです。またサーバー管理やシステムの保守を行う人材の確保や教育も求められます。

 

 

CMSを導入するメリット

CMSを導入することで得られるメリットや効果を解説します。

 

【関連記事】
CMS導入のメリットデメリットとCMSツール選定のポイント
CMSの比較時に意識したい!「自由度」の違いによるメリットやデメリットについて

 

 

コンテンツ管理の効率化

CMSは複数のユーザーが同時に作業できるように設計されています。リアルタイムでコンテンツの編集や更新を行えるため、迅速なコンテンツ制作が実現します。またユーザーごとに役割(編集者、管理者、ライターなど)と権限を設定できるのも特徴です。誰がどのコンテンツを担当したのかが明らかになるため、複数人による作業が行われても、誤った編集や公開を防ぐ仕組みづくりがされています。

 

 

SEO対策の強化

多くのCMSには、検索エンジン最適化(SEO)をサポートする機能が実装されています。たとえばクラウドサーカスが提供する国産CMS「BlueMonkey」では、CMS上でサイト単位、ページ単位でのメタタグやタイトルタグの設定や、タイトルのCSV一括置換、sitemap.xmlの書き出しに対応しています。自社のWebサイトが上位表示されるには、検索エンジンに自社サイトを評価してもらうことが重要です。SEO対策機能を利用することで、アクセス数の増加や上位表示による競争優位性の獲得など、さまざまなメリットを得られます。

 

 

デザインの統一性を保てる

CMSを利用すると、Webサイトのデザインを統一することが容易になります。フォント、カラー、レイアウトが統一されていると、ブランドの信頼性や安心感が高まり、ユーザーの記憶に残りやすくなります。また、一度設定すれば個々のページをデザインする必要がなくなり、管理が簡単になるメリットもあります。新しいコンテンツを制作する際も、既存のデザインを流用できるため、時間と労力の節約につながります。

 

 

コスト削減

CMSの一番のメリットがコストの削減です。CMSは専門知識がなくてもWebサイトの更新や編集が可能になります。したがってIT知識を持つWeb制作会社に依頼したり、専任の担当者を雇わなくても社内の担当者のみで運用管理できるようになり、運用にかかる人件費や外注費用を抑えられます。コンテンツの作成や更新がスピーディーになることによって、作業の効率化を図れます。余ったリソースは他の作業に充てることができ、さらなる生産性の向上が見込めます。

 

 

CMSを導入するデメリット

CMSにはもちろんデメリットも存在します。導入する際は以下のポイントを意識してCMSを選びましょう。

 

 

セキュリティリスクがある

CMSは便利な反面、サイバー攻撃を受けやすいシステムでもあります。特にオープンソース型のCMSは、コードの公開によりプログラムの脆弱性が見つかりやすく、不正アクセスによる個人情報の漏洩やデータ改ざんなどの事例が多数報告されています。セキュリティ対策に不備があると、サイバー攻撃の被害に遭うリスクが高くなります。

 

【関連記事】
無料のCMSは危険?企業Webサイトでリスクを避けるためのセキュリティ対策を解説します

 

 

カスタマイズの制限

CMSの中にはデザインやレイアウト、機能を自由にカスタマイズできないものもあるため注意しましょう。CMSの標準機能を超えるカスタマイズを行った場合、予期しないエラーが発生したり、ベンダーのサポートを受けられないケースがあります。自由度の高いCMSを使いたいのであれば、オンプレミス型のCMSを導入するといいでしょう。

 

 

パフォーマンスの問題

CMSは多機能であるがゆえに、多くのシステムリソースを消費します。検索エンジンからの流入数が多いサイトや大量のコンテンツを扱うサイトでは、サイトの読み込み速度が遅くなる可能性があります。サイトパフォーマンスの向上を図るためにも、適切なサーバー設定やキャッシュ管理が必要です?。

 

 

学習コストがかかる

CMSには多くの機能が搭載されており、操作方法を習得するまでにはかなりの時間と労力がかかります。初めてCMSを使う場合、管理画面の操作方法や基本設定の仕方を覚えるだけでも多くの時間を費やすことになり、担当者の負担が増える可能性があります。

 

