【WebマーケティングとCMSに関する意識調査結果レポート】Webマーケティングでの成果を実感している企業の半数以上がCMS を導入済

近年、企業がWebマーケティングを行うことが当たり前となり、CMSを導入する企業は増えつつあります。
そこで弊社(クラウドサーカス株式会社)では2022年1月にインターネット調査でWebマーケティングとCMSに関するアンケートを実施しました。
本記事では、その調査結果を一部ご紹介します。
目次
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調査サマリ
・半数以上の企業が「自社のWebサイト」にもっとも力を入れており、最も成果につながっていると認識されているのも「自社のWebサイト」
・Webでの情報発信を行っている企業全体で、Webマーケティングの成果を実感できているのはほぼ半数
・Webマーケティングで成果を実感できている企業の9割が定期的にWebサイトの更新を行っている
・Webマーケティングでの成果を実感している企業の半数以上がCMS を導入している
調査概要
調査テーマ:WebマーケティングとCMSに関するアンケート
調査手段:インターネット調査
調査期間:2022年1月
対象者:全国の20~60代男女で課長以上の職位かつマーケティング職種
回答数:507名
回答者の属性
回答数507名のうち、自社で持っている発信媒体についてお伺いし、「自社情報の発信媒体は無い」と答えた方を除く428名の方に本アンケートを実施しています。
アンケート結果
自社情報の発信媒体でもっとも力を入れているものはどれですか?
半数以上の企業が「自社のWebサイト」にもっとも力を入れている
54.9%(235人)が「自社のWebサイト」にもっとも力を入れていると回答し、他の選択肢と大きく差をつける結果となりました。2位は「SNS」で24.3%(104人)という結果です。
企業がWebサイトだけでなくSNSのアカウントを持つことも一般的になり、情報発信の手法は増えましたが、まだまだWebサイトの存在感が大きいことがわかります。
情報発信媒体で成果につながっていると認識しているものはどれですか?
最も成果につながっていると認識されているのは「自社のWebサイト」
ひとつ前の設問と同じく、成果につながっている媒体でも「自社のWebサイト」が半数以上で56.3%という回答となりました。
次に成果につながっていると感じられているのは「SNS」で34.1%という結果です。
「自社メディア」と「ポータルサイト」も含めると74.5%の方がWebサイトからの成果を感じており、Webマーケティングでの重要性が伺えます。
現在Webマーケティングで成果を実感できていますか?
Webでの情報発信を行っている企業全体で、Webマーケティングの成果を実感できているのはほぼ半数
自社の発信媒体を持っていると回答した428人のうち「Webマーケティングの成果を実感できている」と回答したのは50.2%(215人)で、全体のほぼ半数という結果となりました。
定期的にWebサイトの更新が行えていますか?
Webマーケティングで成果を実感できている企業の9割が定期的にWebサイトの更新を行っている
Webマーケティングの成果を実感できている企業(215人)のうち91.6%が定期的にWeb更新を行っていると回答しており、成果を実感できていない企業(213人)と比較すると大きく割合が変わることがわかりました。
Webマーケティングの成果を実感できていない企業では、定期的にWebサイトの更新ができている回答の割合は59.2%(126人)にとどまります。
定期的なWebサイトの更新がWebマーケティングにおいて重要だということが証明される結果となりました。
Webサイトやコンテンツ運用の専任担当がいますか。
Webマーケティングで成果を実感できている企業でコンテンツ運用の専任者がいるのはおよそ6割
Webマーケティングの成果を実感できている企業では「専任がいる」という回答は63.3%(136人)となり、「兼務の担当者がいる」という回答も含めると9割以上の企業でWeb担当者がいるという結果に。「特定の担当者がいない」という回答はわずか5.6%(12人)でした。
一方で、成果を実感できていない企業では「特定の担当者がいない」という回答の割合は20.7%(44人)まで増加します。
Webサイト運営に携わる社内体制が成果に影響を与えることがわかる結果となりました。
CMSを導入していますか?
Webマーケティングでの成果を実感している企業の半数以上がCMS を導入している
Webマーケティングの成果によってCMSの導入率を比較すると、成果が出ている企業では54.9%(118人)、出ていない企業では26.8%(57人)という結果となり、大きく差が出ることがわかりました。CMSの導入がWebマーケティングの成果に寄与していることが伺える結果です。
また、成果を実感できていない企業でも30%の方が「導入したいけれどできていない」と回答しており、CMS導入への需要が伺えます。
まとめ
「WebマーケティングとCMSに関する意識調査結果レポート」からは、従来と比べて情報発信を行う方法が増えた現在でも、未だに「Webサイト」の存在が企業にとって大きいものであることがわかりました。半数以上の企業が最も成果につながっている媒体=「Webサイト」と認識しており、その重要度の高さが伺えます。
また、Webマーケティングで成果を実感できている企業の9割が定期的にWebサイトの更新を行っているという結果からは、Webサイトの定期的な更新の大切さが明らかになりました。
加えて、成果を実感している企業の半数以上において、CMSが導入されているという結果も出ており、Webマーケティング活動における目標達成において、CMSの導入がいかに有効であるかがわかります。マーケティングにおいて、「なかなか成果を出せない…」と伸び悩んでいる方は、一度CMSの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
クラウドサーカス株式会社 ウェブプロモーション事業部 部長
長谷川 潤
プロフィール
1979年生まれ 福島県出身。アパレル業界でキャリアをスタートし、ECサイトの立ち上げと運用を通じてWebマーケティングの世界へ。その後、デジタルマーケティング領域の専門性を深めるべく、スターティアラボ株式会社(現:クラウドサーカス株式会社)に入社。2009年以降、10年以上にわたりBtoB企業向けのWebサイト構築を手がけ、コンバージョン最大化を軸に多数のプロジェクトを支援。2023年からはウェブプロモーション事業部の責任者として、新規顧客獲得を目指すBtoB企業のマーケティング活動を牽引しています。
