全8レベル126項目!メソッドの概要と活用企業の声をご紹介

デジタルマーケティングの施策は点ではなく線、更には面で考えることが重要です。例えばWeb制作は「作って終わり」ではないからこそ、制作したWebサイトをどう有効活用するか、他の施策とどう相乗効果を生むかまでを踏まえて実施することが重要になります。ただそうは言っても、具体的に何から考えて、どう推進していけばよいのかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方々に向けて、クラウドサーカスではデジタルマーケティングの成功法「DPOメソッド」を作成しました。このメソッドを使うことで、BtoB企業が自社の現在地を知り、次に何をすればよいのか、将来的に何をやっていくべきかを理解することができます。
本記事では「DPOメソッド」の概要と実際の活用事例をご紹介します。弊社のツールをご利用でない方も対象としてまとめておりますので、「Web制作後の運用方法に不安がある」「デジタルマーケティングに取り組みたいけど何から始めたらよいのかわからない」という方は、ぜひご覧ください。
目次
クラウドサーカスのノウハウがつまった「DPOメソッド」とは?
クラウドサーカスでは、全8レベル126項目の「DPOメソッド」という独自メソッドを活用し、デジタルマーケティングの活用を推進したいと考えている利用企業様の成長をサポートしています。このサポートは、CMS「BlueMonkey」を導入し、ホームページを制作してくださったお客様に限りご提供している伴走型の支援です。
DPOとは「Digital Process Optimization /デジタルプロセスオプティマイゼーション」の略です。Optimizationは「最適化」を意味し、「最新」だけではなく「最適」なマーケティングを推進する意図が込められています。
DPOメソッドでは、デジタルマーケティングのゴールを「有効な商談数の増加」と定義し、Webを起点とした引き合い数はもちろん、商談数を最大化するために必要な活動を一覧にしています。
このメソッドの確立には、クラウドサーカス社自身の経験と、2,400社を超えるお客様のデジタルマーケティングを支援してきた経験が活かされています。当社もかつては属人的なアウトバウンド営業を中心に行っていましたが、デジタルツールやマーケティングノウハウを活かしたインバウンド営業を推進し、変革をしてきました。
DPOメソッドは、これらの経験から導き出したBtoBデジタルマーケティングが成功するための道標を可視化したものです。デジタルマーケティングの体制がまだ整っていない企業様でも、このテンプレートに沿って施策を実施すれば確実に成果を出せる ようになっています。
各社の状況に合った8つのレベル分けで実行をアシスト
以下は、本格的にデジタルマーケティングに取り組みたいと思っている企業様によくある悩みです。リソースも少なく効果的な施策もわからないため、何から始めたらよいかで迷ってしまう方が多く存在します。
この悩みに対して一律の答えがあればよいのですが、そもそもデジタルマーケティングにかけられる体制、予算、リソースは企業様ごとに様々です。特に企業のマーケティングのフェーズによって、やるべき施策の優先順位は変わってきます。
そのため、DPOメソッドはデジタルマーケティングの状況に応じた8つのステップを設け、どのような段階にいる企業様も実践しやすい仕組みを構築しています。自社の状況に合ったチェック項目や「何をやるべきか」が明確になり、優先順位を決めて実行しやすくなります。
項目はレベル別に用意してあり、難易度が低いものから上級者向けまで全てで126項目存在しますが、専任の担当が段階的にクリアし、成果を出せるよう伴走するため、安心して取り組んでいただくことができます。
仮にデジタルマーケティングにおける目標が決まっていない場合は、初期に設定したほうが良いためLv1の段階からのスタートになります。その際に、必ず最終目的から逆算して、目標を決め、行動に落とし込む必要があるため、そういった次回アクションが記載してあります。
また、不明点があれば動画で学習もでき、効率的に施策を進めていくことが可能です。やり方がわからず手が止まってしまうと、だんだんと億劫になっていくので、できるだけ躓くことなく進んでいくことが重要だと考えています。
ご紹介したのは一例ですが、以上のようなイメージで自社のデジタルマーケティングの全体像、現在地、次のステップを知ることで「最新なだけではなく最適なマーケティング」を実践できるのが、DPOメソッドの特徴となります。
そもそもなぜ組織にマーケティングが定着しないのか?