またCMSは頻繁にアップデートし、新しい機能やセキュリティ対策が追加されます。新しいバージョンがリリースされる度に、操作方法や設定の変更点を把握しなければならず、継続的な学習が求められます。

 

 

CMSの機能

CMSのメイン機能は以下のとおりです。

 

  • コンテンツ編集機能
  • SEO対策ツール
  • テーマとテンプレート
  • プラグインと拡張機能

 

ここからは主な4つの機能について解説します。

 

【関連記事】
CMSの主要な機能が一覧でわかる!~要件定義や導入比較の参考に~

 

 

コンテンツ編集機能

ほとんどのCMSには「エディタ」と呼ばれるコンテンツ編集機能があり、新規コンテンツの作成や既存コンテンツの編集を行えます。たとえば、BlueMonkeyでは「見たまま編集できるインターフェース」を搭載しており、実際のWebページを見ながら、直感的にコンテンツの編集やデザインの変更が可能です。

 

コンテンツ編集機能の画面

 

編集した内容は即座に反映されるため、どのような変更が行われたかをリアルタイムで確認できます。見たまま編集機能により、編集の度にプレビュー画面を切り替える手間が省け、作業効率が大幅に向上します。

 

 

SEO対策ツール

CMSには、検索結果ページに自社サイトを上位表示するSEO機能が備わっています。具体的には各ページのタイトルや説明、キーワードを簡単に設定できるメタタグ編集機能や、検索エンジンに効果的なURLの設定、サイトマップの自動生成機能などが挙げられます。これらのツールにより、検索エンジンに高く評価されやすくなり、検索結果での順位が向上します。上位表示以外にもページの読み込み速度の改善や、レスポンシブ対応の促進によって、ユーザビリティの向上にもつながります。

 

 

テーマとテンプレート

テーマとは、Webサイト全体のデザインやスタイルを一括で変更できる機能です。テーマ機能を用いることで洗練されたデザインを簡単に適用でき、Webサイトの見た目を変えられます。テンプレートとはCMSで利用できるページのひな形のことで、デザインを損ねることなく、コンテンツ作りが可能です。テンプレートによって、ページの複製が簡単にできるため、ゼロからWebページを構築する必要がなくなり、作業時間を大幅に短縮できます。この2つの機能により、初心者でもスタイリッシュなデザインのWebサイトの構築運営が可能です。

 

 

プラグイン機能

プラグインとは拡張機能のことで、CMSにはない高度なプログラムを導入できる機能です。SEOの強化やセキュリティの向上、パフォーマンスの最適化、SNSとの連携機能などさまざまな用途のプラグインがあり、自社のWebサイトの目的に応じて最適な機能を選べます。ほとんどのプラグインはCMSの管理画面から簡単にインストールでき、設定も直感的な操作で行えるようになっています。Webの専門知識がなくても、手軽にWebサイトの利便性を高められるのが特徴です。

 

 

CMSを選ぶ際のポイント

CMSを選定するうえで、気をつけたいポイントや確認事項を解説します。

 

 

サイトの目的を明確にする

まず最初にWebサイトを開設する目的を明確にしましょう。目的がはっきりすると、Webサイトのタイプ(ブログ、オウンドメディア、コーポレートサイト)や必要な機能が明らかになり、自社に最適なCMSを選ぶことができます。目的が曖昧のままCMSを選んでしまうと、思ったような成果を得られなかったり、導入時のコストがかさんでしまったりと、さまざまな問題が発生します。CMS選びで後悔しないためにも、目的を明確化し、自社のニーズに合ったCMSを見つけましょう。

 

 

コストと予算の確認

CMSは費用が無料のものから有料のものまで、多くの種類があります。初期費用やランニングコストを考慮し、予算に合ったCMSを選びましょう。また、追加機能やプラグイン導入に関するコストも事前に確認しておくことが大切です。

 

 

サポート体制がしっかりしているか

CMS選びで特に重視したいのがサポート体制です。CMSの中には無料で使える反面、サポートが限定的なタイプもあり、トラブルやサイバー攻撃が発生しても、迅速に対応できないことがあります。初めてWebサイト制作に取り組む場合は、専門のカスタマーサポートが設けられており、操作方法やトラブルにも迅速な対応ができるCMSを選ぶのが賢明です。

