ランディングページ(LP)とは?ホームページとの違いや作り方を具体例を交えて解説

ランディングページ(LP)とは、Web広告やSNS、メルマガなどを経由して、ユーザーが「いちばん最初に訪れるページ」のことです。商品やサービスの訴求力が高く効果を得やすいことから、Webマーケティングに欠かせない施策のひとつとして多くの企業で活用されています。
しかし、中には「そもそもランディングページってなに?」「普通のWebサイトとどう違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではランディングページの基礎知識からホームページとの違い、効果を高めるコツまでわかりやすく解説します。自社の売上アップや見込み顧客獲得のために、これからランディングページの制作を考えている方はぜひご覧ください。
ランディングページ(LP)とは
ランディングページ(LP)とは、Web広告やSNS、メルマガなどを経由して、ユーザーが「いちばん最初に訪れるページ」のことです。英語のLanding(着地)が由来で、ネット上のさまざまな場所から、ユーザーが最初に「着地」する場所という意味で名付けられました。この言葉には「広義」と「狭義」の2つの意味があります。混同しないよう、2つの違いを整理しておきましょう。
広義のランディングページとは「最初にアクセスしたページ」のこと
広義のランディングページとは、流入先や目的に関係なく「ユーザーが最初にたどり着いたページ」を指します。検索結果や広告、メールのリンクなど、どのようなルートで着地したとしても、最初に開いたページがランディングページです。たとえば、次のようなページも広義のランディングページにあたります。
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Webサイト全体の「入り口」としての役割を持つため、広義のランディングページは入り口ページ、集客ページとも呼ばれます。
Googleアナリティクス(GA)の指標としても使われる
広義の定義は、Googleアナリティクス(GA)の指標としても使われています。GAでは、1回の訪問(セッション)の中で最初に表示されたページを「ランディングページ」として計測します。どのページが入口として機能しているかを把握できるため、SEOや広告改善の際に使われることが多い指標です。
広義のランディングページ分析は、こうした流入経路ごとの効果測定や、改善すべきページの優先順位づけに役立ちます。
関連記事: Googleアナリティクス(GA4)とは?基礎知識やメリット・デメリット、設定方法などを徹底解説!
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狭義のランディングページ(LP)とは「CV特化の独立したページ」のこと
狭義のランディングページとは、コンバージョンの獲得に特化した、独立したページのことです。紹介する商品やサービスは一つに絞られ、縦に読み進める構成が基本になります。Webマーケティングの現場でLPやランディングページと呼ばれるページは、この狭義の意味で使われることがほとんどです。狭義のランディングページは、次のような特徴を持っています。
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このように、ランディングページは文脈によって意味が大きく変わるため気をつけましょう。本記事では以降、狭義のランディングページについて詳しく解説していきます。
ランディングページ(LP)の特徴とホームページとの違い
ランディングページとホームページは、目的や構造が大きく異なります。
ホームページは、企業情報や事業内容を広く伝えることが目的です。複数のページで構成され、訪問者が必要な情報を探せるよう設計されています。
一方、ランディングページは、資料請求や商品購入といった特定のアクションを促すことだけに特化しています。縦長の1ページで完結し、他ページへの移動を最小限に抑える構造です。この違いを理解すると、どちらを活用すべきかの判断がしやすくなります。
下記で、ランディングページの特徴をさらに詳しく紹介します。
【特徴1】ページは縦長レイアウト1ページだけ

ホームページは、トップページから「会社概要」「サービス紹介」など複数のページへ枝分かれしており、ユーザーが自由に回遊できる作りになっています。一方で、ランディングページは縦に長い1ページ構成が基本です。情報を1ページに集約し、上から下へ読み進めるだけで、内容を理解できます。
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【なぜ縦長レイアウトなのか?】
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1ページに情報を集約することで、読者の熱量を逃さずにゴールまで運ぶよう設計されています
【特徴2】目的が1つに絞られている(資料請求・問い合わせ/予約・購入 など)
