SEOにおけるコンテンツの重要性について
最終更新日:2024/05/16こんにちは!Mtameの洪です!
今回はWebサイトの運用では避けて通れない、コンテンツの運用についてお話しします。
- この記事で学べること
・Googleがどういった観点でSEOを考えているのかがわかる
・どんなコンテンツがよいのかがわかる
・コンテンツ作成に取り組むことができる
なぜコンテンツ作りが重要なのか
前回までに、SEOの考え方について学んできました。SEO対策は大きく分けて、「コンテンツ施策」「内部対策」「外部対策」の3種類があるという話をしましたね。
この中でも、「コンテンツ施策」はユーザーの利便性や情報の有益性に直接関わる部分で、優先順位が高い項目です。
逆に、いくら外部対策や内部対策を行おうと、ベースとなるコンテンツがなければ離脱の原因にも繋がります。
そのため、Webサイトの構造上の問題がなければ、まずは良質なコンテンツづくりを最優先で行うようにしてください。
良質なコンテンツとは
では、具体的に良質なコンテンツとはどういったものを指すのでしょうか?
コンテンツの種類にもよるので一概には言えないところもあるのですが、あえて一言で言うならば、「読了前のユーザーが悩みが解決され、次のアクションに繋がるようなコンテンツ」と言えるでしょう。
コンテンツを探してくるユーザーは何かしらの「困りごと」もしくは「関心ごと」があって検索を行います。そのユーザーに対して、適切な内容及び分量の情報を与え、次の行動に進めることができるコンテンツこそが、良質なコンテンツと呼べるのではないです。
例えばSEOを意識してキーワードを詰め込みすぎたり、余計な情報を詰め込んでボリュームアップさせているコンテンツも時々見受けられますが、長期的な視点で見れば低評価となってしまいます。
実際に、Googleのアルゴリズム(順位を決めるルールのようなもの)の変動で、順位が下がってしまうコンテンツは、ただ文字数だけが多かったり、過剰なSEO対策を行なっていることが見破られてしまう、といったケースが多いです。
小手先のテクニックに頼るのではなく、まずは顧客を解像度高く理解した上でコンテンツ設計を行い、内容の作り込みに進む必要があります。
社内のコンテンツを流用する
コンテンツを作る上でもっとも多い悩みが、『コンテンツのネタ不足』です。
特にBtoBの業界では、良質なコンテンツを作ろうにも、Web担当者さんは営業の現場に出る機会が少なかったり、専門的な内容を0から勉強してコンテンツにする時間がない、という悩みをよく聞きます。
そんな時は、社内にあるコンテンツを流用する事で、手軽に良質なコンテンツを作成しましょう。
社内の資料は、これまで現場の方々が顧客に合わせて改善を重ねてきたものです。そのため、内容もある程度はストーリー仕立てになっているものが多く、流用すれば質の高いコンテンツになります。
特に、以下のようなコンテンツはとても汎用性が高く、様々な発信コンテンツに転用が可能です。
・営業の提案資料
・過去のセミナー資料
・専門領域の技術資料
・新人研修用の資料
・過去に出版した書籍
これらのテキストやグラフを引用することで、手間をかけずに有益なコンテンツを作成することが可能です。
※絶対に外部に出すのがNGな情報は、事前にチェックするようにしましょう。
灯台下暗しなコンテンツアイデア
コンテンツのアイデアの一例をご紹介してきました。
自分にとっては当たり前の情報も、他の人にとっては有益であることが多々あります。自身の身の回りに発信できるコンテンツがないか、ぜひ探してみてください。
そういったコンテンツが、ユーザーの課題解決となり、SEOにも繋がっていきます。
また、コンテンツはWebサイトに限らずメルマガやSNSなどにも活用ができます。1つの媒体に限定せず、自社にあるコンテンツをできるだけ多くの人に届けるために様々な媒体から発信していきましょう。
良質なコンテンツには適切な内部リンクが不可欠です。続いての記事では内部リンクの重要性とSEOへの影響について解説いたします。
次の記事:内部リンクの重要性
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