前項で「最新」だけではなく「最適」なマーケティングを広めたいという当社の想いをご紹介しました。これは、私たちが多くの企業様にご提案や支援をする中で「新しい技術や手法」を導入しても、思ったような成果を出せない例を私たちが多く見聞きしているからです。
近年では、さまざまなデジタルマーケティング手法が氾濫していますが、最新・流行のツールを導入することで誰もが成果をあげられるとは限りません。BtoB企業が「デジタルマーケティングの定着」や「営業活動のデジタル化」を実現するためには、地道なデータの蓄積やツールを使いこなすノウハウ、最終的に顧客にアプローチする営業の理解・協力など、さまざまな要素が関わります。
このような過程を理解せずに最先端の高度なツールを導入しても、使いこなせず「成果が出ない」「デジタル化を諦める」という負のループに陥ってしまいます。せっかくの可能性が摘まれてしまうので、弊社としてもそういった企業を1社でも減らしたいと考えています。
負のスパイラルに陥らず、デジタルマーケティングを組織に定着させるためには、自社の状況に合った成果の出やすい>施策から取り組み、成果を出すことで周囲の理解を得ていく過程が重要です。私たちはこれをBtoBデジタルマーケティングの「全体最適」であると捉えており、DPOメソッドの根底にある考え方です。
DPOメソッドを活用するメリット
では、DPOメソッドを活用すると具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。例えば以下のようなものが挙げられます。
- 現在の自社のデジタルマーケティングレベルを把握することができる
- クラウドサーカスの経験や支援体験に基づいた効果的な施策を実行できる
- 「何からしていいかわからない」状態が「これから始めれば大丈夫」になる
- リソース、体制、 マーケティング環境が整っていなくても進められる
DPOメソッドの最大の目的と効果は、最終的にデジタルマーケティングが組織に根付くことです。自社の状況に合ったスモールステップを一つひとつ実行していくことで、着実な成果が見込めます。既述のように、レベルごとに自社のやるべきことがわかるため、実行に迷いが出ないのと進捗感を感じることができ、モチベーションも持続しやすくなるのもご好評いただいているポイントです。ひとりWeb担当で悩まれている方などにも、ぜひ活用いただきたいメソッドとなっています。
DPOメソッドはどんな企業に向いている?
DPOメソッドは、BtoB分野の顧客開拓に特化してノウハウを構築しており、BtoB企業であればさまざまな業種・業界に適用できます。
ただ、その中でも今、特におすすめしたいのは製造業の企業様です。製造業は、ITスキルのある人材の不足などにより、デジタル化が遅れている業界のひとつです。また、商流の複雑さやリードタイムの長さなどから、製造業に適したデジタルマーケティングのノウハウを確立している会社が少ないという課題もあります。
そもそもクラウドサーカスでは、製造業のWeb制作、Webマーケティングでも多数の支援実績があり、DPOメソッドを活用した製造業のデジタルマーケティングにも対応できます。むしろ製造業や商社の方々への支援の中で生まれたものと言っても過言ではないほど、現場の支援の内容を反映した内容となっています。
Webリニューアル×DPOメソッドが効果的な理由
CMS「BlueMonkey」のサイトをご覧いただいている読者の皆様の中には、Webサイトのリニューアルを検討している方も多いと思われます。
Web制作だけを考えれば、CMSによる更新性、セキュリティ、デザインのクオリティなどが制作会社を選択する大きな判断材料です。しかし前述のように、それだけではデジタルマーケティングの全体像を見据えていない「部分最適」になってしまう恐れがあります。
例えばWebサイトをリニューアルする目的が「Webからの集客を強化し、営業活動のDXに取り組む」ことであるなら、デジタルマーケティング全般のノウハウを持ち、支援できる会社を選ぶのがよりよい選択肢といえます。そして中長期的な視点で施策を設計する際にも、DPOメソッドは有効なツールとして利用いただけます。
せっかく大きな投資をしてWebリニューアルをするならば、全体最適の観点からしっかりと設計をし、成果を最大化してほしいと考えています。そのため、Web制作を実施する際にもDPOメソッドの導入は非常におすすめです。
Web制作後にDPOメソッドを活用して成功したお客様の事例
ここからは、実際にCMS「BlueMonkey」を使用してWebサイトを制作したあと、DPOメソッドを活用して成果を挙げているお客様の事例をご紹介します。
見積依頼が年数件から120件に大幅増!|株式会社CHAMPION CORPORATION様

精密金属部品の製造・販売を手がける株式会社CHAMPION CORPORATION様は、10年ほど前に制作したWebサイトが老朽化し、「何をやっている企業かがわかりにくい」という課題を抱えていました。社名検索以外でのヒットが少なく、Web経由の問い合わせは年間数件程度。CMS未採用のため、更新のたびに業者に依頼し、費用が発生する状況でした。
そこで、ホームページのリニューアルを行い下記の施策を実施します。
|
この結果、Web経由の見積もり依頼件数が年間約120件へと大幅増加。特に、通常の営業では獲得が難しい大手企業や研究機関からの新規問い合わせ・新規取引が増加。年間5~10件の新規取引につながり、Webサイト関連の投資を回収できるほどの利益を生み出すまでに成長しました。