ホームページは、採用情報、会社所在地、サービス比較など、ページごとにさまざまな目的が混在しています。対して、ランディングページは、ページ全体の目的がたった1つに固定されています。資料請求、商品購入、問い合わせなど、企業が設定した1つのアクション(コンバージョン)以外は狙いません。あれもこれもと欲張らず、出口を1つに絞ることで、成果が出る確率を高めているのです。
【特徴3】他のページへのリンク(導線)が少ない
ホームページの場合は、ヘッダーメニューや関連リンクなど、ユーザーが自由にサイト内を移動できる導線が豊富に用意されています。しかし、ランディングページは、コンバージョンボタン以外のリンクを意図的に減らします。「他のページを見る」という選択肢をユーザーから消してしまうのです。こうした設計にすることで、ユーザーの注意をそらさずに、コンバージョンまで一本道で誘導できます。
【特徴4】デザインはLPに特化して作られることが多い
ホームページは、企業のブランドイメージやトンマナなどの決まりを守るため、全ページで統一されたデザインルールに従って作られます。デザインは、情報の探しやすさが最優先です。一方、ランディングページは、企業サイト全体のルールに縛られず、自由度の高いデザインが可能です。ブランドの世界観を大胆に表現したり、スクロール演出や動画を取り入れたりと、インパクトのある演出を行い、「商品の魅力」を伝えることに全力を注ぎます。「整ったきれいなデザイン」というよりも、「売れるためのデザイン」を優先して、コンバージョンへとつなげるのがランディングページの特徴です。
ランディングページ(LP)制作の費用相場
一般的な相場は10万円から60万円程度で、中央値は約40万円です。費用の違いは、主に「どこまでを依頼するか」で決まります。デザインとコーディングだけなら10万円以下でも可能ですが、企画や戦略設計から運用改善まで含めると60万円以上になります。
| 価格帯 | 依頼先 | 主な対応範囲 | 制作期間・目的 |
|---|---|---|---|
| 10万円以下 | フリーランス 個人Web制作会社 | ・デザイン(テンプレート)・コーディング | 1週間〜1か月 ・とにかくコストを抑えたい ・速さ重視 ・自社で運用できる |
| 10〜30万円 | フリーランス 中小制作会社 | ・構成案作成 ・オリジナルデザイン ・コーディング | 2週間〜1.5か月 ・オリジナルデザインにしたい ・構成を提案してほしい ・自社で原稿を用意できる |
| 30〜60万円 | 中小制作会社 | ・競合調査 ・企画立案 ・ライティング ・デザイン ・コーディング | 1.5〜2か月 ・成果にこだわりたい ・調査から依頼したい ・ライティングも任せたい |
| 60万円以上 | 中小〜大手制作会社 | ・上記すべて ・+運用改善 ・+LPOコンサル など | 1.5〜3か月 ・運用・改善まで依頼したい ・本格的なマーケティング実施 ・ノウハウ豊富な会社に任せたい |
部分的に依頼する場合の相場は、デザインのみが約3〜20万円、コーディングのみが約1〜10万円です。自社でできる部分と外注する部分を明確にすれば、コストを抑えながら質の高いページを作れます。
株式会社ユーティルが調査した「【調査結果】LP(ランディングページ)制作の平均費用相場(2024年版)」では、平均の発注金額は55.4万円、中央値は40.0万円でした。ただし金額は業界によりバラつきがあり、以下のような結果も出ています。
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全体の費用相場だけでなく、自社業界の相場から費用を考えてみるのが良いでしょう。
ランディングページ(LP)を活用する5つのメリット
ここでは、LPを活用する具体的な5つのメリットを解説します。
離脱が少なく、CV(コンバージョン)に繋がりやすい
ランディングページの大きなメリットは、ユーザーの離脱を防ぎ、高い確率でコンバージョンにつなげられることです。一般的なホームページは、メニューやサイドバーに多くのリンクがあり、ユーザーが自由にページを行き来できます。これは「注文する前に他のページへ移動してしまう」という離脱の原因にもなります。
一方、ランディングページにはコンバージョンボタン以外の「余計なリンク」がほとんどありません。「商品を買うか、ページを閉じるか」の二択に絞り込むことで、ユーザーの注意をゴールだけに集中させます。結果として、訪問者を逃がさず、資料請求や問い合わせフォームまでスムーズに誘導できるため、高い成約率が期待できます。
「製品の価値・魅力が一番伝わる流れ」で情報をまとめられる
ランディングページを使えば、企業側が意図した「理想的な順番」で情報を読んでもらえます。ホームページではユーザーがどのページから読み始めるか分かりません。しかし、ランディングページは上から下への一本道です。この構造を活かし、優秀な営業マンの商談と同じようなストーリー展開を作れます。
「売れる型」に沿って情報を伝えることで、読者の購買意欲を段階的に高めていけるのが大きな強みです。
デザインの自由度が高く、ユーザーにインパクトを与えられる
