【2024年最新版】SEOとは?SEOの基礎や具体的な施策、必須ツール、成功事例までわかりやすく解説
最終更新日:2024/08/08SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略称で、ホームページを検索エンジンの上位に表示させるための施策です。インターネットが普及し、多くの人が検索エンジンを利用する中で、自社のホームページを見つけてもらうためにはSEOが欠かせません。
SEOは日々変化し、検索エンジンのアルゴリズムも常にアップデートされているため、最新の情報を把握し、適切な対策を講じることが重要です。本記事ではSEO基礎知識から具体的な施策や必須ツール、成功事例までわかりやすく解説します。
目次
SEO(検索エンジン最適化)とは?
SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンの検索結果で上位に表示されるための技術や戦略を指します。検索エンジンはユーザーが情報を探す際に最も利用するツールであり、上位に表示されることは多くのユーザーを獲得するために非常に重要です。SEOは、Webサイトの内容や構造を最適化し、検索エンジンの評価を高めることで実現します。
SEOが重要な理由
SEOが重要な理由は、ユーザーの大半が上位表示されているWebサイトにアクセスするためです。多くのユーザーは検索結果の最初のページしか閲覧せず、2ページ目以降はほとんどアクセスしません。そのため上位表示されることで、Webサイトへのアクセス数が増加し、コンバージョン率のアップにつながります。継続的な流入が見込めるため、集客効果が得られるWeb広告やリスティング広告(検索連動型広告)などの広告費をかけることなく、自然検索でのトラフィックを増やすことが可能です。
SEOの種類
SEOには大きく分けて、「コンテンツSEO」「内部SEO」「外部SEO」の3つの種類があります。それぞれの施策について、詳しく解説します。
1.コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成し、検索エンジンから評価されることで、検索結果の上位表示を目指す施策です。具体的には、以下のような施策が行われます。
- キーワード調査:ユーザーがどのようなキーワードで検索しているかを分析
- コンテンツ企画:調査したキーワードに基づき、ユーザーニーズに合致したコンテンツの企画
- コンテンツ作成:ユーザーにとって有益で、分かりやすく、オリジナリティの高いコンテンツを作成
- コンテンツ最適化:タイトル、見出し、本文などにキーワードを適切に配置
- 更新・改善:アクセス状況などを分析し、コンテンツの更新や改善を継続的に行う
質の高いコンテンツを制作することで、ユーザーは長時間サイトに滞在し、検索エンジンからの評価も高まります。
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2.内部SEO
内部施策とは、Webサイト自体の構造や設定を改善することで、検索エンジンのクローラー(ロボット)検索がサイトを理解しやすくし、検索順位を向上させる施策です。具体的には、HTMLタグの適切な使用や、サイトマップの作成、ページの読み込み速度の改善などが含まれます。内部SEOを行うことで、クローラーがWebサイトを効率的に巡回でき、検索結果で上位表示される可能性が高くなります。
3.外部SEO
外部SEOとは、Webサイトの外部で行うSEO対策のことです。他社サイトやブログなどから自サイトへのリンク(被リンク)やサイテーション(外部のWebサイトやSNSに自社の情報が書かれること)を獲得し、検索エンジンからの評価を高めることを目指します。質の高いリンクが多いほど、検索エンジンはそのサイトを信頼しやすくなり、評価が高まります。リンクを自然に獲得するためには、優れたコンテンツの提供や他サイトとの連携が重要です。
2024年のSEOトレンド
Googleをはじめとする検索エンジンは、ユーザーにとってより質の高い検索結果を提供するために、常にアルゴリズムをアップデートしています。SEO対策においても、最新のトレンドを把握し、対応していくことが重要です。ここでは2024年の最新トレンドをご紹介します。
1. Google SGEの台頭と検索体験の変化
Google検索結果に統合された対話型AI「SGE」は、ユーザーの検索行動を大きく変えつつあります。従来のキーワード検索に加えて、より自然な言葉で質問を入力するユーザーが増加しており、SEO対策においても自然言語処理を意識したコンテンツ作成が求められます。また、SGEによって検索結果ページに表示される情報も変化するため、検索意図を正確に理解し、ユーザーニーズに合致したコンテンツを提供することが重要となります。
2. コアウェブバイタルの最適化
コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは、ウェブページのユーザー体験を評価する指標です。ページの読み込み速度、インタラクティブ性、視覚の安定性の3つが重視されます。2024年もこれらの指標を改善することがSEOにおいて非常に重要です。
3. ニッチなキーワード戦略とロングテールSEO