詳しくはこちら:見積依頼が年数件から120件に大幅増!Webサイトが商機を広げる営業マンに|株式会社CHAMPION CORPORATION
問い合わせが10倍に!BtoBのニッチな専門業界でもWebマーケティングの効果を実感|株式会社ナレッジワイヤ様

医療系の学術分野に特化した著作権コンサルティングを手掛ける株式会社ナレッジワイヤ様は、ターゲットとなる業界が限られていることから、新規顧客の獲得に課題を抱えていました。ブログコンテンツは一定のアクセスを得ていたものの、それが問い合わせにつながることがなく、既存のサイトは自作したものであり「本当にお客様が求めている内容なのか」という疑問や、進化するWeb技術に対応し続ける限界も感じていました。
そこでWebサイトのリニューアルを実施。外部の視点を取り入れながら、以下の施策を実施します。
|
この結果、有効な問い合わせが年数件から月に10件近くに大幅増加。ニッチな業界における年間数百社というターゲット規模を考えると、この変化は劇的でした。資料ダウンロードをした半数近くから問い合わせが来るようになり、Webマーケティングの有効性を実感できたと語られています。
詳しくはこちら:問い合わせが10倍に!BtoBのニッチな専門業界でもWebマーケティングの効果を実感/株式会社ナレッジワイヤ
CMS+Webコンサル・広告でその時々に最適な施策を実現|株式会社レスターコミュニケーションズ様

映像・音響・情報通信に関するソリューションを提供するエレクトロニクス商社・株式会社レスターコミュニケーションズ様は、複数の商材を扱うなかで「回遊性を上げる」「検索性を高める」など、その時々で異なる課題や目標に直面していました。
そこで同社は、ホームページのリニューアルに加えて、データベース機能「Plusdb」、Webコンサルティング、Web広告運用など、幅広いサービスを組み合わせながら、以下の施策に取り組みました。
|
この結果、PV数・セッション数、CVともに右肩上がりで成長。特に2021年にはCVが前年の1.7倍へと増加しました。Webマーケティングのノウハウを社内で蓄積することで、組織全体がホームページ施策やオンラインからの新規顧客獲得を意識するようになり、コンテンツ作成の重要性への理解も深まったと語られています。
ホームページ制作会社を選ぶポイント
ホームページ制作会社を選ぶ際は、単に安さや知名度だけで判断するのではなく、自社の目的を達成するために、適切なパートナーを選ぶことが重要です。
会社の得意分野や実績を確認
制作会社ごとに得意領域は異なります。BtoB企業のコーポレートサイト構築に強い企業、ECサイト構築で圧倒的なシェアを持つ企業、デザイン・ブランディングに力を入れる企業など、それぞれの強みは多様です。依頼する際は、自社の課題解決が得意な企業を見つけることが重要です。
チェックポイント
|
制作後のサポートはあるか
ホームページが公開できても、定期的なコンテンツ更新、市場や競合環境の変化への対応、検索エンジン最適化(SEO対策)の継続改善など、継続的な施策が必要になります。制作会社が「制作して終わり」ではなく、継続的なサポート体制を整えているかどうかも、選ぶうえで大切なポイントです。
チェックポイント
|
長期的に関係構築ができそうか
ホームページ運用は、単発のプロジェクトではなく継続的なパートナーシップが求められます。数年単位での関係構築を視野に入れ、企業との相性を判断することが大切です。
チェックポイント
|
メールや電話への返信速度、質問に対する丁寧さのほか、業界への理解度や公開後の体制や長期的なパートナーシップを前提に考えているかどうかなどを加味して検討するのがおすすめです。
正しくやれば成果が出るからこそ、成功メソッドが重要
冒頭でもお伝えしたように、デジタルマーケティングは線や面で考えることが重要です。また、セオリー通りに実行さえできればる程度の成果が見込めます。だからこそ弊社は、DPOメソッドのようなロードマップを作り使っていただくことで、より多くの企業の力になれればと考えています。
Web制作ひとつとっても、Webサイトからの成果をさらに高めるために制作会社を選定する際は、ツールの機能やデザインの実績だけでなく、「公開後の運用を踏まえた提案をしてくれるか」にも注目しましょう。デジタルマーケティングに適したサイト設計をしてくれる会社、公開後もデジタルマーケティングの実行・成功をサポートしてくれる会社を選ぶことは、最終的に成果を得るための近道となります。
弊社もデジタルマーケティング支援を軸としたいち制作会社ではありますので、お役に立てることがありましたらお気軽にお問合せください。
この記事を書いた人
クラウドサーカス株式会社 ウェブプロモーション事業部 部長
長谷川 潤
プロフィール
1979年生まれ 福島県出身。アパレル業界でキャリアをスタートし、ECサイトの立ち上げと運用を通じてWebマーケティングの世界へ。その後、デジタルマーケティング領域の専門性を深めるべく、スターティアラボ株式会社(現:クラウドサーカス株式会社)に入社。2009年以降、10年以上にわたりBtoB企業向けのWebサイト構築を手がけ、コンバージョン最大化を軸に多数のプロジェクトを支援。2023年からはウェブプロモーション事業部の責任者として、新規顧客獲得を目指すBtoB企業のマーケティング活動を牽引しています。