ランディングページは、企業サイト全体のデザインルール(レギュレーション)に縛られず、自由にデザインを作れます。「その商品を売ること」を最優先にした大胆な表現が可能です。たとえば、ターゲット層に合わせて配色をガラリと変えたり、商品の写真を大きく使ってインパクトを与えたりと、訴求力を高める工夫ができます。「期間限定」「業界No.1」といった強調したいメッセージを大きく表示させるなど、視覚的に強くアピールしてユーザーの感情を動かすページが作れます。
ホームページ制作と比較して、制作費用が抑えられる
制作コストを安く抑えられる点も、ビジネスにおいては大きなメリットです。ホームページを作る場合、トップページ、会社概要、サービス一覧など複数のページが必要になり、制作期間も費用もかさみがちです。相場としては30万円〜300万円ほどかかることもあります。
対してランディングページは、基本的に「1ページ」だけ作れば完成します。ページ数が少ないため制作工数が減り、費用相場も10万円〜60万円程度に収まることが一般的です。テンプレートを使えばさらに安く作ることも可能なため、新商品のテスト販売や、予算の限られたキャンペーン施策でも手軽に導入できます。
スマートフォンとの相性がいい
現代のユーザーは、画面を縦にスクロールして情報を集めることに慣れています。ランディングページの縦長レイアウトは、モバイル端末での操作性と非常に相性が良く、スマートフォン利用者のコンバージョンを得やすくなっています。さらに、InstagramやLINE、TikTokといったSNS広告との親和性も抜群です。広告を見たユーザーが、違和感なくそのままスクロールで詳細を読み、申し込みまで完了できるスムーズな導線を作れるため、SNS経由のコンバージョン獲得でも効果を発揮します。
ランディングページ(LP)のデメリット・注意点
ランディングページには多くのメリットがある一方で、デメリットや注意すべき点も存在します。導入を検討する際には、弱点を理解したうえで判断することが大切です。ここでは、ランディングページの代表的な3つのデメリットと対策を解説します。
ランディングページ(LP)に適さないサービスがある
ランディングページはすべての商材に効果があるわけではありません。特に、比較検討が前提となる商材や、購買までの時間がかかる商材には向いていない傾向があります。たとえば、下記は効果が出にくいと言われている商材です。
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こうした商材の場合、いきなり購入を迫るのではなく、資料ダウンロードや無料相談といった「ハードルの低いゴール」を設定することで成果を得やすくなります。
SEO(検索エンジン最適化)に弱く、自然検索の流入は少ない
ランディングページの大きな弱点は、SEOに不向きな構造であることです。これには主に3つの理由があります。
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【SEOに不向きな理由】
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このような理由から、LP単体で自然検索からの集客を期待するのは現実的ではありません。
広告費をかけることが不可欠
前述のとおり、ランディングページは単独での集客力が低いという特性があります。そのため、ランディングページを活用する場合はリスティング広告やSNS広告といった有料広告への投資が欠かせません。広告費は継続的にかかるコストであり、ランディングページ制作費とは別に予算を確保する必要があります。特にBtoB向けの高額商材の場合、クリック単価が高くなりやすく、広告費が想定以上に膨らむリスクもあります。
運用を成功させるには、「制作費+広告費+運用費」のトータルコストを踏まえ、費用対効果をしっかりと計算したうえで投資判断を行うことが重要です。
効果的なランディングページ(LP)の作り方
成果の出るランディングページを作るには、事前の設計が重要です。ここでは、効果的なランディングページを作るための基本的な2つのステップを解説します。
STEP1. 目的とターゲットを決める
まずは「誰に」「どのような行動をとってほしいか」という目的とターゲットを明確に設定します。この軸がぶれてしまうと、デザインや文章に一貫性がなくなり、読者が離脱する原因になるからです。目的を一つに絞り込むことで、読者に迷いを与えないページに仕上がります。
ターゲットを決定する際は、ペルソナを設定するのがおすすめです。ペルソナとは、「35歳、IT企業のマーケティング担当、部下2名、予算決裁権あり」などを設定した具体的な人物像のことです。ペルソナを深く分析することで、顧客がどのような課題を抱え、どのような言葉に心が動くのかを想像しやすくなります。
STEP2. ランディングページ(LP)の基本構成を決める
目的が決まったら、次は読者をスムーズに成約へと導くための構成を考えます。ランディングページは基本的に、ファーストビュー、ボディ、クロージングの3部構成で作られます。