競争の激しいビッグキーワードではなく、ニッチなキーワードやロングテールキーワードをターゲットとしたSEO戦略が重要性を増しています。ユーザーの検索意図をより深く分析し、具体的なニーズに対応したコンテンツを提供することで、検索結果の上位表示を目指します。
SEOの基本原則を守りつつ、これらの新しいトレンドを取り入れることで、検索エンジンの順位を維持・向上させることが可能です。
SEOの基本とGoogleの考え方
SEOの基本を理解するためには、GoogleがどのようにWebサイトを評価しているのかを知ることが大切です。Googleはユーザーにとって有益な情報を提供するサイトを高く評価し、検索結果の上位に表示します。その評価基準として「E-E-A-T」や「YMYL」、「モバイルファーストインデックス」などが挙げられます。ここではGoogleの3つの評価基準について説明します。
「E-E-A-T」
E-E-A-Tとは、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の頭文字を取った評価基準です。Googleはユーザーにとって信頼できる情報を提供するサイトを高く評価します。具体的には、専門家による執筆や信頼性の高い情報源からのリンクが評価のポイントとなります。
YMYL
YMYL(Your Money or Your Life)は、ユーザーの健康や財産に大きな影響を与える可能性のあるコンテンツを指します。金融、医療、法律などの情報がこれに該当し、Googleは特にこれらのコンテンツに対して厳しい評価基準を設けています。正確で信頼できる情報が求められます。
モバイルファーストインデックス
モバイルファーストインデックスとは、Googleがモバイル版のWebサイトを優先的にインデックス(検索エンジンにWebページが登録されること)する手法です。スマートフォンからのアクセスが増加している現代では、モバイル対応が必須です。サイトのレスポンシブデザインや読み込み速度の最適化が重要です。
SEOで検索順位が決まる3つの仕組み
SEOで検索順位が決まる仕組みは、「クロール」、「インデックス」、「検索アルゴリズム」による3つの評価によって成り立っています。これらのプロセスを理解し、適切に対応することで、検索結果での上位表示が可能となります。
クロール
クロールとは、Googleなどの検索エンジンがWebサイトを巡回し、情報を収集するプロセスを指します。検索エンジンのクローラーと呼ばれるプログラムが、Webサイトのページを訪問し、リンクを辿って新しいページを見つけ出し、情報を蓄積していきます。スムーズなクロールを実現するために、Webサイトの内部構造を整理し、クローラーがアクセスしやすいようにしておくことが重要です。
インデックス
インデックスとは、クロールされたWebページの情報を検索エンジンのデータベースに登録することを指します。検索エンジンは膨大な数のWebページ情報をインデックス化し、ユーザーからの検索クエリに対して迅速に結果を表示できるようにしています。検索エンジンのインデックスに適切に登録されるためには、Webサイトのコンテンツを充実させ、関連性の高いキーワードを設定することが大切です。
検索アルゴリズムによる評価
検索アルゴリズムとは、ユーザーの検索意図を理解し、検索結果の順位を決定するための複雑な計算式です。Googleをはじめとする検索エンジンは、独自のアルゴリズムを用いて、Webページの関連性、品質、信頼性などを総合的に評価し、検索結果の表示順序を決定します。アルゴリズムは常に進化しており、ユーザーエクスペリエンスの向上や、より精度の高い検索結果の提供を目指して、定期的にアップデートが行われています。検索アルゴリズムの変化に対応し、Webサイトの品質向上に取り組むことが、長期的なSEO成功の鍵となります。
最初に取り組みたい効果の高いSEO施策10選
SEOは長期的な視点で取り組むべき施策が多いですが、特にWebサイト開設当初や、これからSEOに注力していきたいという場合、最初に注力すべき効果の高い施策があります。ここでは、まず最初に押さえておきたいSEO施策10選をご紹介します。
1.タイトルタグの最適化
タイトルタグとは、ページのタイトルを示すHTML要素で、検索結果で最も目立つ部分です。文字数はキーワードを適切に配置したうえで、70文字以内に収めることがポイントです。タイトルタグは検索エンジンにとっても、ページの内容を理解するための重要な要素となります。具体的なキーワードを含めつつ、ユーザーの興味を引く魅力的なタイトルを設定することで、クリック率の向上や検索順位の上昇につながります。
2.メタディスクリプションの設定
メタディスクリプションは、タイトルタグの下に表示される説明文であり、検索ユーザーにページの内容を簡潔に伝える役割を担います。適切なキーワードを含め、ユーザーが求める情報が得られることを明確に示すことで、クリック率の向上を図ることが可能です。文字数は多くても120文字以内にまとめ、Webページの具体的な内容やユーザーが読むことで得られるベネフィット(利益)を端的に伝えると効果的です。
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3.リード文の最適化
リード文は記事の冒頭部分で、読者の興味を引くために配置される文章です。簡潔で分かりやすい文章で、記事の内容を的確に伝え、ユーザーの検索意図とニーズに合致していることを示す必要があります。リード文の質を高めることで、記事全体の滞在時間が向上し、SEO効果も高まります。
