製品サイト構築&コンテンツ戦略でPV数約3倍・約60件の案件化を実現!|ダイジェット工業株式会社様

超硬工具の一貫生産・販売を手掛けるダイジェット工業株式会社様の取り組み事例をご紹介します。
企業情報と製品情報が混在したWebサイトの検索性や情報導線に課題を抱えていた同社は、BlueMonkeyを活用し、製品情報に特化したWebサイトを構築。
その結果、サイトへのビジター数が増加し、新規受注獲得にも繋がっています。
Webサイトのユーザビリティ改善やコンテンツSEOにより、BtoBマーケティングを強化したい企業様は、ぜひ参考にしてください。
ダイジェット工業株式会社(登記社名:ダイジヱット工業株式会社)
https://www.dijet-tool.com/事業内容 | 超硬工具を原料から完成工具まで一貫生産・販売する超硬専業メーカー |
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従業員規模 | 301~1,000名 |
サイトカテゴリ | サービスサイト |
目次
支援前の課題(Before)
検索性の低いWebサイトとタイムリーな情報更新ができない課題
ークラウドサーカスが支援する前の課題を教えてください。
ダイジェット工業様:
以前のWebサイトは、IRや採用などの企業情報を発信するコーポレートサイトと商品サイトが一体となっており、新製品を発売年でしか探せない構成でした。
知りたい情報への導線がわかりにくく、社員でさえ自社製品のページにたどり着けないこともありました。
お客様にとっても使いにくいサイトであったと思います。
また、新製品情報の追加など、サイトの更新作業はすべて業者に依頼する必要があり、タイムリーな情報発信ができていませんでした。
私は、当社の営業企画室という部門で、営業を代表して製造や技術部門とやり取りをしています。
展示会の企画やカタログ作成などを担当するほか、MA(マーケティングオートメーション)を活用したWebマーケティングにも取り組んでいます。
MAは、2020年のコロナ禍の中、当社の海外拠点であるドイツにいた際に取り組み始めました。
そこでの経験を通じて、Webマーケティングを通して成果を出せることを確信していたため、製品情報を整理してWebサイト上で見せる必要性を強く感じていました。
実施した施策
製品専用サイト構築と継続的なコンテンツ更新
ー実施した施策の内容を教えてください。
ダイジェット工業様:
まず、見たい情報にすばやくたどり着けること、自社で更新できるようにすることを目指し、コーポレートサイトから独立した製品専用の紹介サイトを立ち上げました。
CMSの採用にあたってBlueMonkeyを選んだのは、クラウドサーカスさんの電子ブックツール「ActiBook」やMA「BowNow」をすでに活用していた経緯があったからです。
製品サイトの制作段階では、目的の商品ページに数クリックでたどり着けるよう、製品のカテゴリー分けを徹底し、検索性を大幅に向上させました。
また、コンテンツも強化しています。
「自社がどんなことができるのか発信することが重要」というクラウドサーカスさんからのアドバイスを受け、「加工事例」という項目で切削テスト結果を手書きのイラストとともにWebサイト上に公開しました。
カタログも従来のPDF形式から電子ブック(ActiBook)に変更し、新製品が1アイテムでも追加された際はすぐに更新できるようにしています。
このような工夫により、常に最新情報を更新・発信できるようになりました。
製品サイトの土台を整え、更新できる仕組みを作ったあとは、クラウドサーカスさんの運用支援サービスも活用しています。
潜在層にアプローチするコラム記事の制作や、リード獲得につながるホワイトペーパーの制作などで運用をサポートしてもらっており、PV数の増加につながっています。
また、コンテンツを更新した際はメールマガジンで案内を送信。
MAツールでお問い合わせや資料ダウンロードの状況を分析するなど、WebサイトとMAを連携したWebマーケティングに継続的に取り組んでいます。
支援後の成果(After)
ビジター数が約3倍に増加・約60件の案件化に成功
ー施策を実施した後の成果を教えてください。
ダイジェット工業様:
以前の製品ページのアクセス数は、月間7,000ほどで停滞していましたが、製品専用サイト立ち上げ後は、サイトへのビジター数が約3倍に増加しました。
特に、商品紹介ページやカタログの閲覧数が伸び、加工事例ページも好評を得ています。
実際に当社製品を試してみたいというユーザーも増加し、新規受注獲得にもつながりました。
ただ、このような成果を挙げるまでに、試行錯誤する期間もありました。
当初、リードを獲得するため、カタログ閲覧の前にフォーム入力を必須条件として設けていましたが、離脱者が多くなり、うまくいきませんでした。
そこで、フォーム入力を不要としたところ、カタログの閲覧数が大幅に増加しました。
また、Webサイトでアクションしたリードに対する営業からのアプローチも、はじめはあまりできていませんでした。
しかし、Webサイト経由の案件化実績が徐々に増えるとともに、営業のアプローチからトライアルへつなげる流れができるようになり、前期はWebサイトから約60件の案件を生み出すことができました。
今後の展望
5万PV達成とCV率のさらなる向上を目指して
ーホームページ運用やWebマーケティングに関する今後の課題・展望を教えてください。
ダイジェット工業様:
今後はさらなるビジター数の増加を図るとともに、導線を整理し、コンバージョン率も向上させたいと考えています。
具体的な目標のひとつとしては、月間5万PVの壁を突破することを目指しています。
また、現在の製品サイトは、在庫がある標準品の紹介が中心ですが、今後は受注生産の紹介も強化する予定です。
お客様が試してみたい・相談してみたいと思えるようなコンテンツを増やし、お問い合わせにつなげていきたいと考えています。
今後も、取り組みたいことはたくさんありますが、営業企画室のメンバーは、さまざまな業務を兼任しており、現状ではWebマーケティング専属の担当を設けられる状況ではありません。
そのような中でも、継続的に成果を出せるよう、クラウドサーカスさんのサポートをうまく活用していきたいと思います。
お客様の声
お話をうかがった方:ダイジェット工業株式会社 経営企画部副部長 木村様
Webサイトの更新頻度が増えたことで、当社のサイトファンも増加しています。
最初は慣れない作業に戸惑いもありましたが、完成後の効果を見てスタッフ全員が「やってよかった」と思えるようになりました。
クラウドサーカスさんの的確な指導のおかげで、私たちスタッフもWebマーケティングについて深く学ぶことができています。
Webマーケティングは成果が出るまでに時間がかかることもありますが、諦めずに取り組めば必ず成果が出ると確信しています。

クラウドサーカスからのコメント
長年、CMS「BlueMonkey(ブルーモンキー)」を利用してサイト運用していただきありがとうございます。
今回のホームページリニューアルで導線が整理され、さっそく問い合わせがあったとのことで実際に手応えを頂いているようです。
自社の中では当たり前になっていたノウハウやサービスを、改めて強みとして打ち出すことができコンテンツも充実したかと思います。
今後もホームページからの問い合わせが増えるよう、私たちクラウドサーカスも引き続きサポートさせていただきます。