ファーストビュー
ファーストビューは、ページを開いたときに最初に目に入る部分です。このスペースでは主にキャッチコピーやアイキャッチ画像が使われます。商品やサービスの特徴を一目で分かるようにし、続きを読みたくなるような工夫が大切です。また、商品購入や問い合わせといった具体的なアクションを促すCTAボタンが配置されることがあります。
ファーストビューは訪問者の興味を引き、ページの下部まで読み進めてもらうきっかけとなる部分です。視覚的にインパクトがあり、分かりやすいデザインが求められます。
ボディ
ボディは、ページの中心となる部分で、商品やサービスの詳しい説明をします。ファーストビューで興味を持ったユーザーに対して、より具体的な説明を行います。ユーザーが抱える問題とその解決方法を示したり、商品の特長や使い方を分かりやすく伝えたりします。文章だけでなく、画像や図を使うと効果的です。
クロージング
クロージング部分は、ページの最後の部分です。ユーザーを最終的な行動へと導く重要な役割を持ち、再度製品やサービスの価値の強調や、行動を起こすことの具体的なメリットを明確に示します。クロージング部分では、ユーザーの不安や疑問を解消し、スムーズな決断を後押しすることが重要です。製品の保証やサービスサポートなどユーザーを安心させる情報も盛り込むのも有効です。
STEP3. ランディングページ(LP)のデザイン作成
基本構成が決まったら、いよいよページの見た目を作る工程に入ります。デザインには、色選びや文字の大きさ、図解の配置など、視覚的な要素を整える作業が含まれます。
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【デザインで意識するポイント】
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ボタンのデザイン一つで、読者の反応は大きく変わります。マウスを置いたときに色が変わるなどの仕掛けも、行動を促すのに有効です。安心感を与え、自然とクリックしたくなる形へと整えていきます。
STEP4. ランディングページ(LP)の定期的な分析と改善
一度で完璧なページを作るのは、プロの担当者でも難しいものです。公開後はデータに基づいた分析と改善が必要です。改善の際は、複数の案を比較する「ABテスト」を取り入れましょう。個人の経験や勘に頼るのではなく、客観的な数字をもとに修正することで、着実に成果を伸ばせます。また、この際に意識したい指標は、成約率を指すCVR(コンバージョン率)です。計算式は「成約数÷訪問者数×100」で求められます。 一度作って終わりにせず、読者の反応を見ながらページを育てていく視点を持つことが重要です。
関連記事: ABテストとは?やり方やメリット、役立つツールなどをわかりやすく徹底解説
ランディングページ(LP)の構成に欠かせない7つの要素
ランディングページはさきほどご紹介した3つのパートの中に、さらに以下7つの要素を配置していきます。ここではランディングページの構成に必須の7つの要素について解説していきます。

1.惹きつける領域:ファーストビュー
この領域はファーストビューと呼ばれ、メインビジュアルとキャッチコピー、CTAボタンで構成されています。ここではユーザーの期待に応えられるようなベネフィットを端的に盛り込み、「このページを閲覧すれば悩みや課題を解決できるかもしれない」という期待感を持たせるようにしましょう。
なぜならばランディングページに訪れるユーザーの大半は、なにかしらの課題や悩みを抱えているからです。ユーザーのニーズに応える形でページを設計することで、「自身が求めているページだな」という印象を与えることができ、ページを読み進めてもらえるようになります。
メインビジュアルやキャッチコピーの内容は製品やサービスの期待感や信頼感、メリットを押し出した内容にしましょう。3秒以内で何をやっているのかが判断できるような内容にすると、ユーザーに製品やサービスの強みが伝わりやすくなります。
2.共感させる領域
この領域では、「こんなお困り・お悩みはありませんか?」と問題提起を図り、「共感させる→解決させる」の流れを通してユーザーの興味関心を高めます。ただ製品やサービスの紹介をするよりも、まず最初に問題提起をすることで、ユーザーの気持ちを惹きつけることができます。具体的には以下のような文言を使用し、ユーザーの共感を誘います。
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こんな課題はありませんか? |
3.解決方法を提供する領域
ここでは2の課題解決を図る手段として、自社製品・サービスの紹介を行います。この2と3を組み合わせた「共感→解決させる」という形式を取ることで、ユーザーに「製品やサービスを押し売りされた」という印象を与えることなく、自然にソリューションを受容させることができます。
一例として、クラウドサーカスが提供する国産CMS「BlueMonkey」が制作するランディングページをご紹介します。