4.最新情報の提供
SEOにおいて、常に最新の情報を提供することは重要です。検索エンジンは最新の情報を高く評価し、ユーザーも新しい情報を求めています。定期的にコンテンツを更新し、業界の最新動向やトレンドを反映させることで、信頼性の高いサイトとして評価されます。また、更新日を明記することも、ユーザーの信頼感を高めるポイントです。最新情報を提供することで、リピーターの獲得にもつながります。
5.共起語(きょうきご)の使用
共起語とは、特定のキーワードと一緒に使われる関連語のことです。これらを効果的に使用することで、コンテンツの文脈を検索エンジンに理解させやすくなります。たとえば「SEO」というキーワードに対しては「検索エンジン最適化」「キーワードリサーチ」などの共起語を自然に取り入れることが有効です。共起語を適切に使うことで、より多くの検索クエリに対応でき、コンテンツの評価を高めることができます。
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6.内部リンクの設計
内部リンクは、サイト内のページ同士をリンクで繋ぐことです。これにより、ユーザーが関連する情報に簡単にアクセスできるようになり、サイト全体の回遊性が向上します。適切な内部リンクは、クローラーがサイトを効率的に巡回する手助けにもなります。重要なページや関連する記事にリンクを貼り、ユーザーの利便性を高めましょう。また、内部リンクはアンカーテキストにキーワードを含めるとSEO効果が高まります。
7.競合調査
競合調査は、自社サイトと同じ市場で競合するサイトを分析することです。競合他社の強みや弱みを把握し、自社サイトの改善点を見つけるために有効です。競合サイトの上位表示されているキーワードやコンテンツの質を調査し、自社のSEO戦略に反映させます。ツールを活用して競合サイトのバックリンクやトラフィックソースを分析することも重要です。競合調査を通じて、自社サイトのSEO施策を効果的に強化することができます。
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8.画像の最適化
画像の最適化は、SEOにおいても重要な要素です。画像ファイルのサイズを適切に圧縮し、ページの読み込み速度を改善することが求められます。画像には適切なファイル名を付け、代替テキスト(alt属性)を設定することで、検索エンジンに画像の内容を理解させることができます。代替テキストにはキーワードを自然に含めることも大切です。画像検索からのトラフィックも期待できます。
9.外部リンクの設定
外部リンクとは、他のサイトから自サイトへのリンクを取得することです。質の高い外部リンクは、検索エンジンからの評価を高め、検索順位の向上につながります。信頼性のあるサイトや関連性の高いサイトからリンクを獲得することが重要です。ただし、不自然なリンク購入などはペナルティの対象となる可能性があるため注意が必要です。
10.AIの活用
近年では、ChatGPTなどのAI技術を活用したSEOツールが数多く登場しており、キーワード調査やコンテンツ作成、競合分析などを効率的に行うことが可能となっています。AIツールの活用により、SEO業務を効率化し、より効果的な施策を実行できるようになります。
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SEOツールおすすめ4選
SEOを効率的に進めるためには、適切なツールの活用が不可欠です。ここでは、特におすすめの4つのSEOツールを紹介します。
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GA4
GA4(Google Analytics 4)は、Googleアナリティクスの最新バージョンです。ユーザー行動や流入元、コンバージョンなどのデータを詳細に分析できます。機械学習を活用した予測機能も備わっており、将来のトレンドを予測するのにも役立ちます。
GA4を活用することで、Webサイト訪問者の属性や行動パターンを把握し、SEO戦略に役立てることができます。たとえばどのページの滞在時間が長いか、どのページから離脱していることが多いかなどを分析することで、コンテンツの改善やWebサイト構造の見直しにつなげられます。
Google Serach Console
Google Search Consoleは、Google検索におけるWebサイトのパフォーマンスを監視・管理できるツールです。サイトのインデックス状況やクリック率、表示回数などを確認できます。サイトエラーの検出やサイトマップの送信なども可能で、SEO対策に欠かせないツールのひとつです。定期的に利用することで、サイトの健全性を保ち、検索順位の向上を図れます。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、キーワード調査や競合分析に特化したSEOツールです。使いやすいインターフェースを備えており、関連キーワードや検索ボリュームを簡単に調査できます。ユーザーがどのような検索キーワードを使用しているかを把握できるため、コンテンツの方向性を決めるのに役立ちます。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
