ABテストツールのご紹介
最終更新日:2024/05/16こんにちは!Mtameの洪です。
ここまで、CROの概要からEFOまで、改善にまつわるお話をしてきました。
本日はABテストについて解説します。
- この記事で学べること
・ABテストとは何かがわかる
・EFOについて、まず最初にすべきことがわかる
ABテストとは
ABテストとは、特定のwebページでAとBの2パターンのクリエイティブを用意して、ユーザーの反応の違いを確認し、より効果的なクリエイティブを選択していくマーケティング手法のことを指します。
たとえば、キャッチコピーの文言を変えてみたり、ボタンの形や色を変えるような、一部分だけを変更した二つのクリエイティブを用意して、そのどちらの効果が高いのか、どちらが最終的に遷移率が高いのかを検証し、遷移が高かったほうを採用していくことでABテストを行います。
ABテストと近いテストの手法として、スプリットランや、多変量テストなどもありますが、今回の解説では割愛いたします。
また注意点として、ABテストはある程度ターゲットがサイトに流入していないと効果を発揮しません。あくまで目安ですが、PV数が2000を超えたページであれば、ABテストに取り組むと効果があるといわれています。そのため、まだまだ集客が足りないと感じている方は、広告やSEOなどで、アクセスを増やす施策を先に始めるのが良いでしょう。
ABテストがよく実施される箇所
ABテストと一口にいっても、テストをする箇所はたくさんあります。
そこで今回は、その中でもよくテストされる箇所について3つご紹介します。
・ファーストビュー
ファーストビューは、ユーザーが初めてサイトに来た時に目にする場所です。ここでは、メインビジュアルの文言を変えたり、画像のテイストを変えるなどのクリエイティブのテストを行います。
前回の記事(リンク貼る)でも優先的に改善をすべきとお伝えしましたが、閲覧数が多い部分なのでABテストで訴求を比較するのも有効な手段です。定期的にテストしていきましょう。
・イメージ画像
たとえば、製品ページで使う画像の中の文言や、そもそもの画像を入れる位置や大きさを変えてテストを行います。
特に閲覧数の多い重要なページにおいて、イメージ画像を比較したり、広告のランディングページでサービスのイメージの画像を差し替えるなどの手段が有効です。
・CTAボタン
CTAとはCall To Actionの略で、最終的なお問い合わせに行くための導線(主にはボタン)です。たとえば「お問い合わせはこちら」のようなボタンのことを指します。
このボタンの文言を変えたり、色を変えて目立つようにしたりなど、2つのクリエイティブをテストします。
ボタンが目に止まらなかったが故に最終アクションまで到達しなかったり、文言がユーザーの行動を促すために適切でなかった際の改善をするために、いくつかのパターンを用意してテストを行います。
さて、具体的にはこの3つの中でどこから改善していくのがよいのでしょうか?
以前の記事でもご紹介したとおり、まずは現在コンバージョンする際に課題になっているページやネックになっている箇所を特定し、そこから改善していくことをおすすめします。
また、テストをしたい箇所が離れていれば、2つのテストを同時に進行することで、時間の短縮ができます。まずはデータを元に仮説を立て、ネックになっている箇所を特定し、テストしてみてください。
またBlueMonkeyをご利用の型で、もし具体的に知りたい場合は様々なサポートをご用意しているので、お気軽に弊社担当までご連絡ください。
無料で使えるツール
ABテストは無料で使えるツールも存在します。
たとえば有名なものでは、GoogleオプティマイズというGoogleの公式ツールなどがあります。
Google オプティマイズに登録し、Google Analyticsと連携してタグを設置することで簡単にABテストを行うことができます。
今回の記事では詳細は割愛しますが、こちらも「使い方がわからない」というCMS BlueMonkeyもしくはBowNowをご利用のお客様は、一度担当者までご相談いただければと思います。一部有料になってしまいますが、お手伝いいたします。
前の記事:EFOについて
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