2の領域では「Webサイトの運用でこんなお悩みありませんか?」と投げかけ、マーケティング部門や広報部門の課題を可視化し、ユーザーの悩みに寄り添っています。そして3で自社のサービスの紹介を通して、問題解決を図れるツールであることをPRしており、サービスを導入するメリットを効果的に示しています。
4.行動させる領域:中間コンバージョン
中間コンバージョンとは、まだ問合せをする段階ではないものの、積極的に情報収集を行う検討度の高いユーザー層を拾い上げるため、価値のあるコンテンツを提供する代わりにユーザー情報を取得するコンバージョンコンテンツを指します。
ランディングページに訪れたユーザーの多くは、購買意欲の低い見込み顧客であることがほとんどです。そのため商談や見積もりなどが発生する問い合わせはハードルが高く、Webサイトに訪れてもそのまま離脱してしまう傾向があります。
そこで比較的アクションしやすい中間コンバージョンを用意することで、情報収集段階のリードを獲得でき、継続的なリードの育成が可能になります。中間コンバージョンは具体的に以下のようなコンテンツを指します。
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5.メリットを感じさせる領域:具体化
製品・サービスの具体的な説明を行います。ここで注意したいのは、製品やサービスの機能を説明するのではなく、製品やサービスの導入を通して「なにが実現できるのか」を記すように意識しましょう。そうすることで、競合他社にはない自社だけが提供できる価値を客観的に示すことができます。数値や金額などのデータを定量的に打ち出すとさらに説得力が増します。
6.安心させる領域:事例紹介
製品・サービスの説明後には、すでに自社の製品やサービスを利用しているお客様の声や導入事例の掲載をおすすめします。ページに訪れたユーザーの中には、「導入して本当に成果が出るのか不安」「実際に導入した企業のレビューを読みたい」といったニーズが存在します。導入担当者の感想や、有名企業での採用例を紹介することで、そのようなユーザーの不安を和らげ、安心感を与えられます。導入事例を載せる際は、ターゲット層と同じ業種をピックアップし、その業界で生じやすい課題を例として取り上げると効果的です。
なお導入事例を制作する際は、下記の項目を意識すると導入経緯から成果獲得までのプロセスを相手にわかりやすく伝えられます。
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7.行動させる領域:CTAボタン
CTAボタンとは、Call To Action(コール トゥ アクション)の略称で、ランディングページに訪れたユーザーに対して、会員登録や資料請求などの特定のアクションを促すテキストやボタン、画像などのリンクを指します。このCTAボタンはデザインや配置場所によってコンバージョン(CVR)率に大きな影響を与えることから、非常に重要な要素のひとつです。CTAボタンの制作や改善をする際は以下のポイントを意識して取り組みましょう。
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どれほどランディングページの内容が良かったとしても、CTAボタンがわかりにくい場所にあったり、ボタンが目立たなければ成果には結びつきません。購入の後押しとなるようにCTAボタンの最適化を図りましょう。
関連記事: CTA(行動喚起)とは?マーケティングにおける意味やWebサイトに配置するポイントなどを解説!
さらにランディングページ(LP)の効果を高めるために
ランディングページの効果を高めるために、さらに押さえておきたいポイントを解説します。
「ページ表示スピード」の改善を行う
ランディングページの最適化において、ページ表示スピードは最も重要な要素の一つです。数秒の遅れが大きな機会損失を招きます。実際、Portentの「ウェブサイトの表示速度に関する調査結果(2022)」では、BtoBサイトの場合、1秒で読み込まれるページのコンバージョン率は、5秒かかるページの3倍だったという結果が出ています。BtoCサイトでは2.5倍という結果も出ており、業界を問わずページスピードは重要な要素です。
画像のデータ容量を小さくしたり、不要なデータを整理したりして、快適に読める環境を整えることが大切です。スムーズに動くページは、読者にストレスを与えず、サービスへの安心感にもつながります。
フォームの最適化
フォームの最適化は、ランディングページの成約率を上げる重要なポイントです。入力項目は必要最小限にしましょう。多すぎる項目はユーザーの負担になってしまい、離脱を招く原因となります。そのほかにも適切な文字サイズや十分な余白、適切なエラーメッセージの表示など、ユーザーにストレスをかけない工夫が大切です。フォームの最適化により、スムーズな入力が可能になり、成約率の向上につながります。
関連記事: EFOとは?重要性から対策メリット、効果が高い改善施策までわかりやすく紹介
関連記事: LPOとは?意味やツール活用のメリット、進め方や事例などを解説!