Ubersuggestは、キーワード調査やコンテンツアイデアの生成に役立つSEOツールです。無料プランでも多くの機能が利用でき、初心者でも扱いやすいのが特徴です。キーワードの検索ボリュームや競合状況、コンテンツのアイデアなどを調べることができます。
SEOのメリット
SEOを実施することで、得られる3つのメリットを解説します。
Webサイトへのトラフィック増加
SEO対策を行う最大のメリットは、Webサイトへのトラフィック増加と言えるでしょう。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示されることで、より多くのユーザーにWebサイトを訪問してもらうことができます。 SEOは、特定のキーワードで検索を行う潜在顧客をWebサイトに誘導できるため、質の高いトラフィックを獲得できるのも大きなメリットです。
質の高いリードの獲得
SEOによって、質の高いリードを獲得することが可能です。検索エンジンから訪れるユーザーは、特定の情報を求めており、サイトに訪れた時点で高い関心を持っています。そのため、コンバージョン率が高い傾向にあります。質の高いリードを獲得することで、コンバージョン獲得による売上アップが期待できます。
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ブランディング効果
SEO対策によって検索エンジンに上位表示されると、ユーザーからの信頼や認知度が高まり、ブランディング効果が期待できます。 ユーザーは、検索結果の上位に表示されているWebサイトに対して、「信頼できる」「安心できる」といった印象を抱きやすいため、長期的な視点でブランドイメージの向上に貢献します。
SEOのデメリット
SEOには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。ここでは、特に注意すべき3つのデメリットについて解説します。
時間と手間がかかる
SEOは、すぐに効果が現れるものではなく、結果が出るまでに時間がかかる点がデメリットとして挙げられます。 キーワード調査、コンテンツ作成、内部対策、外部対策など、SEOには多岐にわたる施策が必要となるため、時間と手間がかかります。
即効性に欠ける
SEOのもう一つのデメリットは、即効性に欠ける点です。広告などの他のマーケティング手法と比べて、SEOの効果はすぐには現れません。特に、競合が激しいキーワードで上位表示を目指す場合、成果を出すまでに時間がかかることが多いです。短期間での集客や売上の向上を求める場合には、他の施策と併用しましょう。長期的な視点で取り組むことで、SEOの持続的な効果を最大限に引き出すことができます。
アルゴリズムへの対応
検索エンジンのアルゴリズムは、常にアップデートされているため、アルゴリズムの変化に対応する必要がある点はSEOのデメリットと言えるでしょう。 アルゴリズムのアップデートによって、これまで上位表示されていたWebサイトの順位が下落してしまう場合もあります。アルゴリズムの変更に迅速に対応するためには、最新の情報を常に得るようにし、変化に応じて柔軟に戦略を見直すことが大切です。
SEOで成功したBlueMonkeyの事例
最後にBlueMonkeyを活用したWebリニューアルやSEOなどを行い、成功を収めた導入事例を3つご紹介します。
1.シダックス株式会社様
シダックス株式会社様は、フードサービス、車両運行サービス、社会サービスなどを展開する総合サービス企業です。
リニューアル前のコーポレートサイトは検索エンジンからの集客はできているものの、指名検索に限られており、同社が事業展開している各ドメイン(「社員食堂委託」「バス運行委託」「学童民間委託」など)の検索順位が低いことを課題に感じられていました。そんななか、会社全体のリブランディングや新たな経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定に伴い、コーポレートサイトのWebリニューアルを実施。
Web制作会社の選定では、クラウドサーカスを含む数社を検討されましたが、今回のリニューアル要件はWeb戦略、サイト制作、SEO、MA、運用など多岐にわたっていたため、それらを統合してトータルコーディネートできるクラウドサーカスを選定。提案内容も概念的・テンプレート的な会社があるなかで、同社のビジネスモデルをしっかりと理解したうえで、各ページに対して具体的な提案があったのも決め手になったとのこと。
Webリニューアル後は、運用を軌道に乗せるべくWebコンサルサービスを利用し、施策の一環としてキーワード対策の記事制作を行ったところ、「社員食堂委託」「車両運行委託」「学童民間委託」などの主要キーワードの上位表示を実現。問い合わせ数は2~3倍に増加し、内容も以前は営業メールがメインでしたが、現在は商談につながる質の高い問い合わせが来るようになり、顧客の質が変化したとWebリニューアルの効果を実感されています。
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2.株式会社レスター様
株式会社レスター様は、オーディオ・ビジュアルの分野でソリューションの提供を行うエレクトロニクス商社です。