 

 

目的別おすすめのCMS

ここからは目的別おすすめCMSを7つご紹介します。

 

 

手軽にWeb制作や運営を行ってみたい企業におすすめのCMS

WordPress(ワードプレス)

WordPressは、世界中で最も利用されているオープンソース型CMSです。直感的なインターフェースを備えているため、初心者でも使いやすいのが特徴です。数千種類のテーマやプラグインが提供されており、Webサイトのデザインや機能を自由にカスタマイズできます。SEOにも強く、検索エンジンで上位表示を狙いやすい点もメリットです。

 

 

Wix(ウィックス)

Wixは、ドラッグ&ドロップで簡単にWebサイトを作成できるクラウド型CMSです。豊富なテンプレートとアプリが用意されており、企業のWebサイトから個人ブログ、ポートフォリオ、ECサイトまで多種多様なサイトを手軽に構築できます。またWixのAIデザインツール(Wix ADI)には、質問に答えるだけでWebサイトを自動で作成する機能を搭載しています。サイト制作が初めての方におすすめのCMSです。

 

 

Weebly(ウィーブリー)

Weeblyは、シンプルな操作性が特徴のクラウド型CMSです。ドラッグ&ドロップするだけでコンテンツ要素(テキスト、写真、地図、動画など)を簡単に追加し、編集作業やコンテンツ作りが行えます。デザイン性の高いテンプレートも多くあり、初心者でも美しいサイトを短時間で作成できます。eコマース機能も充実しており、すぐにオンライン販売を始められるのもメリットの魅力です。

 

 

多機能なCMSを求める企業におすすめのCMS

Drupal(ドルーパル)

Drupalは、柔軟性と拡張性に優れたオープンソース型CMSです。多くのモジュール(拡張機能)が提供されており、拡張モジュールだけでも30,000本以上あります。多言語機能を利用して、複数言語(80ヵ国以上)に対応したWebサイトを作ることも可能です。

 

 

Joomla!(ジュームラ!)

Joomla!は海外で高い知名度を誇るオープンソース型CMSです。カスタマイズ性の高さが強みで、数千種類の拡張機能とテンプレートが用意されており、専門知識の有無を問わず独自性の高いWebサイトの構築が可能です。セキュリティも高く、多要素認証の活用によって安全性が保たれています。

 

 

Webサイトやホームページで成果を出したい企業におすすめのCMS

BlueMonkey(ブルーモンキー)

BtoB企業がホームページで商談を獲得するためのCMSです。2,300社以上の導入事例を分析し、成功制作パターンをフレームワーク化しているため、コンバージョン率を最大化するWebサイト制作を実現しています。さらに成果を目指すうえで欠かせない、Webマーケティング戦略支援も同時に実施。Webマーケティングに精通したプロが伴走支援し、成果創出に向けて持続的なサポートを行います。

 

 

まとめ|自社のニーズに合った最適なCMSで成果を出そう

Webサイトの成果は、どのCMSを選択するかで大きく変わります。自社の目的やニーズに合わせてCMSを選び、成果の最大化を目指しましょう。適切なCMSを利用することで、Webサイトは単なる情報発信としての利用のみならず、問い合わせによる新規商談からの受注契約といった企業に新たな売上をもたらす強力なツールにもなります。自社のニーズをしっかりと見極め、最適なCMSを導入して成功への第一歩を踏み出しましょう。

 

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この記事を書いた人

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クラウドサーカス株式会社 マーケティンググループ

CMS BlueMonkeyメディア編集部

プロフィール

2006年よりWeb制作事業を展開し、これまで2,300社以上のデジタルマーケティング支援を行ってきたクラウドサーカス株式会社のメディア編集部。38,000以上のユーザーを抱えるデジタルマーケティングツール「Cloud CIRCUS」を提供し、そこから得たデータを元にマーケティング活動を行っている。SEOやMAツールをはじめとするWebマーケティングのコンサルティングが得意領域で、目的から逆算した戦略的なCMS導入・Web制作や運用のサポートも実施。そこで得たノウハウや基礎情報を、BlueMonkeyのコラムとしても発信中。

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