レスポンシブ対応の導入
レスポンシブ対応とは、ユーザーが閲覧するデバイスの画面サイズに応じて、Webページのデザインやレイアウトを最適化して表示させる技術です。さまざまな端末からのアクセスに対応することで、より多くの人にスムーズに情報を届けられます。レスポンシブ対応により、ユーザー体験が向上し、コンバージョン率の改善にもつながります。
ランディングページ(LP)制作ならBlueMonkey

ランディングページの作成にあたって、専用のツールは必須ではありませんが、活用することで効率的に制作できる場合があります。以下ではランディングページをBlueMonkeyで制作するメリットについてご紹介します。
LPテンプレートで簡単作成
BlueMonkeyでは、コンバージョンの獲得がしやすいランディングページをテンプレート化しています。必要素材を用意するだけで、すぐに制作・公開が可能。公開後の編集も簡単に行えます。
業種・目的別に豊富なテンプレートを揃えており、中でも特筆すべきは顕在層と潜在層用のテンプレートがそれぞれ用意されている点です。顕在層とは、自社が扱うジャンルに興味があり、具体的な商品やサービスを比較検討している段階の層を指します。潜在層は悩みや課題がありながらも、今すぐに解決する必要性を感じておらず、解決に向けて行動を起こしていない層を指します。このように顕在層と潜在層には明確な違いがあるため、ターゲットごとにランディングページの見せ方や表現も当然変わります。


それぞれの層に合わせたテンプレートを使用することで、ターゲットに効果的なアプローチが可能になります。
操作性にも優れ、文章や画像の入れ替え、色の変更、レイアウトの調整などをドラッグ&ドロップで簡単にカスタマイズできます。レスポンシブデザインにも対応し、テンプレートを利用するだけで専門知識がなくても、見栄えの良いランディングページを短時間で作成できます。
ページ複製機能でA/Bテストの実施が容易

A/Bテストとは2つの異なるバージョンのページを用意し、どちらが効果的かを検証する方法です。たとえばヘッドラインやボタンの色、画像の配置などを変えたページを作り、それぞれの成果を比較します。BlueMonkeyではページ複製機能により既存のページを複製し、一部を変更するだけで別バージョンの作成が可能です。
複雑な設定は不要で、テスト用のURLも自動で発行されます。結果の分析もツール内で行えるので、A/Bテストによってどの要素が効果的だったかを簡単に把握でき、継続的な改善が実現します。
データ分析機能を搭載
BlueMonkeyはアクセス解析ツール「Google Analytics」の設置が可能です。ページ単位での個別設定が行えるなど、各種スクリプトを自由に設置できるため、サイトのアクセス数や滞在時間、流入元・離脱先などの詳細なデータを簡単に分析できます。これらのデータを活用することで、ランディングページの弱点を見つけ出し、効果的な改善を図れます。
詳しくはこちら:CMS『BlueMonkey』公式サイト
まとめ|ランディングページ(LP)でCVを強化しよう!
本記事ではランディングページの基礎知識からホームページとの違い、効果を高めるコツなどを解説しました。ランディングページはコンバージョン獲得に特化したWebページです。一度作ったら終わりではなく、継続的な見直しと改善を重ね、コンバージョン率を高めていきましょう。
BtoBマーケティングで成果を出すには、ランディングページに加えてホームページの制作が欠かせません。クラウドサーカスではCMS「BlueMonkey」を活用したホームページ制作から運用サポート、リード獲得支援まで、ワンストップでサービスを提供しています。お客様の目標や目的に応じて必要なツールのご提案も可能です。ご興味のある方はぜひ資料をご覧ください。
CMS『BlueMonkey』とホームページ制作の資料: ダウンロードはこちらから