ホームページを運用していくなかで、回遊率の改善や検索性の向上などの課題が生じたことをきっかけにBlueMonkeyを導入。クラウドサーカスを選んだ理由は、Webに関する幅広いノウハウがあり、課題解決のためにその都度最適な施策を提案してくれるところに魅力を感じたとのこと。またWeb施策はSEO対策や広告施策、MA施策など中長期的な取り組みが求められるため、さまざまなツールとWebマーケティングに関する知見がある点も決め手になったそうです。
ホームページ施策では展示会出展と並行してコンテンツ更新や導線改善を実施。2016年にはWebコンサルサービスを導入し、PV数・セッション数、コンバージョン(CV)ともに右肩上がりに。2021年はコロナ禍で展示会の出展ができなくなったことから、ウェビナーやホワイトペーパーなどのWeb施策の強化を図り、コンバージョンが前年の1.7倍まで増加しました。
成果だけでなく、Webコンサルサービスやサポートを通じてWebマーケティングに関するノウハウを学んだことで、ホームページ施策やオンラインからの新規顧客を意識するようになるなど、社内にも変化が見られました。
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3.アイメックス株式会社様
URL:https://www.aimex-apema.co.jp/
アイメックス株式会社様は、主に「ビーズミル」「3本ロールミル」「プラスチック押出成形付帯装置」の開発・製造を行う機械メーカーです。約10年前からBlueMonkeyをご利用いただいており、ホームページリニューアルやMAツール「BowNow」の導入などを通して、BtoB分野におけるデジタルマーケティング体制を着実に進化させてきた企業様です。
この10年間に取り組まれた内容としては、まず最初にBlueMonkeyを活用し、SEO対策による流入量の増加やコンバージョン導線の整理を行い、リード数の増加に成功されています。その後MAツール「BowNow」でWeb広告の配信や、オンラインセミナーの開催などを通じてリード数をさらに増やし、商談につなげる体制を構築。その間、Webマーケティングの必要性に応じてホームページのリニューアルを実施されています。
さまざまな施策を段階的に行った結果、SEO対策においては、主力製品である「ビーズミル」「3本ロールミル」のキーワードで検索結果表示1位を獲得。ホームページへの流入数が増えたことで、有効な問い合わせ数は約5倍(月平均70件以上)になりました。
Webマーケティングの推進と同時に、競合優位性のある製品の開発と営業改革を行ったことで、売上は10年前の2倍を記録しており、Webマーケティングを軸にした組織変革による手応えをおおいに感じられています。
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まとめ
本記事ではSEO基礎知識から具体的な施策や必須ツール、成功事例までわかりやすく解説しました。
SEOは単なる技術ではなく、検索エンジンのアルゴリズムを理解し、ユーザーのニーズに応えるための包括的なマーケティング手法です。SEOは一朝一夕で結果が出るものではありませんが、正しい知識と施策を地道に積み重ねることで、長期的に大きな成果を上げることができます。常に最新の情報を学び、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供し、ユーザーエクスペリエンスを高めることを意識しながら、SEOに取り組んでいきましょう。
成果につながるSEO対策ならBlueMonkey
「SEO対策の実施を検討している」または「すでに実施しているが、なかなか成果が出ない」とSEO対策にお悩みであれば、ぜひBlueMonkeyのWebコンサルサービスをご利用ください。
Webマーケティングに精通したプロによるSEOの専門的なアドバイスをはじめ、戦略立案から実行支援、効果測定までカバーし、企業のフェーズに応じた最適な施策を提案します。マーケティングツールの使い方やコンテンツ制作も支援し、包括的なサポートで確実な成果を追求します。
まずはお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。ご興味のある方は、ぜひWebコンサルサービス概要資料をご覧ください。
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この記事を書いた人
クラウドサーカス株式会社 マーケティンググループ
CMS BlueMonkeyメディア編集部
プロフィール
2006年よりWeb制作事業を展開し、これまで2,300社以上のデジタルマーケティング支援を行ってきたクラウドサーカス株式会社のメディア編集部。38,000以上のユーザーを抱えるデジタルマーケティングツール「Cloud CIRCUS」を提供し、そこから得たデータを元にマーケティング活動を行っている。SEOやMAツールをはじめとするWebマーケティングのコンサルティングが得意領域で、目的から逆算した戦略的なCMS導入・Web制作や運用のサポートも実施。そこで得たノウハウや基礎情報を、BlueMonkeyのコラムとしても発信中。
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